昭和４０年代、高槻市の北部の小学校では、冬になると体感遠足ということで、神峯山寺のあたりから、ポンポン山にみんなで登っていました。のどかな感じの名前の山ですが、冬には登山道が雪に覆われ、山頂にたどり着くまでに、なんど転んだかわかりません。ものすごーく苛酷な山です。映画「八甲田山」を見たときは、この山のことを思い出しました。山頂に着いたときに、水筒の中のガラスが割れていたこともあります。この「ポンポン山」という名前、通称かと思っていたのですが、ちゃんとした道路地図にも、ポンポン山と表記されています。google地図でもポンポン山で検索できますが、ストリートビューは表示できないようです(2014年)。 山頂は、土が盛られたようになっている場所があり、そこを足でたたくと、何故か、「ぽんぽん」という気持ちのいい音がします。最初は面白がってするのですが、高学年になると、あきてきて、みんなしなくなっていたように思います。最近の噂によると、だんだん、音がしなくなってきているようです。