賢兄愚弟
2001年3月16日
ルーラー:NosKe
参加キャスト
☆サティ・ヨーク・ベニマール(コロナ=ステラ=オービス):鳴門音
なかなかレアな血統の持ち主の女性。戦闘では支援を担当。つーか、支援専門。
☆ナハト・ヨーデル(ファンタスマ=マーテル=レクス):もぐら
恐怖の“入れ替え”大魔術の使い手。殺戮者よりも極悪人。ほんまに坊主か…。
☆フローネ(エフェクトス・レクトス):トヲル
妙に露出度の高い服に身を包んだ、美少女。ゴッタードのとこから逃げだして来たらしい。
☆ヴァルセド(フルキフェル=アクア=ルナ):あんだしょ−
東方から流れてきた猫科の獣人。サティにつきまとっている迷惑な男。自己中で、柄悪い。
概要
親戚の家に呼ばれたナハトさん。行ってみると、「そろそろ身を固めたらどうかね?」と、いきなり見合いをさせられる。相手はフローネ。ゴッタードの放った追っ手から匿って貰う代わりに、引き受けたらしい。つーか事情分ってないのかも。ともかく、ナハトさんは「神に仕える身でありますから。」とお断りに。まあ、まだ17だしな。
と、そんなことをしていると、親戚の子どもが病にかかり、倒れてしまったそうな。ナハトさんの祈祷もむなしく、病状は悪化の一途を辿る(だって《病魔克服》ないし。)。そこへ、旅の男が訪ねてくる。「私は旅の僧侶。是非、病人を診せてくださいませんか?」とのこと。試しに診せてみると、あっさり治す。礼を渡そうとすると、「いえ、結構。」と言って受け取らない。仕方ないので、ポケットに勝手に入れてみる。
サティと、それにつきまとっているヴァルセド。とある酒場にはいるのだが、ヴァルセドにたかられるサティ。HPに直接干渉する能力を取らないとゆー信念の持ち主であるので、抵抗できない。そこにさらに、戦士風の男がやってきてサティを口説こうとしてくる。何とか逃げ出すサティ。もてる女の子はつらいねぇ。
そこにフローネとナハトもやって来て、泊まる。サティにたかろうとするヴァルセド。無視して自分だけ部屋を取ろうとするが、その部屋に付いてきそうな雰囲気なので、しかたなしにもう一部屋(馬小屋。)、取るはめに。
で、夜になるのだが、ネズミ返しを越えてサティの部屋に夜這いをかけようとするヴァルセドを余所に、フローネの部屋の外に怪しい気配が。反射的に《元力:波》で攻撃してしまうフローネ。あっさりくたばる破落戸な人々。とりあえず、サティが圧力をかけ、巧くフォロー。事なきを得る。
んで翌朝、何故かその死体をいじっている奴がいる。例の旅の僧侶だった。「怪しいぞ!おまえ!!」とつっこむと、「医療のためにいるんだよ。」とかぬかされる。昨日あった戦士は「兄貴ぃいいいい!!」とか言ってるし。
話を聞くと、どうやらこの兄の方、旧真教の信者ではないらしい。となれば、ナハトさんは黙ってはいない。異端審問官の前で、そんなことを言えばどうなるか…。
煮えたぎる油の入った鍋を用意するナハトさん。そして、石をその中に投げ入れる。「さあ、貴方に神のご加護があるなら、この石が取れるはず!!」といって、兄貴にせまる。だが、横から手が伸びてきて、あっさりと石を取り出す。その手の持ち主はなんとフローネ。フローネの手には火傷の痕も無い(《元力:炎》《元力耐性》でクリットした。)。「貴方は聖女さまに違いない!!!」と、感心するナハトさん。
結局、兄貴も手を突っ込むが、火傷を少ししただけで平気。でもなんかあやしい。
そうこうするうち、次の晩となる。なぜか森の中で人が集まって集会を開いてたり。主催者は例の兄弟。4人がそこに現れると、弟の方が、集まってた人をミンチにして(悪徳)、さらに一行に襲いかかってくる。
つーわけで、戦闘。ヴァルセドが弟相手にド突き合い、ナハトさんとフローネが兄の相手をする。いつも通りサティは支援。ナハトさんは、前回手に入れた『“双蛇の杖”相当の“双蛇の聖書”』を用い、「悔い改めよおおおおおお!!!!!!」と、殴りかかる。フローネは元力を駆使して闘う。ちなみに、サティに「ヴァルセドは悪い奴。」と吹き込まれたため、フローネ的には「悪い人と悪い人が喧嘩してる。」ように見えてたり。
多少、前衛が苦戦するものの、無事、殺戮者はくたばることに。兄の方は、ファミリアの猫をシミュラクラムで盾にして∵心友∵で生き返らすとゆー、どっかで観たことある戦法をとりったりしてたり。
結局、ナハトさんはフローネを「聖女さまです。」といってノエルに紹介し、ヴァルセドはサティにつきまとって、お終い。
感想
なんか、兄の方は殺戮者になった弟を救おうとして、自分も殺戮者になったらしい。そのわりにはちっとも殺戮者らしくないし。あと、煮えた油に耐えたのは、またもシミュラクラムだったらしいのだが、それなら、猫の悲鳴くらい聞けそうなものだが。まあ、いいか。
新キャラのヴァルセド、ワイルドに描こうとした絵が、只の柄悪いあんちゃんになってしまった。それに合わした性格にしようと、「強引で自己中」にするつもりでサティに絡んでたら、只のストーカーになるし。まあ、おもしろいしやりやすいのでいいか。困るのは俺じゃないしな。