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メディアアートの作品やロボットのボディに使用する筐体・フレームについて紹介します。  
ハンドソー
頑張れば、のこぎりや桐で素材をカットしたり加工したりすることができると思いますが、正確さや綺麗さ、労力といった点で問題があります。
電動ののこぎりやドリルを使用すれば、かなりマシになります。電動ののこぎりは、ハンドソーと呼ばれています。私の場合、初期の頃は、HOZANというメーカーのハンドソーと電動ドリルを使用していました。
たとえば、アルミを切ったり、ねじ穴を作ったりする場合、あらかじめマジック等で線をひいたり印をつけておいて、それを電動工具で処理していけばいいので、かなり楽です。しかし、1mm以下の精度を要求されるようなものの場合、どうしても手で操作していると、正確にはできません。しばらくして、プリンタでラベルシートに印刷した図面を素材にはりつけて加工を行うようにすると、すこしマシにできるようになりましたが、やはり限界がありました。
下の写真はハンドソーです。ベルト式の歯が高速に回転して、アルミなど堅い素材でも簡単に切れます。ただし、素材を動かしてどのように切るかを決めるのは、手作業ですので、たとえば、手が震えたりすると、切り口も震えた状態になります。