バンダイ 1/144ミレニアム・ファルコン その2


箱のぶ厚さは、凄いの一言。

ローグワンを観てから、どうしても以前から気になっていたミレニアム・ファル
コンのプラモを娘の受験が一段落したら作ってみようと先月書きましたが、辛抱
堪らず「試作」と言いながら結構作業が進んでいます。(爆)

まず、空中に浮かせる台も中国から通販で購入しました。
思ったよりもサイズが小さかったのですが、ちゃんと浮くのでOKとしました。
ネットで公開している方は、付属の磁石が機体の底にはまると書いていらっしゃ
いましたが、微妙な感じがしたので、アマゾンで超強力マグネットネオジウム磁
石 丸型 φ40×5(mm) を購入して裏側にヨークを自作して取り付けて使っていま
す。ちょっとだけですが、浮上高度が上がったように見えます。


自作に挑戦したい気持ちもありましたが、でっかい磁石を見て納得しました。

技術的興味もあったんで台を分解してみたら予想以上のサイズの磁石と強力そう
な電磁石4本が搭載してあって、自作したら大変そうだと思いました。(爆)
ポイントは、やはり浮上されるものに取り付ける磁石で、双方向に出る磁束を裏
側のみヨークを取り付けて遮断することにより、サーボが可能になっているよう
です。付属の磁石がいまいちな場合、φ40程度以上のネオジウム磁石にヨークを
取り付けて使用する事が出来ます。(アマゾンで\1000円程度)


自作コイルを作成するのは、なんだか「修行」っぽくて楽しいかも?。

コイル給電も通販で探したんですが、いまいちな印象だったので、調べて自作し
てみました。技術的には、「磁気共鳴コイル給電」というもので、特許情報くら
いしか役に立つものが無く、結構勉強になりました。前の会社でIR2110を使っ
てモータードライバーユニットの設計をした事があり、その応用で自作しました。
本来だったら1MHz程の周波数で伝送するようですが、簡単なものにするため
に周波数は、可聴帯域以上でスイッチングが楽勝なものということで50〜100kHz
を考えていたんですが、実際にコイルを巻いてなんやかんややっているうちに、
60kHz程度になってしまいました。(爆)そもそもコイルを巻くのもほぼ初めてで
(昔、スピーカーのボイスコイルを自分で巻きなおした事がありますが・・)
何回くらい巻くのか?とか試行錯誤でした。送信側は、台のサイズと負荷の制約
があり、すんなり(いきあたりばったり!)決まったのですが、それに合わせて
受信側のコイルを作って、共振周波数を計算してもいまいちピークと合っていな
かったりとか受電電圧が低く白色LEDが点灯しないとか間抜けな事も多かったので
すが、なんとかLEDを点灯する程度にはできました。本当は、PICマイコンを搭載
して色々と制御して遊ぼうと思っていたんですが、電源がへなちょこなのでやめ
ときました。結局通販のものより根性が無い物になってます。(爆)

プラモデルの塗装も気合が入っていたんですが、細かい塗装をしても組み立てる
と全く見えないものばかりで非常にテンション下がっています。今回初めて「マ
ークセッター」や「マスキングゾル」とか使ってみたんですが、スキルが足りず
結局筆で塗った方が良い出来でした。デザインカッターのスキルを上げないと話
になりません。orz

電飾も点滅などの制御を考えていたんですが、エンジンの照明をメインにして、
コックピットとフロントライトのみにする予定です。いろんなところを光ファイ
バーで光らせようと材料を買い込んでいたんですが不発でした。orz

全体の組立と基本的な塗装は完了しており、電飾の組込が終わり次第デカールの
貼付と汚し塗装をやって終了です。

ネットで絶賛された通りの素晴らしいプラモデルで僕のプラモデル人生で最高の
製品だったんじゃないかと思います。もう一台着陸状態で電池で電飾の制御ばり
ばりのものも作りたいなとちょっと思っています。(爆)

2017年3月1日

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