回れ右

馬車路


2001年3月13日

ルーラー:あんだしょ−

参加キャスト
レイラ・レットーリ(グラディウス=エルス=アダマス):NosKe
 リザベート配下の女性騎士。銀色のグリフォンを連れている。
サティ・ヨーク・ベニマール(コロナ=ステラ=オービス):鳴門音
 なかなかレアな血統の持ち主の女性。戦闘では支援を担当。つーか、支援専門。
ナハト・ヨーデル(ファンタスマ=マーテル=レクス):もぐら
 恐怖の“入れ替え”大魔術の使い手。殺戮者よりも極悪人。ほんまに坊主か…。
クレア・ロードスター(デクストラ=フィニス=ファンタスマ):トヲル
 “マインドマスター”と呼ばれる心理学者。でも、見た目は美人メイド。なぜに?

概要
 レイラとナハトはリザベートから荷馬車の護衛を頼まれる。なんでも、王都フェルゲンとケルバーを結ぶ交易ルートを最近よく襲われるらしい。

 クレアとサティはたまたま来ていたケルバーから王都フェルゲンへ帰ろうとしていたのだが、商隊の馬車の御者に軟派され、その馬車に乗せて貰うことに。

 とゆーわけで、同じ商隊で出くわす一行。まあ、ありがちではあるが、しかたなし。

 んで、商隊が進んでいくと、後の方から馬に乗っておかけてくる柄の悪い人達。早速山賊の登場だ。しかし所詮はトループ。あっとゆー間に屠られる。

 だがしかし、それで終ったりはしない。飛来した巨大な何かによって、荷馬車の一両が派手に吹っ飛ぶ。丘の上から何者かが攻撃してきたらしい。馬と御者はパニックに陥り、商隊は暴走状態に。そして、丘を下って奴が来る!!

 街道に現れたのは、装甲を施した騎馬に牽かした馬車で、なんと台車の上にバリスタが固定してあるとゆー代物。それに乗って山賊の首領は「良くも子分をおおおおぉぉ!!!!!捧げよ聖痕!!」と叫びつつ、追っかけてくる。なんで、聖痕者だと分ったんだろね…。

 つーわけで、いざ戦闘。全速力で走り続ける馬車で、闘うことに。レイラがファミリアと共に突撃したり、クレアさんがスナイパーライフル(《超巨大武器+雷の杖》)で狙撃したり、ナハトさんが《幻撃》したり、サティが応援したりしてひたすらド突く。山賊の首領ペドロは、《馬上弓》+《連射》でバリスタを撃ってくる。すごいぜI+11。普通に当たっただけでも下手すりゃミンチだ。しかし、バリスタのボルトをレイラが《矢返し》。その恐怖の矢は、ペドロが喰らうはめに。そんなんありか…。
 とゆー風に活躍したペドロではあったが、その最後はさらに壮絶であった…。

 一行の攻撃の前に余命幾ばくもなくなったペドロ。しかし、当然諦めずバリスタを連射する。そこで、サティに向け必殺の一撃を放とうとしたバリスタを、クレアは∵爆破∵しようとする。だが、最後の一撃(∵天の火∵ね。)は放たれてしまう!!
 あわや!と思ったら、何故か矢は真下の馬へ(クレアさんの∵真名∵)。一瞬でミンチになる馬。当然、そんなことになれば馬車は派手に転倒。地面に投げ出されるペドロ。「この程度、効かぬぅうう!!!!」とのたまい∵無敵防御∵しようとする、のだが、ナハトさんの∵真名∵と「んじゃ、その∵無敵防御∵は馬の死体に。」の一言で、ピッカーンと輝き、馬車に巻き込まれても傷1つ付かない馬肉。
 あっさり地べたに叩き付けられた挙げ句、「ガラガラ、ガッッッッシャアアアアアアアアンンンッッッッ!!!!」と転がってくる馬車に「プチッ。」と轢き潰されるペドロ。一行の馬車が走り抜けた遙か後方で、聖痕が解放される。遠ざかる空に向けて登っていく。

 とゆーわけで、一行はほぼ無事に商隊を守って王都フェルゲンにつくことができたのであった。お終い。

感想
 
かなりいい加減なシナリオ。でも、まあ、殺戮者が思いの外派手に死んでくれたので、それなりに楽しめたような気もしないでもない。
 今回のコンセプトとゆーかは、AoCの韓国の固有ユニットの“戦車”である。この“戦車”てっきり“チャリオット”の方かと思ったんだが、どうも、“タンク”っぽいんだよね。四角いし、バリスタで砲撃するし。まあ、最初はイグニスの《馬上弓》を見て、イグニス=アダマスを創ろうかと思っただけど、それでAoCを思い出しただけだったり。一応、ルール的には《連射》さえ付ければ、バリスタだろうがガンガン撃てるようなのだが、PCにはそうそうできんなぁ。


 

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