もともとは民家だったようですが、おおざっぱに行って、東側が作業場、西側が楽器置き場になっています。
玄関には、「となりの人間国宝」のステッカーがあります。(関西ローカルの平日の朝の番組です。)陶器が靴箱(?)の上にたくさん置いてありますが、フクロウの声のするフクロウの形の笛とか、カッコーの声のするカッコーの形の笛とか、楽器もあります。
作業場には、ケーナとか、作りかけのモクリナ(木のオカリナ)とか、たくさん置いてあります。オカリナは閉管式の楽器で、穴の位置は関係なく、穴の大きさで音の高さが決まることなどを教えてもらいました。
西側の楽器の部屋には、フォルクローレの楽器とか、工房主さんが作った楽器とか、たくさん置いてあります。
チャランゴは、胴体にアルマジロの皮が貼ってあるのがありましたが、皮といっても、動物の形そのままで生々しいです。チャランゴのボデイの形やサイズにアルマジロがぴったりフィットするのですが、たまたま、チャランゴの形にアルマジロがピッタリきたというよりは、アルマジロにあわせて、楽器の形やサイズを決めたのではないかと思えるほどです。
弦がいっぱい張ってあるギターも見せてもらいました。12弦ギターなど、同じ高さの弦を2つづつ張ってある楽器はよくあるのですが、その楽器は1つの音に対して、4つの弦が張ってありました。あと、工房主が作った陶器のウクレレとか、試験管でつくった楽器とかを見せてもらいました。 |