家庭内3D環境



子供の頃から割と立体映像が好きでした。デパートの屋上の10円で見るアニメの立体画
像とか良く見た記憶があります。高校の頃アメリカへ遊びに行った時、ビューマスターの
リール(円盤型で立体フィルム7組を見ることができます)を沢山買ってきました。(笑)

昔だと立体映像というと赤と青色のフィルターを使ったアナグリフが多かったと思います。
雑誌の付録とかありました。赤影の映画もそうでしたし、ユーミンのアルバムジャケット
にもそういうのありました。勿体無くてめがねを切り取れませんでしたが・・・。

映画も3Dのものは大好きなんですが、ちょっと2時間は長いと思います。家庭用のテレビ
で3D対応のものはお値段も高く、めがね自体も1個1万円もするのでなかなか購入する気に
なれないといったところでした。

ところが、今月(2012年7月)ALWAYWS三丁目の夕日'64のBDが発売になるんですが、これの豪
華版(ALWAYSシリーズは、毎度豪華版を購入しています。)には、3DBD(ブルーレイデ
ィスク)がセットなんですね。映画館でも3D版は観ましたが、家庭でもできたら見たいと
思い、できる限りリーズナブルなコストでこの3DBDを観る事はできないか?と思い調べ
てみました。

で、以下の事が分かりました。

液晶テレビの3D方式は、東芝を除いてほとんどがシャッター方式で3Dめがねが電池駆動
でシャッターを切り替えるのでめがね1台が1万円程度と高価。国内メーカーでは、東芝のレ
グザは、偏向方式で3Dめがねが安いし、映画館でもらえるものを使用することも可能だっ
たりします。(円偏向方式)他にもLGも偏光のテレビを作っているようでした。
3D液晶テレビだったらレグザが、第一候補になりますね。

一方、PCで3DBDを観るという選択肢もあります。
ビデオカードとか要求スペックが高い懸念がありましたが、サイバーリンクが提供している
「BD & 3D Advisor」というフリーソフトで判定する限り、HDMI端子があれば、それほ
どハイスペックでなくともいけそうでした。(笑)

ただし、最低限BDドライブ(1万円弱)と3D対応ディスプレイ(1万5000円〜)と3D
対応BDプレーヤーソフト(PowerDVD 12 Proなど¥9500円)が必要になります。

う〜ん、総額¥35000円ですね。(BDドライブはあるので、実質¥25000円)
一時期NVIDIA 3D Visionしか選択肢が無かった頃に比べると半額以下という印象ですが・・。

ただ、BD再生ソフトは、時間が経過するとBDの再生ができなくなる可能性が高いのであ
まり高いソフトの購入には、二の足を踏んでしまいます。(AACSのアップデート必要なため)
#「このコンテンツの再生を継続するには、cyberlink powerdvdをアップデートする必要が
 あります」というメッセージが出て指示に従ってアップデートしても結局AACSのアップデ
 ートはされないので再生不可能になってしまう!!!!!!(号泣)

ここで自分の手持ちの機材のスペックを確認すると、BDレコーダーは、3D対応になって
おり、上記の3D対応ディスプレイの最低価格のもの(LG電子D2242P-PN1万5000円〜)と
組み合わせれば、追加\15000円で自宅で3DBDを観る事が出来る事になります。(爆)
ちなみにこのLG電子D2242P-PNは、円偏光方式で映画館の3Dめがねも使用可能です。(笑)
ただし、HDMIケーブルが、1.4aという仕様を満たしていないと再生不能ですが、秋葉原
で安く売っていたケーブルも、確か1.4a仕様だった記憶があるので、多分問題なしです。

と言う訳で、LG電子D2242P-PNを購入しようと価格コムをチェックしていたんですが、一瞬
1万3500円という安値を付けたため焦って購入しようと思ったんですが、直ぐに売り切れて購
入できませんでした。この業者は、もともと良く知らない業者だったので、結局大手の通販
会社から\15000円で購入しました。ちなみに先々月、息子にフルHDのPC用ディスプレイを買っ
てあげたのですが、その値段とほぼ同じだったので眩暈がしました。

そんなこんなで我が家にも小さいながらも3DBDを観る環境が整いました。ALWAYWS三丁目
の夕日'64のBDの発売が待ち遠しいです。

p.s.ディズニーの「塔の上のラプッツエル」の3DBDをレンタルで観ました。
  素晴らしいです。演出もデザインも最高レベルですね。これを家庭で見ることができると
  いうのも凄いと思います。(22インチのディスプレイはやっぱり小さいですね。)

2012年7月1日

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