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Audacityによる分析
Audacityというソフトで自分で録音した日本語の母音を 調べてみました。マイクであらかじめ入力しておいた母音のWAVファイルを開くと、下のような波形が表示されました。左から「あ」 「い」・・・「お」の順に表示されています。

次に、下図のようなサウンドスペクトログラム を表示してみました。サウンドスペクトログラムは、上の図の波形が表示されているウィンドウのすぐ左にある、ファイル名表示部分のすぐ右にあるプルダウンメニューから「スペクトラム表示」を選択すると表示できます 。 このような形式で表示させることにより、上の図のような、時間経過による音量の変化ではなく、周波数成分の変化が分かるようになります。

色の濃い部分(赤)と薄い部分(ピンク)があるのが分かります。濃い部分は周波数の成分が強い(つまり、その周波数の音が大きい)ことを 示しており、これがフォルマントを表わしています。