研究テーマ->音楽とロボット->オリジナル制作のロボット->手持ち扇風機ロボット〜10号機    
  ここでは、小型ロボットについて紹介します。  
 
制作過程
コミケで活躍した手持ち扇風機にアイデアを得て新しいロボット(?)を作ることにしました。持ち運び用にと今年作成した「みみずくん」ですが、やっぱり展示会場などでリュックから取り出して手に抱えて撮影するのは大変です。もっと軽くて小さくて、鞄から出し入れしやすいモノが必要です。ただし、LEDなどをつけてキラキラさせて写真映えするようにというところは譲れません。そこで手持ち扇風機をロボット化して、リングLEDを光らせたり、サーボで手を振ったりというものを考案しました。

たとえば、自分が出展していないイベント会場に持って行って写真を撮ったりできますし、暑いときには普通に熱中症対策の手持ちファンとして使用できます。
花火大会など、夜のイベントでは、キラキラの威力を100%発揮できます。コンサート会場ではサイリウムの代わりに、これを振れば目立てること間違いなしです。



案としては、(1)市販の手持ち扇風機にロボットのガワをかぶせる(2)イチからロボット型の扇風機を作る、という2通りです。
上手く作れたら販売したいので、(1)のほうが安価&手軽ですが、それなりに問題もあります。
LEDとサーボの電源をどっかからとる必要がありますが、当然、ファンと共用にしたほうがいいです。ただし、これには改造が必要なので手軽にかぶせるだけ、というコンセプトからハズれてしまいます。手持ちファンの中にはモバイルバッテリーの機能をもったものがあるんですが、バッテリーとして使用中はファンが回せないみたいで。。。
(2)で行く場合は、ロボットバンドのロボットが胸に付けているようなパソコン用のFANを使用することが考えられますが、扇風機としては風力が弱いのが問題です。バッテリーは「みみずくん」で使用している円筒形のが、ちょうどFANの柄になるので良いかなと思っています。さて、どうするか。。。

いずれの場合も、arudino nanoのような小型のコントローラでサーボを動かす必要があります。手だけ動かす場合は2つ、首まで動かす場合は3つPWM出力が必要です。
胸のリング状のNeoPixelは小さいコントローラが市販されているんですが、ライブラリが使えたらarudino nanoから制御するほうが色々できて楽しいかなと思います。
(「みみずくん」の目玉はライブラリを使用してarudino unoで点灯パターンを変えています。)