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北鹿浜公園

何が聴けるの?
モスキートトーンの発生装置というものが見れます。モスキートトーンは、若者にしか聞こえない高周波の音で、公園にたむろする若者たちを追い払うのが目的です。
行き方
足立区の北鹿浜公園というところにモスキートトーンの発生装置が設置されているということなので、東京に出張に行ったついでに見てきました。行き方ですが、東京在住ではない方は、まず東京に出てください。
装置が稼動するのは夜の11時から朝の4時までなので、装置を見たい人は、夜、人気の無い公園に行くというハメになります。付近は何もないのではやく行き過ぎても無意味ですから、時間調度ぐらいに着くようにすることをお勧めします。山の手線の西日暮里まで行き、そこから舎人ライナーというモノレールのような無人列車に乗ります。地元の人ぐらいしか読めないのではないかと思いますが、舎人は「とねり」と読むようです。西新井大師西という変な名前の駅(2つもでてくる西は冗長ではないのか?)で降ります。そこからはバスか歩きかになります。微妙な距離ですが、バスは頻繁に走っているようなので、バスに乗ったほうが良いと思います。歩くと20分以上かかるのでは、と思います。
バスは、鹿浜中学前のバス停で降りてください。地元のコミュニティ・バスだと、北浜小南というバス停が一番近いようですが、夜の11時にはたぶん走っていないと思います。鹿浜中学前のバス停からバスの走っていた方向にさらに進むと、その北浜小南のバス停のポールが立っています。その付近で曲がってください。付近は住宅地&運送業らしき事務所や、何かの工場で、公園はまんまえに行くまで見えません。
公園には機関車が置いてあり、その横にトイレがあります。そしてさらにその横に、管理事務所があります。その管理事務所の建物に、問題の装置は取り付けられていますが、建物の壁の上のほう(地上2m以上か?)に取り付けられていて、なかなか見つけにくいかもしれません。こんなやつが、管理事務所のトイレ側の壁にありますので探してください。
音を聴く
モスキートトーンは11時ちょうどにはじまります。はやめに着きすぎた場合、他に何もすることがないので、地図に載っているマックにでも行って時間をつぶしましょう。少し前から装置の前で待機していてください。時間ちょうどに、装置からカチっという音がして、そのあと、問題の音が鳴り始めます。あなたがある程度の年齢、あるいは場合によっては若くても、この音が聞こえない可能性があります。時間になって音が聞こえない場合、装置が本当に動いているのか、自分にに聞こえないだけなのかの判別ができない可能性があります。ただ、時間前から待っていると、時間ちょうどに、カチっという音が鳴りますので、その音が聞こえたら、装置は稼動していると思ってよいかもしれません。高周波の不快な音は聞こえなくても、シュワシュワという雑音が聞こえることがあります。その場合、高周波そのものは聞こえていない状態で、付随する音がかすかに聞こえてる状態です。
装置から出る音の周波数は、17.6khzらしいです。PCで再現したものを聴くと、私にもちゃんと聞こえるのですが、なぜか、私は現場では、シュワシュワ音しか聞こえませんでした。
装置にはセンサーがついているらしく、人が近くにいるときしか音が鳴りません。その場を離れて、しばらくすると音が止まり、近づくとまた鳴り出す仕組みです。
※2010年3月末で、装置から音を出すのが廃止になるようです。
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