朝鮮の歴史

近代史の勉強を細々と20年ほどやっていますが、「歴史は繰り返す」という
言葉が、昨今の韓国の振る舞いをみて感じています。日清、日露戦争から日本
に併合されるまでの流れが、今の韓国に重なって見えてしまいます。日本人は、
中国・朝鮮の人を含め外国人の考えを日本時と同様に考えがちですが、実際に
はメンタルセットが大きく違っています。物事の考え方が大きく異なっている
んです。今回日本人としては、考えられない韓国の振る舞いに驚きを多くの日
本人が感じていると思いますが、実は昔からそんな振る舞いが繰り返されてい
ました。DNAの成せる業なのか?と愕然としますが、隣国日本の国民としては、
国益を守る方向へ向うしかないと思います。

駐韓大使に任命されたハリー・ハリス氏の経歴をみると元アメリカ太平洋軍司
令官だったりします。これって有事の人事だと思います。現在在韓米軍の交渉
で揉めていますが、在韓米軍撤退に本腰を入れたと考えてもよさそうです。米
軍撤退の流れは、日本にもあるかもしれません。平和ボケでもなんとかなった
時代は終わり、しっかり国防にお金を出して備える必要があると思います。韓
国の左派政権は、着々と北朝鮮と合流し、中国の支配下に移っていくようです。
一部の韓国人は、北朝鮮と一緒になれば、「核保有国」になりアジアの強国にな
れると本気で考えているようです。実際には、西ドイツと同様に貧乏な北朝鮮
に足を引っ張られるだけだと思います。特に日本を敵に回した場合、これまで
の経済的・技術的支援が無くなるという事を理解していないようです。他人事
ながら恐ろしい話です。

また、安倍首相はロシアとの関係をなんとかしようとしていますが、個人的に
は「無駄」なんじゃないか?と思っています。国益のためには、協定を破って宣
戦布告して軍事侵攻してくる国です。こちらもそういうDNAだと思います。プー
チンは、意外と常識的な話をしますが、ロシアのトップである以上あまり期待
は出来ないと思います。

振り返るに日本のDNAは、どうでしょうか?
幕末に能力主義で乗り切った明治維新の後、エリート層が動かした大東亜戦争。
実は日本のエリート層は、ここからほとんど変っていません。なにより「何故戦
争に負けたのか?」という事に答えを出していません。実際には、アメリカに
対して宣戦布告する前にも日本に有利に終戦を迎えるシナリオを作成していた
ようですが、真珠湾攻撃でルーズベルトの思う壺へはまってしまった事が大き
かったようです。情報戦・プロパガンダに長けた中国に比べ余りに無力な日本
の外交官が大きく足を引っ張ったにも大きかったと思います。(特に宣戦布告
の文書を届けるのに遅れた外交官は、万死に値すると思います。)

「歴史は繰り返す」ということで見るとこれからの日本は、賢くない政策に無
駄なエネルギーを費やしながら生き残らなければならないと思います。日本の
企業の生産性が悪いのと根っこは同じだと思います。でも、それが「日本のDNA」
なんだろうなぁと感じています。

2019年2月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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