割に合わない商売
2000年5月21日 N◎VA
参加キャスト
シンイチ・ホシバ:なると〜ん
フィオナ・フランカー(通称フィー):トヲル
クリス(本名クラリス)・綾森・バイルシュタイン:ロンドン兵士(仮)
日城まゆ:のすけ
概要
4人はたまたまグリーンエリアの公園に居合わせ、迷子を探す母親と、迷子の母親を捜してやっている2人組(カタナな青年とカゼな少女)と出会う。迷子と2人組の所に母親を連れて行く、キャスト面々。お礼を言って去っていく親子。あわただしく去っていく2人組。
そして、公園のそばで事件発生。通りかかったリムジンの前に倒れ込んだ爺から突如、煙が!広がる煙がリムジンを包み込む。
ホシバが<運命の輪>で持っていた「煙除去装置」で煙幕を取り除くと、そこにはリムジンに乗っていたと思われる子どもを連れ去ろうとする爺の姿が。<狂信者>を使ったクラリスの号令で、そこらにいたエキストラがそれを通せんぼする。
そこで、営利目的であることを爺が口にしたので、ホシバがすかさず≪M&A≫を連発。敵も≪チャイ≫と≪ファイト!≫で対抗するが、クラリスの≪ファイト!≫、まゆの≪プリーズ≫の援護を受けたホシバに押し切られる。ホシバの≪M&A≫で子供を離した爺は車で逃走する。それを援護したのはさっきの二人組だった。
連れ去られかけたのは土門財閥の総裁の息子(雅彦)であった。総裁の土門勝はキャストに「最近誰かに狙われているようだ。」と告げ、警護と犯人の捜索を依頼。それぞれの理由で引き受けるキャスト達。
最初の遭遇時に<ホークアイ>でアドレスを得ていたホシバはカズヒコ(カタナな青年)の住所を突き止め、クラリス、まゆと共にそこに急行。DAKを調べ桜田と言うレッガーとのつながりを知る。一方フィーは表にクローンを配置し、自分は家の中で再襲撃に備える。
一晩開けてみると、外から進入した形跡もないのに雅彦の姿が消えていた。内部犯を疑うキャスト達。家の中を探すが見つからない。そこへ犯人からの「200プラチナ用意しろ」と言う電話が。総裁の弟、毅が「金を用意してくる」といって車で出かける。
こいつが怪しいとにらんだキャスト達。「護衛に」とまゆが付いて行き、その後をフィーがバイクで追いかけ、ホシバのカゲムシャがトランクの中に忍び込む(トランクの中には先客がいたのだが無視される)。車が発進するとなぜかまゆに睡魔が襲いかかる。催眠ガスを使われたようだ。
一方ホシバはフィーのクローンとともに身代金の受け渡し場所の廃ビルへ。そこにはカズヒコとミナナ(カゼな少女)と桜田が。連れ去ろうとした爺の正体は実は桜田の変装だった。金の受け渡しをしようとすると、なぜか3人は何かの連絡を受け、ビルの裏に行ってしまう。
追いかけていくと、3人は毅と共にフィー、まゆ、クラリスと対峙していた。3人と合流しようとした毅はフィーとクラリスに捕まり(クラリスはホシバとのコネでカゲムシャの所に登場したため、なぜかトランクの中)、切羽詰まって、目撃者を抹殺しようと3人を呼んだのだった。
早速戦闘となり、あっさり屠られる3人組。社会戦と<BGMチェンジ>でさくっとイヌに捕まる毅。キャスト達は勝に「よくぞ息子を守ってくれた」と報酬点を受け取って、シナリオ終了。
感想
大失敗。本来は「発生した誘拐事件を解決する」シナリオであったはずが、誘拐事件自体が未遂にされる。ここで、「よくぞ、息子を守ってくれた」と言われてシナリオ終了、って訳にはいかん。で、もう1度さらおうとしたが、同じ事はできないし、とほーにくれる。
仕方なしに内部犯にしたが露骨すぎてすぐにばれる。車のトランクに雅彦を乗せてたのに、カゲムシャは気が付いてくれないし、クラリスもなぜかトランク中にいることになるし、かなり暴走される。戦闘も本来やりたかった「カタナ、チャクラで8連続攻撃」も出る間もなくカズヒコ屠られるし。
そもそも、3人は「実はいい人なんだが金に困って仕方なく」誘拐やって、しかも被害者と仲良くなる、つもりだったのだが最初の誘拐に失敗したため設定を生かすことなく終る。
でも、みんなのノリがよかったので楽しくできた。シナリオの必要性がなかったなぁ。