ペーパードリップ・コーヒー

3月末に箱根へ遊びに行って、カフェ・Ryusenkeiでスペシャリティ・コーヒー
を飲んで以来、時々自宅でペーパードリップ・コーヒーを飲んでいます。
昔、友人が熊本の珈琲専門店の老舗「岡田珈琲」でバイトしていた関係で、時々
バックヤードでコーヒーをご馳走になったりして、その時珈琲について基本的な
事を教えてもらいました。当時メリタのコーヒーメーカーを購入し、焙煎してあ
まり時間が経過していない豆を毎回挽いて珈琲を淹れてました。そうしているう
ちにある日普通のインスタントコーヒーを飲んだ時、「気持ち悪い味」に感じて
飲めなくなっている事に気づきペーパードリップの頻度を少なくしてインスタン
トも多めに飲むようにしました。(笑)


名店、カフェRYUSENKEI

結婚後、たまにしかペーパードリップもやらなくなって、20年程が経過した後の
今回の箱根でした。本当に久しぶりにちゃんと丁寧に淹れてもらった珈琲を飲ん
だと思います。普段はミルクを入れて(砂糖なし)飲むんですが、ミルクなしで
も酸味と苦みのバランスが良く、すっきりと飲むことができました。お代りを頂
いたのは、何年ぶりなのか?記憶にありません。多分豆も普通のものではないの
だろうと思いますが、機会があれば通販で取り寄せてみたいと思います。(深沢
の「カフェテナンゴ」の特注のブレンド)

安曇野へ帰っても有明のカフェ「クリーク」や穂高駅近くの「トラック・コーヒ
ー」でコーヒーを飲むようになり、会社近くの珈琲豆店「AZU」で豆を買って自
宅で挽いてペーパードリップ・コーヒーを飲むようになりました。今のところイ
ンスタントも問題ありません。(笑)

ネットで改めて「ペーパードリップ・コーヒーの淹れ方」を確認すると1点だけ
大きく異なる事が書いてありました。それは「ドリップの最後の方は落とさずに
捨てる」ということでした。これは、結構衝撃的な事で、普通のコーヒーメーカ
ーは悉く最後の一滴までポットへ落とすようになっているので、普通のコーヒー
メーカーは、駄目ということになります。一度もう30年以上愛用しているメリタ
のコーヒーメーカーで淹れたコーヒーとハンド・ドリップで淹れたコーヒーを比
べたんですが、ちょっと違うようにも感じられたのでそれ以降ハンド・ドリップ
で淹れています。(比べて初めて分かる違いであり、多分単独で出されても判別
できないと思います。)


メリタの古いコーヒーメーカー 

上記コーヒーメーカーは、30年以上使っていたんですが、先日ポットが割れてい
るのに気付かずに洗っていて左手を切ってしまい、10針も縫う大けがをしてしま
いました。コーヒーメーカーを見限った事が伝わったんでしょうか?ちょっと哀
しい怪我でした。電気製品として30年も使ったんだから充分だと思います。合掌。

 
ガラスでざっくり切って10針縫う大怪我!

参考
ペーパードリップ・コーヒーの淹れ方(3投式)

コーヒーカップ1杯分(160ml )には、
コーヒー用のスプーン1杯(12g )のコーヒー。
(キッチンスケールで測ります)

沸騰したばかりの熱々のお湯では豆の雑味や油分などが一気に出すぎてしまう為、
苦いコーヒーになり、美味しくなくなってしまいます。

コーヒーを淹れるには92度〜96度くらいのお湯が最適です。沸騰後45秒くらい置
いたら、ちょうど92〜96度くらいになる

初めにコーヒーに少量のお湯を、そっと乗せるように注ぎ、粉全体に均一にお湯
を含ませてから、20秒ほどそのままにして蒸らします。(1投目)注ぐお湯の量
は20cc程度、95℃前後が適温です。(最低でも20秒。濃いコーヒーが好みなら1分
程度)ペーパーフィルターを濡らさないようにしましょう。

2投目、3投目は、ペーパーにコーヒーの膜を形成・維持しつつ淹れていきます。
個人的には、2投目と3投目を一緒にして必要量のお湯を注いでいます。

一番重要なこと(←これ衝撃的でした)
抽出したコーヒーがサーバの抽出目盛適量になったら、コーヒーが出ている途中
でもドリッパーを外すことです。これは、コーヒーが全て落ちきらないうち
にドリッパーを外さないと、コーヒーにざらついた味が出てしまうからです。

2018年7月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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