加齢と健康 元気に死ぬ!

若い頃は、あまり健康とか考えていませんでしたが、45歳くらいから「元気に
死ぬ」事を意識するようになりました。慶応大学病院の加齢科の医者の友人が
「長生きしたら、癌かボケは避けられない」みたいなことを話していて、結構
重要なポイントだと思っています。癌も認知証いずれも原因が、簡単ではなく、
「バランスの上で長期間進行していくもの」という性質があるので、地道に対
応していくしかないと思います。

子供のアトピー対策で学んだ事が個人的には、大きかったと思います。
アンドリュー・ワイル博士の「自己治癒力」、フルフォード博士の「バランス」
(良い/悪いの間を揺れ動くバランスを認識する)、ブレデセン博士の認知症
対策(リコード法)の考えなどに大きく影響を受けています。
興味深いのは、30年も前のワイル博士の著作の内容と方針が変わらないとこで
す。メカニズムは解明されていなくとも「必要な事」を書かれていた事は、素
晴らしいと思います。

ちなみに個人的に現在実行している事を簡単にまとめると
・食事の内容に注意して血糖値を管理する。
 急激な血糖値が上昇するようなものはあまり摂らない。
・食材は可能な限り多くの種類を摂取する。
 基本的に偏食気味なので幅広く食べるようにする。
・使用する油は選ぶ。
 脳みそに良くない食用油があるようです。
 最近は、オリーブオイルと米油中心です。
・筋肉量は維持するが、必要以上に体脂肪率を下げない。
 ムキムキの人より、のんびりな体で活動できるようにしたいです。
・ストレスを可能な限り軽減する。
 病気の原因の9割がこれだと思っています。
 なにより、免疫力が低下するのは、まずいです。
・ビタミンCをこまめに摂取する。
 10年以上ビタミンCのサプリを愛用しています。
 風邪気味の時とか調子の悪い時は、数倍の量飲んでます。
 もし、癌になったら糖質制限とビタミンCの点滴で 対応したいです。
・睡眠の質を維持する。
 これも「量より質」ですね。
 免疫力との関係も強いので重要です。

健康関連の本をこれまで色々と読んできましたが、エビデンスもなく著者の
主観で書かれたものがほとんどでした。そのなかでも共感できるもの、筋が
通っているもの、根拠が明確なものなどは、できる限り取り入れるようにし
ています。

「ナチュラル・メディスン」など アンドリュー・ワイル
・一連の著作を読みました。今でも時々読みなおすことがあります。
 「自然治癒力」を引き出すための指針が、大変参考になりました。

「いのちの輝き」 ロバート・C. フルフォード
・オステオパシーの名著だと思います。近所に施術院があるんですが、
 まだ1回しか行けてないです。時々診てもらいたいところです。
 「健康」をどのように認識するか?重要な視点だと思います。

「アルツハイマー病真実と終焉」 デール・ブレデセン
・日本語版が今年出版されました。父が認知証を患っていたので
 非常に興味深く読みました。やはり「食事」は重要でワイル博士などの
 主張を裏付ける内容でした。認知症対策として「コレステロールは、150
 以上必要」という内容は、興味深かったです。

「医者が教える食事術 最強の教科書」 牧田 善二
・この手の本は結構読みましたが現在一番売れているので
 この本を挙げておきます。読みやすく、まとまっていると思います。
(エビデンスを強調していますが、実際には主観による内容もあるのが、
 残念ですが・・・)

2018年3月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
Back to 平川丈二Home