支配
2001年2月9日
ルーラー:NosKe
参加キャスト
☆シャープ・スペェード(イグニス=ルナ=ウェントス):鳴門音
権力を笠に着るのが得意な盗賊の青年。弓の腕も捨てたもんじゃない。
☆カカオ・マース(フィニス=コロナ=エフェクトス):もぐら
マース地方の領主。でも見た目は15才の女の子。実は18らしいが大差ないかも。
☆シーズ・リーエングラム(アクシス=ディアボロス=フィニス):あんだしょ−
老魔術師の精神が封ぜられたメダリオン。見た目は14才ほどの女の子。でも口調は爺。
概要
森を歩いていたシーズにいきなりオオカミが三匹襲いかかる。鎧化した魔器のメダリオンの触手と炎の魔法で撃退する。「A○Eか…。」とか思っていると、どこからともなく謎の老人が現れ、「くっくっく、弱いのぅ。」とかのたまい去っていく。むかついたので、石を投げるシーズ。
ブルーダーシャフトの一員であるシャープは、大兄の“スローハンド”エリックに「バーニングウッド」とゆー街の領主ホーゲン・ダッツ(アイスっぽい名前)について調べろ、と言われる。なんでも、そのバーニングウッドの側の街の領主が次々と死んでいて、ホーゲンが領主の死んだ街を併呑しているとのこと。死んだ領主の中にブルーダーシャフトの息の掛った領主がいたため、調べることにしたそうだ。断ると後が怖いので、引き受けるしかないシャープ。
カカオ様の所に、ヘルマン一世からの勅命を持った妙に無礼な使者がやってくる。使者の態度はおいといて、勅命はマースの隣のレーブとゆー街の領主が死んだので、その街の領主を兼任せよ、とのこと。さくさくっと書類を作成し、早速その領地へと向う。
バーニングウッドの郊外の農村部にたどり着いたシャープ。そこで丁度、領主が演説ぶっている。さらに〈裏読み〉でカカオ様とシーズが登場する。早速〈縁故〉で知り合いであることになって話しかける、カカオ様。ホーゲンに、カカオ様の収める事になったレーブ(バーニングウッドとは隣同士。)は、治安が悪いので気を付ける様に、とか言われる。その後、シャープは農民の振りをして、ホーゲンに話しかける。てきとーに話を聞き、「じゃ、仕事に戻りますんで。」と言って話を切る。が、弓矢で畑を耕し始め、怪しさ大爆発。
レーブに着いたカカオ様。どうも、治安に特に問題はない。が、代表者の話を聞くと、何故か領民が大量に隣のバーニングウッドに移民しているらしい。それも、家族の中で子どもだけとか、親だけとか、不審な点が多いそうだ。早速、席を閉じたりと指示を出すカカオ様。さらに、バーニングウッドに行って事の真相を確かめることに。
たまたま同じ宿を取ったシャープとシーズ。宿屋に付き物の酒場で酒をかっ喰らってると、一人の青年が、とってつけたかのように「助けてくれー」とやってくる。なんでも、婚約者のメリアンがいなくなったらしい。冷静に「そら逃げられたんだ。あきらめな、坊主。」と二人して諭す。それでもこのブライトくん、ひつこくすがって来るので話を聞いてやる。そうすると「皆、そんな奴はしらない、とか言うんだ。」とのたまう。「婚約者って、おまえの妄想だろー。」とにべもなく突き放してみるが、「証拠があるんだー」とゆーので家まで行って見て上げる。
で、そいつんとこに移動するんだが、見せられたのは肖像画。「そんな物まで描いたのか。」といじめつつ絵を見てみると、どうも聖痕者っぽい。だって、聖痕描いてあるし。さらに髪の毛を取り出し、「ほらこれが証拠。」とか言い出す。ストーカーか、おまえは…。とりあえず、信じたことにしてみる。
とそんなことをしていると、領主の城の方が騒がしい。で、さっそく盗賊の本領を発揮するため、シャープが様子を見に行く。
様子を見にいらしたカカオ様。夜中になにやら人がぞろぞろと領主の館に向っていく。とりあえず、一人に話しかけてみると、返事はない。「無礼者!!」とさっそく手打ちにする、カカオ様。いいのか…。そこにシャープ登場。さくさくっと領主の館に向うことに。
で、領主の館。こっそり中を覗くと、中庭に人が集まってなにやら集会が。シンプソン、じゃなかった、神父さんがなにやら司会進行をして領主の演説が始まる。微妙に宗教的でヤバげなネタを振りまきつつ、演説する領主。妙にイっちゃってる領民。あからさまに怪しい。で、演説が見つかると、さくさくっと見つかって(だって17だし。)、「こんな所ではなんですので、どうぞ中へ。」とか言われ、ついていく。
中に入るとなぜか食堂に通される。で、肉まんが振る舞われる。そこに給仕の格好をしたシーズが〈裏読み〉で登場する。カカオ様の従者(トループ)やらシーズがガツガツとそれを貪っていると、シャープが一口口にしただけで、「これ、人肉じゃん!」と、気が付く(悪徳)。よく考えると、なんでわかったんだろ?喰ったことあんのか?
で、ホーゲンはあっさりそれを認め、さくさくっと「捧げよ聖痕!今宵は殺戮の宴成り!!」となるわけだ。
シンプソンも殺戮者だったらしく、脚から武器出して攻撃してくる。ホーゲンも弓を構えて攻撃してくる。どうやらずっと持ってたらしいのだが、そんなもん持ってたんなら、ハナから言ってくれ。よく考えると、こちらのメンバー、前衛に立つキャラがいない。みんな体格一桁だし。なんとか、シンプソンを屠った後、仕方なしにチャージ(〈魔法錬気〉〈魔盾〉〈魔力付加〉の組合せ)の終ったシーズが前衛に立つ。早々に∵不死∵も使い切り、さくっと殺され、∵魔器∵で復活。わーん、これで今まで使ってた身体ともおさらばか…。しくしく。
結局、床に転がってたメダリオン(シーズね)からの魔法攻撃で、ホーゲンは死に、領地に平和が戻ったのでありました。で、そこに最初に出てきた謎の老人が。身体の半分だけに聖痕をやたら張り付けたおかしな殺戮者なようですが、聖痕を見せびらかして去っていきましたとさ、おしまい。
感想
なんだかなぁ。まあ、いろいろと謎の多いシナリオだね。まず、最初と最後に出てきた老人。シナリオに関係ないし。あと、婚約者に逃げられたブライトくん。何事もなくほったらかし。いいのか…。さらに、いなくなったメリアンさんはどうした。領民が勝手にいなくなったのは、なぜだったかとかもはっきりしなかったような…。まあ、そんなところか。
とりあえず、自分のシーズに強さを求めるのは無駄だと思い知る。ダメだこりゃ。味はあるので使いはするが、経験点はもう入れないかも。