マースの落日
2001年2月27日
ルーラー:あんだしょ−
参加キャスト
☆カカオ・マース(フィニス=コロナ=エフェクトス):もぐら
マース地方の領主。でも見た目は15才の少女。実は18らしいが大差ないかも。
☆サティ・ヨーク・ベニマール(コロナ=ステラ=オービス):ナルト
めちゃくちゃレアな血統の持ち主な令嬢。戦闘では支援を担当。つーか、支援専門。
☆レイラ・レットーリ(グラディウス=エルス=アダマス):NosKe
リザベート配下の女性騎士。銀色のグリフォンを連れている。
☆ルーティ・プリウス(ウェントス=アクア=ステラ):トヲル
ブレイド君の弟子の女の子。口癖は「大丈夫、大丈夫!!」。
概要
マース地方の領主であるカカオ様の元に、部下から「怪しげな一団が我が領内に侵入してきました。」との報告が届く。なんでもマーテルを信仰しない異教徒共らしい。「異教徒と言えば、乙女を生け贄に捧げたり、悪魔崇拝するのが常。」とゆーいたって偏見に満ちた意見を述べられ、警察機構を動かすことにするカカオ様。教団の代表を館に呼び出し、話をさせるよう使者を出す。さらに自らも奴らの元に赴くことに。
サティは親戚のカカオ様の治める土地とゆーことでマース地方にやって来ていた。とある森を通りかかると、儚げな美女が獣に襲われている。「たすけなきゃなー。」と観ていると、茂みを割って二人の女性が駆けつけている。ルーティとレイラだった。あっさりバーゲストを屠る二人。さらに馬に乗ってカカオ様も現れる。
襲われていた女の人は、怪我をした子猫をかばっていたらしい。気功で直してあげるルーティ。お礼を言う女性の元に「エミリオーネ様ぁ〜〜!!どこですかー!!」と声がかかる。連れの人を置いてきていたらしい。その人に「この人偉い人?」と聞くと、「この方は我が教団、レザリオンの巫女であらせられるエミリオーネ様です。」と宣えられる。どうやら異教徒の集団とはこの人達らしい。「どうです、あなた達も入信しませんか?」と言うので、神の啓示(導きの星)で着いていくことにしたサティ。大量の寄付をちらつかせ、案内させる。
ルーティはヒルデガルド殿下の要請でマース地方にやってきていた。姫は「マース地方に災悪が訪れる」とゆー夢のお告げを受けたらしい。さらに、「キーパーソンはレイラ。」とゆー話なのでレイラを捜していた。
レイラはリザベートに「レザリオン」を調査せよと言う命を受け、この地に来ていた。
とゆーわけで、町で情報収集する二人。町では「異教徒が来たらしいぞ。異教徒言えば乙女の生け贄を(以下略)」とか言ってるだけでめぼしいことは分からない。
サティはレザリオンのテントまで案内される。「もうすぐ集会が開かれるのでそれを見学なさってください。」とのことなので、そうする。カカオ様はその後をこっそり付けている。
で、集会が始まる。教祖とおぼしき男が「マーテルが我々に何をしてくれただろうか?いや、何もしてはくれない!!だが、我等が神は違う。神の巫女たるエミリオーネ様を使わしてくださった!!」とまあ、それっぽい演説をしている。なんでも巫女さんは未来予知ができるらしい。「マース地方に災悪が迫っている!!だがエミリオーネ様のお力を持ってすればそれも回避できよう!」とかなンとか言って、エミリオーネが御神託っぽくのたまい集会を終える。感情を見ることのできるサティは、エミリオーネが無感情に台本を読むかのように演説しているのを察知する。
一報その頃、カカオ様はこっそり教祖のテントに忍び込み、日記を発見、お持ち帰りになる。気づかれないように離脱し、その後、日記を読みながら帰る。重要でないところは破りとり、肝心なとこを捜す。
ルーティ達は町で情報収集するのだが、エミリオーネ様が未来予知をするらしい、とゆー事を聞き付ける。
サティは教祖のヤコブに直で話を聞くことにする。やって来たレイラ&ルーティと共にヤコブの元へ。ヤコブに開教秘話みたいのを聞かされる。寄付をして、「入信はまた今度。」と言って逃げる。レイラとルーティにやばくなったら教えるから助けてね、と取り付け、分かれる。その後、カカオ様に追いついて、「奴ら怪しいですぜ。」と報告する。
その頃には日記も読み進んでいて、ヤコブがエミリオーネになにやら毎朝、術を掛けていることが判明。朝になったら切れる術といえば、ファンタスマのアレっすね…。
カカオ様が館で待っていると、呼び出されたヤコブとエミリオーネがやってくる。こっそりカーテンの裏に隠れてみているサティ。
いろいろとやり取りをして、無理矢理「今宵はこの館に逗留するように。」と取り付けるカカオ様。部下の騎士達にヤコブを見張るよう言いつけ、さらにヤコブの部屋とエミリオーネの部屋を分け、トドメにサティと共にエミリオーネを鋏んで川の字になって寝ることにする。
真夜中にふと気が付くと、真ん中に寝ていたエミリオーネがいない。「これはしたり!!(ぺちっ)」と言ってデコを叩きつつ嘆いてみたり。こっそりサティが探ってみると、ヤコブの部屋にいるみたい。「ふしだらな!!」と、これを口実にレザリオンを領外に叩き出すべく、領主軍(槍兵&散兵)を差し向けるカカオ様。そんでもって、部屋に踏み込む。
いろいろ言い訳するヤコブをねじ伏せ、エミリオーネを確保する。すると「どうなっても知りませんぞっ!」と言って追い出されるヤコブ。
で、朝になる。呼んでおいたレイラ&ルーティと共に見張っていると、エミリオーネに変化が。なにやらうずくまっていたかと思うと、両腕を掲げ、「オラに●気を分けてくれ!!」って感じに気を溜め始める。ヤバイので逃げ出すと、爆音と共に館が木っ端微塵に吹き飛ぶ(∵爆破∵)。クレーターに佇むエミリオーネは更に気を溜め、荷電●子砲よろしく発射し、その一撃でマースの町の半分ばかりを焼き払う(∵大破壊∵+∵拡大∵+∵死神の手∵で、悪徳)。
そこにヤコブがやってきて、「折角制御しておったのに。」とのはまう。どうやら、毒を盛って毒を制すとゆーことで、殺戮者を倒すために殺戮者に仕立てた者を操っていたらしい。いくら聖痕集めても、人に付けるから大丈夫、ってことらしい。「こうなったら仕方ない。後は任せた。」とあっさり∵神移∵で逃げる。そして、エミリオーネの顔がこちらに向けられて、いざ戦闘。
エミリオーネは《元力:鳳》と《元力:輝》を使いこなす。《元力球》を投げ、《元力槍》で突き刺し、《元力盾》で守る。だが、この《元力盾》、IとSしか防げない。レイラの槍は防ぐが、ルーティにはド突かれまくる。さらに、サティが秘儀魔法で槍を「ピコピコハンマー!」に換え、防げなくする。カカオ様は騎士団を召還し、ド突かせる。
敢え無く最期を迎えたエミリオーネは、大爆発(∵大破壊∵+∵拡大∵+∵死神の手∵)と共に果てる。辛くも生き残る4人。消し炭になる騎士団と町並。
かくてマースの町は壊滅的な打撃を受ける。カカオ様はヘルマン一世に「支援プリーズ。」と書簡をしたためるはめに。ヤコブに復讐を誓う。
とくにかく、殺戮者は屠ったので、お終い。めでたくなし、めでたくなし。
感想
まさか館に拉致られるとは思わなかったので、マースの町が滅んでしまいましたなぁ。頑張って復興してね、カカオ様。《元力盾》による防御は《元力》を三つ揃えないと完璧でないのは分かっていたが、キャストにアクアとオービスがいるのを知らなかったので、手痛いことになった。まあ、丁度良いかな。強きゃいいってもンでもないし。
導入でヒルデガルド様とブレイド君(トヲル君のキャラ。現在、半引退状態)を出さざるおえなかったが、わしゃがやると全然別物になってしまった。まあ、リザベートも本物とは別物だから良いか。