ギター人生初のガットギター購入! でもすぐに改造!塗装塗り替え!(爆)

実は、これまでガット弦のギターを所有したことがありませんでした。手が小さいということも
あり、あの幅広の指板が苦手です。 とはいえ、あのサウンドには憧れに似た感情を持ってお
り、いつか1本 欲しいと思っていたんですが、正直言って弾けないし(爆)どういうギターが良い
のか判断する自信もありません。10万円のギターと50万円のギターの違いがいまいち分かっ
ていません。orz

という訳で購入を散々躊躇し ていたんですが、サウンドハウスで売っているZENN ZC85CEっ
てエレガットが、\19800円と安くてリスクが低くて(笑)いいなぁと思い購入を検討していたんで
すが、いざ購入費用が溜まると息子の山登りの道具代などに資金が吹っ飛んでしまい、購入
が半年程遅れました。実は先々月購入しようとサイトをアクセスしたらなんとケースが品切れ
でこれにも3週間 ほど待たされました。(笑)

という訳でやっと手元に届いたエレガットZENNくんですが、見た目は大変立派なんですが、これ
まで弾いたアコギでこれほど鳴らないものも珍しいくらい鳴りません。(爆)色々な瑕疵(爆)を
厚化粧で覆い隠している印象です。(笑)おまけにネック起きしているし(大汗)、ちょっと悩み
ましたが自分で調整してみようと思います。ユーザーレビューでナットとサドルと弦は即交換!
と書いてあったので、予め用意しておきました。届いたギターを見るとやはりサドルは溝と厚みが
合っていなく傾いているし、弦はチューニングは合わないし、音も変?ナットは、それほど悪くも
ないのでそのまま使用することにしました。(ナットファイルを持っていないというのも大きいで
す。ちなみにナットファイルは¥1万円程します。)千石電商で買ったサドルを加工してオリジナ
ルより弦高を下げました。ネットによると12フレットで1弦が約3mm、6弦が約3.5mm程度らし
いのですが、それでも弦高が高い!弾けません!orz いつも愛用しているオベーションのステ
ィール弦のアコギはかなり弦高低めなので、こちらを弾くのは大変です。

一応エレガットなんですが、P.U.の音は、ピエゾで御座いと言う感じのちょっと使えないタイプで
した。まぁライブとか環境が厳しい際には、役に立つんでしょうねぇ。エレガット用のプリアンプ
というかエフェクターも研究したいです。

とにかくチューニングが不安定(最初90%近くの時間をチューニングに費やした印象です)で眩
暈がしていたんですが、ダダリオの弦に代えたらチューニングも安定して音色も随分改善されまし
た。

サドルと弦の交換で「普通」のレベルまで到達した印象ですが、サウンド・オフセット・スペーサ
ーと呼ばれるナットのところに取り付けて音程の補正をするアタッチメントも取り付けてみました。
昔、バージーフェイトンチューニングもコルグのチューナーが対応していたのでやってみたんです
が正直あまり効果が分かりませんでした。(笑)今回は、コートの響きが改善される感じで好印象
でした。サドルもGRAPH TECHのTUSQに交換してオクターブチューニングも合わせようと思って
いますが、このアタッチメントを取り付けた状態であわせてみようと思っています。

あと、ストラップピンもネックの横に取り付ける予定です。次回新宿あたりで購入します。

さて、いよいよ塗装の塗り替えを開始しようと思っています。
上記の通り、大変仕上げの美しいギターですが、厚化粧が問題だと思います。一度塗装を剥がし
て音の変化を聞いてみたいという欲求に逆らえません。(爆)という訳で、3ヶ月程の時間をかけて
塗装の剥離、再塗装を行いたいと思います。塗装は、高級ギターは、ほぼ全てがこれというセラッ
ク塗装です。約300回は塗らないといけないそうですが、暢気に続けて見たいと思います。

2013年5月1日

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