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アコースティックな楽器の1つとしてアコーディオンを紹介します。  
アコーディオン

上の写真のものは、某校で撮影させてもらいました。 アコーディオンは、フランスのミュゼットなど、外国の香りがして少しノスタルジックな感じもある楽器です。アコーディオンとよく似た楽器にバンドネオンがあります。 またアルプス地方のスタイリッシュ・ハーモニカという楽器もよく似ている形(というか同じ?)です。
このページを見たPaquitadeさんが、バンドネオンとアコーディオンの違いについて教えてくれましたので、下に掲載します。
詳しく説明すると大変なのでごく簡単に言いますと、分類上は両方とも蛇腹つきの気鳴楽器と言う分類で、同属楽器とされていますが、バンドネオンはもともと持ち運びの出来るオルガンとして開発された教会音楽用の楽器です。そのため音質は出来る限りオルガンに近づけるようにするためリード相互とリードの基盤などのの共鳴効果によってリードの配列を決めてゆきました。また。リードやリードの基盤の材質、安定的に大量の空気を送ることが出来るための蛇腹の形態と材質も音響工学の発達していなかった時代の職人たちの膨大な試行錯誤の結果生み出されたものです。これは後に開発された様々なタイプのものと区別されて、ライニッシュタイプと呼ばれています。結論的に言いますとバンドネオンは気鳴楽器の中でもリードオルガンに最も近い位置にあります。
鍵盤がついているものをアコーディオン、ボタン式のものをバンドネオンと言うと思っていたのですが、そうではなく構造的な違いがあるようですね。


Sさんのお宅で撮影させてもらいました。

背面です。
アコーディオンカーテンやアコーディオンスカートなど蛇腹の構造があるものにアコーディオンとつけられるのは、楽器の名称から派生したものです。
 

 



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書籍とCDの紹介

 


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やさしくて面白い! アコーディオン入門 は、アコーディオンの演奏方法について解説した書籍です。


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