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このページは、私が、自動作曲システムに、クラッシック音楽の作曲機能を組み込む際に、特に留意した点を中心にして書かれています。   
弦楽四重奏
ハイドンは70曲以上の弦楽四重奏を作曲したそうです。また、モーツアルト、ベートーベンも弦楽四重奏の作曲の様式に影響を与えています。
自動作曲ソフトによる再現
自動作曲システムでは、音楽スタイルの名称は、弦楽四重奏となっていますが、たぶん五重奏くらいになっていると思います。また、主旋律のストリングスは、音に広がりをもたせるために、トラックを2つ使用しています。ディレイ音用のトラックを設けて、デチューンをかけ、左右に振り分けることによって、ステレオ感をだしています。旋律間で発生する不協和音は、クラッシック音楽では非常に気になりますので、これらを取り除くような工夫を行っています。ベースラインは、チェロを使用していますが、チェンバロやピアノと同じような、パターン化されたラインでは、不自然なので、多少、メロディっぽいラインを弾くように作られています。3台のストリングスでメロディをとりますが、この他に、ピッチカートの音が時々なるようにしてあります。
自動作曲システムによるサンプル曲