Angel Tears
2001年2月25日
ルーラー:トヲル
参加キャスト
☆カカオ・マース(フィニス=コロナ=エフェクトス):もぐら
マース地方の領主。でも見た目は15才の女の子。実は18らしいが大差ないかも。
☆サティ・ヨーク・ベニマール(コロナ=ステラ=オービス):ナルト
なかなかレアな血統の持ち主の女性。戦闘では支援を担当。つーか、支援専門。
☆レイラ・レットーリ(グラディウス=エルス=アダマス):NosKe
いろいろあって、フライアから改名したらしい。銀色のグリフォンを連れた女戦士。
☆ユーニ(デクストラ=イグニス=クレアータ):あんだしょ−
自称記憶喪失の女の子。かなり電波っ娘。いちおうクール、のはず。
重要NPC
☆ブレイド(ディアボロス=アルドール=アダマス)
“白き魔剣”を操る、『アースライズ傭兵団』の元隊長。ヒルダ王女に個人的に雇われている。通称、ヒーちゃんのイヌ。
概要
今、エステルランドとブレダは交戦状態にあるのだが、それと時を同じくして何故か空が異様に暗くなっているとゆー事態が発生して、人々の不安はこれでもかっ、と増していた。そんな時のお話。
カカオ様とサティは王都フェルゲンに来ていた。王城の門の側でなにやらうずくまっている怪しい人がいる。深く考えずに声をかけるサティ。すると、その男は奇声を発しながら襲いかかって来るではないか!早速大ピンチの二人(彼女らはどちらかと言えば支援系のアルカナの持ち主だから。特にサティ。)。例によってサティとカカオ様が合図すると掘の中からお付きの騎士達が「ざばー」と水しぶきと共に登場して、二人をガードする。
なんとか騎士達の活躍でそのバーサーカーを倒す二人(その代わりその場は死屍累々の地獄絵図と化したが…。)当然、中から出てきた衛兵達に咎められる。
何でだか知らないが、レイラとユーニが共に旅をしていると、森の方から声がする。覗いてみると伝説の木っぽい大木の根本に人が倒れている。「大丈夫ですか!」とレイラ。手当をしようとするも、もう手遅れっぽい。宝石を手渡し、「この子を守ってくれ…。がくっ。」ってな感じで息を引き取られる。側に佇む少年。名前を聞いても「分からない。」と言われる。迷子の子猫ちゃんってわけか…。「王都に行く。」とゆーので連れて行ってあげることにする。
で、この子を連れて王都に向うと、王城の前に地獄絵図が広がっている。微妙に見覚えある人達が衛視ともめている。声をかけると、丁度そこにノエル騎士団長とブレイド君が。ノエル様のお力で事なきを得る。でもって、「ヒルデガルド殿下がお話があるそうです。」と言って、王城に入れて貰える。
で、ヒルダ様に「空暗い現象の解決」を依頼される。そしてこの現象がブレダとの戦場を中心に起こっていること、それに伴ってさっき観たような発狂者が多発していることを教えられる。それからブレイド君に「こいつの話を聞くと良い。」と、“マインドマスター”と言う人物の居場所を教えられる。拾ってきた子どもはブレイド君が「侍女に預けとく」と言うので渡しとく。
まずは情報を仕入れるため、各自奔走する。レイラとユーニはノエル様に話しをきき、サティとカカオ様は例の人物の方へ。
ノエル様の話によると、戦場で怪しい人物の目撃証言があるとのこと。長身、長髪の美形君らしい。そいつが戦場のど真ん中に現れると、突如として兵士達に見境無く周りを攻撃し始める者が現れて、大混乱になったそうな。どうも、そいつが主犯格らしい。
サティ達が訪れた丘の上に「でで〜ん。」と構えた怪しいお屋敷。そこにこの異常現象にくわしい人がいるとゆーので訪れたわけだが、扉をノックするとメイド服のおねーさんが。「あのー、ブレイド君の紹介できたんですけどー。」と言うと、「どうぞ、中へ〜。」とあっさり通される。で、奥の部屋には山のような書物に埋もれた老人が。メイド服のおねーさんが「お客さんですー。」と、言うと「では、お茶の用意でもするかのう。」とか言ってるので、とっとこ話がしたいとゆーと、「わし、違うし。マインドマスターはそっちだし。」とおねーさんの方を指さされたり。
どうも話に聞いたマインドマスターはメイド服のおねーさんの方だったようだ。爺は「只のファンじゃ。」とか言ってるので、「紛らわしいのじゃー!」とどついとく。メイド服もこの爺が勧めるから、とゆー事なので更にどつく。
で、聖痕の由来の話を聞かせて貰える。それから、この現象を止めるには戦争をやめないとならないらしい。さっそくノエル様に直訴しに行くカカオ様たち。
途中で合流して、ノエル様のお部屋に向うが、もう城を発った後だった。
しょうがないので繁華街で情報収集しようとすると路地裏から悲鳴が聞こえてくる。早速行ってみると、女の子がチンピラーに絡まれている。さくさくぼっこって助けて、さらにチンピラ脅して情報収集。どっかのお偉方が女の子をさらって来いって言ってるらしい。で、高級ホテルの池田屋にいるそうだ。さくっと行ってみることに。
途中ブレード君に「子ども逃げちゃった。」の報告と、「お守り。」と言って宝石を渡される。「忙しいから、じゃ。」とあっさりいなくなるブレイド君。
池田やに着く一行。「支配人を呼べい!!」とカカオ様が一喝すると、さくさく「何でございましょう。」と出てくる支配人。「ここにお偉方が泊まっていよう。そこにあないせい!」とおっしゃると「それはできません。」とにべもない。「ならば、自ら出向いてくれるわ!!」と、支配人を振りきって奥へと進む。
階段を駆け上る一行。すると、戦隊物ばりに通り抜けた所が爆発する(ホントは通り抜ける前に爆発するはずだったらしいんだが。)。無視して最上階まで行くと、なぜか序盤で拾ったお子さまが。「僕は見届けなければならないから。」とか言ってついてくる。ほっといて先に行く。でもって、最上階の部屋に押し入る一行。
そこには例の長身、長髪の美形君が。ジーク、と名乗る彼は長々と「人間生悪論」みたいなことを述べ、「ラドル、イグシュナ!」と部下を二人けしかける。でもってこの二人が殺戮者で、「捧げよ聖痕!今宵は殺戮の宴成り!!」となる。
サティとカカオ様は後衛から支援、ユーニはイグシュナを狙撃、レイラは召還したグリフォンに乗ってラドルと闘う。なかなか倒せないでいると、ブレイド君から貰った宝石が輝き出す。ビビッてカカオ様に投げて寄越すサティ。さらにユーニにパスするカカオ様。「あわわわわ。」と慌てているとどうも殺戮者に効いていることがわかり、俄然張り切り出す。でもって、第二ラウンド。奇跡が無ければどーってことなく、普通に殺る。
聖痕は解放され、ジークは「今宵はこの程度にしておこう。」みたいなことを言っていなくなる。とそこに、隣の部屋にいたお偉方が「何事じゃあ!!」とどやどややってくる。入り口に佇んでいた少年に「邪魔だ、下民!!」とどつこうとすると、少年が「愚かな…。」と呟くと共に、いきなりミンチになる。お偉方のなかには彼の有名なゴッダートも。「ゴッダート様ぁああああ!!!!」と叫ぶカカオ様(実は過去の因縁に主人でゴッダートがいる。)。
少年の背中から羽が生え、クリ○がオ○チに変身するみたいに成長される。でもって、「私はアルカエウス。」とのたもう。どうも、この御使いは人間が救うに足るか調査に来たらしい。でもって、「まあ、これからも頑張れや。」とゆー趣旨のことを述べられ、光って消える。なぜか、部屋にあった闘いの痕跡が消えて無くなっている。ラッキー。
翌日、空は光を取り戻し、今までにない穏やかな日になったとゆーことで、お終い。
感想
うむ、よいね。トヲル君のシナリオは。ブレカナの世界設定とゆーかが大概、ほったらかしになってことが多いわしゃやらのシナリオとは違うねぇ。
ちなみに今回からユーニは《既視感》を取って電波っ娘になった。セッション中も終始、怪しげな電波を拾っては無意味な知識を披露していた。まあ、そうゆーキャラのようだ。