樽
2001年2月17日
ルーラー:鳴門音
参加キャスト
◎ウーパー:あんだしょ−
ドワーフにして、不器用、素早い、頭良い、ひ弱とゆー異端児。元加治屋で、ラーダの神官。無茶苦茶だな…。
◎ダレルメイ:もぐら
クマの帽子に耳当てを付けた14才の少年。妙に大人びたしゃべり方をする。
◎ティーナ・S・L・C:トヲル
エルフの女の子。鉄球が嫌いらしい。格好が露出度が高くて涼しげ。ちなみに一人称は「ボク」。
◎シロー・マツダ:NosKe
東の方から来た貴族。イュニチェリっぽいかっこらしい。
概要
4人はパーティを組んでいる冒険者だ。数々の事件を解決してきたらしい。で、とある街の宿屋の親父に、「実はもう前金貰っちまってね。」と、依頼を受けさせられる。依頼人はホアン・カーンとゆーその街の領主様で、二日ほどいったところにある隣町の鍛冶屋に頼んだ馬具を取ってきて欲しいとのこと。期限は2週間。かなりぬるいわりに報酬はいいので、怪しみつつも引き受ける。
で、何事もなく町に着き、そのまま入る一行。そこらの人に道を聞き、鍛冶屋にたどり着く。が、鍛冶屋は居ない。母親が出てきて、「王立の鍛冶場に連れてかれちまったよ。」とぬかす。何時もどってくるか、と聞くと「2週間に一辺、戻ってくるよ。」とのこと。で、昨日戻ってきたばかりだとゆー。戻ってくるのを待ってたら期限に間に合わない。
とりあえず、宿屋に行く一行。そこで作戦を練ろうというのだ。だが、そこに町の衛視がファリスの神官と共にやってくる。「もうすぐ聖なる鳥が復活します。しかし、そのためには鉄が必要なのです。皆様の寄付を募っております。」と言って剣を接収しようとしてくる。必死こいて隠そうとするが、あっさり発見されるシローとウーパーの剣。なぜかダレルメイのモーニングスターはばれない。なんでやねん。
で、発見された剣は衛視に持っていかれてしまう。
情報集をし、その王立の鍛冶場は鍛冶屋を集めているとゆーことから、クラフトマン技能を持ってるウーパーを鍛冶屋にしたて、王立の鍛冶場に潜り込み、例の鍛冶屋に合おうとゆーことに。
で、その鍛冶場の前につく一行。と、そこに鍛冶場に入って行く馬車が。さくっと底にへばりつき、他の連中をほったらかしにして中に侵入するダレルメイ。
ウーパー達は「ほれ、わしドワーフ。ドワーフと言えば鍛冶屋。つーわけで、鍛冶屋だ。入れて。」と門番に掛け合い、残りのメンツは弟子と称して正面から入る。
案内されつつ名前を聞かれるので、咄嗟にいつの間にか居なくなった「ダレルメイ」と名乗るウーパー。さっそく鍛冶場で働かされる。エルフの娘や貴族が役に立つのか?
一方そのころ、ダレルメイは馬車の止った鉄の集積所からこっそり中に侵入。だが、見回りの衛視にあっさりと見つかってしまう。「おまえ誰だ?」と聞かれなぜか正直に「ダレルメイ」と本名を名乗る。すると、「ん?今日入った奴がたしか、そんな名前だったな…(名簿をみる)。お、あった、あった。今日入ったばっかりじゃあ、道に迷ってもしょうがないな。」となって、事なきを得る。
仕事をしながら鍛冶屋から「馬具は暖炉に隠してある。」とゆー話を聞きだした、ウーパー達。仕事が終ると「牢獄を改装して部屋に使って貰ってるんですよ。」とゆー説明を受け、元つーか今もいたって牢獄に放り込まれる。使い魔を使ってダレルメイと連絡を取って、脱出する。
集積所まで逃げてきた一行。向こうに衛視が三人、仕分けをしている。ティーナの“眠りの雲”で眠らそうとするが、あっさり抵抗され、逃亡がばれる。ダッシュで強行突破する。すると馬車で追っかけてくる衛視達。
町の中を逃げていると、馬車から衛視がジャベリンを投擲してくる。かなりきわどいところでかわすウーパー。シーフ技能でひとり家の屋根に登って逃げるダレルメイ。止った一行を追い越して行く馬車から衛視の隊長が、腐海一の剣士ユ○・ミラルダばりに飛び降りてくる。そして戦闘に。
まずはティーナのスネアが○パ様にかかり、あっさり転ばせる。さっきのジャベリンを拾ってそこを攻撃するシロー。が、大したダメージにならない。
ダレルメイは武器のないウーパーに自分のモーニングスターを「これを使え!!」と言って投げてよこす。頭かち割られかけるも、何とか受け取るウーパー。だがしかし!!、ダレルメイの筋力は18、ウーパーは16。おかげで折角の武器も「重っ!!」とか言って使えない(おまえホントにドワーフか…)。しかたないので気弾で攻撃する。
戻ってきた馬車にはティーナがドラゴンの幻影を見せる。「隊長、ごめーん。」と言ってあっさり逃げ出す馬車衛視。
結局隊長を袋叩きにすると、増援がやって来てしまう。仕方ないのでまた逃げ出す一行。足の遅いウーパーとシローがなかなか巻けず、町中を逃げ回ることに。
その間にダレルメイとティーナは鍛冶屋の暖炉から馬具を発見し、さっそく馬に取り付け、さっさと町から脱出してしまう。なかなかに薄情な人達だ。
やっとの事で逃げ切ったシローとウーパー。宿屋に潜むが、このままでは町から出られない。と、そこに宿屋の親父が声をかけてくる。「町から出たかったら、地下水脈を抜けると良い。」といって井戸に案内してくれる。
「この樽に入って地下水脈を抜ければ町の外に出られるだろう。」といって出された樽に入るウーパー。その姿はまるで『○ヒゲ危○一髪』のよう。「では、行ってこいっ。」と井戸に蹴り込まれる。
「って、蓋閉めてねええぇぇぇぇーーーーーーーーーー!!!!!!…(ドボン)」
悲鳴だけを残して水底に消えるウーパー。慌てて蓋をしっかりと閉めるシロー。でもチェインメイル来たままでは、当然のように沈む。
ダレルメイとティーナが町を出て馬を走らせていると、丁度通りかかった川岸に不審な物体が。奇妙な樽とドワーフの土左衛門。当然それはシローとウーパー。調べてみるとまだ息があった(丈夫だな。)。しょうがないので助けて帰る。
で、依頼人のホアンさんのところに出向くと、報酬と共に「実は君たちを試したんだ。」とのお言葉。向こうの町がああなってるのを承知でパーティを送り込んだらしい。
「君たちに十分な実力があることがわかった。そこで改めて依頼をしたい。」といって切り出された所で、次回に続く。
感想
とゆーわけで、ひさびさのSWのキャンペーン第一回である。が、どうも、この続きはやらないかも知れない。まあ、送油^事もある。
今回のキャラであるところのウーパー、なかなかにすごいドワーフだった。なんせ、人間よりも筋力がない。おまけに不器用。しかし、頭はよいし根性もあるので、神官にする以外、選択肢がなかったり。
名前の由来は、ウーパールーパーから。キャラシーに絵を描いているとき、バイキングのような角付きのヘルメットを被せようとして失敗した。仕方ないので竜の頭蓋骨でも被ってることにしようとしたら、ドラゴンとゆーよりウーパールーパーになってしまった。とりあえず、角だけ付けて「正体不明の怪しい生き物の頭蓋骨を被ったドワーフ」とゆーことにした。で、そのまま名前を取ったわけ。いいのかねぇ。
まあ、SWはファンタジーTRPGの基本みたいな物なので、そうそう飽きないのだ。十分にシステムも練り込まれてる気がするし。良いものだ。