姫のバカンしゅ
2001年5月06日
ルーラー:NosKe
参加キャスト
☆ユーニ(デクストラ=イグニス=クレアータ):あんだしょ−
メカを駆使して闘う、自称記憶喪失の女の子。かなり電波っ娘。いちおうクール、のはず。
☆ブレイド(ディアボロス=アルドール=アダマス):トヲル
ヒルダ王女様に個人的に忠誠を尽くす凄腕の傭兵。“白の魔剣使い”の異名を持つ。
☆サティ・ヨーク・ベニマール(コロナ=ステラ=オービス):鳴門音
なかなかレアな血統の持ち主の女性。戦闘では支援を担当。つーか、支援専門。
概要
ある日、ブレイドの仕える所のヒルデガルド殿下がこう宣うた。「海に行きたい!!」 どこで聞いたか知らないが、なんでも、ここからそう遠くないある海辺で、異常気象が発生、半袖一枚でも暑いくらいとゆー話(ちなみに、ブレカナの世界は太陽が薄暗く常冬なので、ふつう夏でも泳ぎません)。で、そこは今や観光名所となっているらしい。ヒルダ様は、そこに行って思う存分泳ぎたいのだそうだ。
が、ヒルダ様はエステルランドの将来を担う御身。臣下たる者ここはお止めするべき、とブレイドは姫を窘める。渋々引き下がる姫様。ところが…。
その夜、ブレイドが家に戻ると、「来ちゃった。てへ♪」と、ばかりに姫様が何故か二階にいらっしゃる。どーやら、城の窓からロープを伝ってやって来たらしい。無茶苦茶な…。そして、海に連れてけ、とダダを捏ねられる。そこにさらに、サティがやってきて姫に味方。押し切られる形で、お忍び旅行決定。
一方その頃、ユーニは、“電波の神”と名乗る者のお告げで、例の海岸に向っていた。何かあるらしい。とにかく行けって。
で、馬車で乗り付ける姫様一行と、遭遇するユーニ。知り合いだから、そのまま合流。んで、街に到着する。
噂の通り、街は一大観光地と化していた。気温もとって高く、汗ばむくらい。姫様は早速「泳ぐぅ!」とおっしゃられる。が、海で泳ぐとゆー風習は一般的でないこの世界。ふつう、水着なんて物は持ってない。裸で泳いでいただく訳にもいかず、水着を買い求めることに。
不埒な台詞を吐く水着屋を成敗しつつ、水着をゲット。殿下には、この水着で海岸で波と戯れていただき、ユーニとサティは情報収集。ちなみにブレイド君は荷物と姫の見張り番(役得?)。
村長さんに話を聞くと、何でもこの異常気象、海水温が異常に上昇しているかららしい。で、怪しい洞窟があり、そこは灼熱なんだそーだ。さらに怪しいうなり声とかも聞こえてくるとか来ないとか。夜な夜な海に怪しい影が浮かぶとゆーはなしも。
して夜。殿下は昼間泳ぎ疲れておやすみ中。それを何故か召還されているレイラ(RLのPC。女性騎士様)に預け、一行は海岸へ。するとあっさり怪しい影登場。
してその正体は、ロヴレンド似のドラゴンでした。本人曰く、「もうすぐ奴を越えられるぜい!」とのこと。「そのためにお前等の聖痕を寄越せ!!」と宴を発動してくる。愚かな…。
で、あっさり撃破。だって、こっちには潜在必殺技(体力ゲージ点滅で〈憤怒〉付き攻撃)を使えばロヴレンドのホンモンを一撃にできるような化け物、もとい凄腕がいるんだもん。そらぁ、死ぬさね。
そんな殺伐としたことは、つゆとも知らず、ヒルデガルド殿下は真夏の海を満喫し、意気揚々と帰路に着いたのでした。めでたしめでたし。
感想
今回は珍しく、ほぼ引退状態だったブレイド君が登場。まあ、経験点が4桁行ってりゃ出番はないわな。ヒルデガルド殿下も、一派的なイメージとかけ離れた『わがままお姫様』だったし。アンダ的にはそっちの方が好きなんだが…。まあ、それは別の話。
どーでもいいけど、迫害されてるなぁ、ユーニ。なんだよ、電波の神って…。まあ、こいつを「電波っ娘」にしたのは、わしゃだけどさ。もうちっと何かあるだろー、ふつう。いいけどね…。