山岳遭難救助隊


ぼちぼち今年の山歩きの予定を考えていますが貧乏なので、日帰り中心になりそうです。
(北アルプスの山小屋って1泊2食で¥9000円くらいです。おまけに見知らぬおやじと
ひとつの布団で寝るサービス付き(爆))

まずは、燕岳日帰り。次は、常念岳ー蝶が岳縦走日帰り(笑)、息子と常念岳日帰りと
3回くらい登りたいと思っています。

漫画「岳」を読んで影響されて、槍ヶ岳や奥穂高岳を歩いてみたいんですが、上高地
ルート、新穂高温泉ルート、表銀座ルートといずれも2泊3日コースなんで結構敷居が高
いです。 東京あたりの方だったら、前泊でもう一日なんで その点は、恵まれています
が、なかなか大変です。行くとしたら燕岳から入る、表銀座コースだと思いますが、来
シーズン検討したいと思います。

ザイルをかついだお巡りさん
-アルプスに賭ける警察官 喜びと悲しみのドラマ
長野県警察山岳遭難救助隊

ピッケルを持ったお巡りさん
-登頂なきアルピニストたちの二十年
富山県警察山岳警備隊

山靴を履いたお巡りさん
-北アルプス飛騨側を護る山男たちの手記
岐阜県警察山岳警備隊

遭難者を救助せよ! 細井 勝 (著)
富山県警察山岳警備隊

山岳警備隊、出動せよ!
富山県警察山岳警備隊

あと、「岳 みんなの山」の影響で山岳救助隊の本も何冊か読みました。
北アルプスには、長野、富山、岐阜の三県の山岳救助隊があり、それぞれ命懸けで人命
救助に当たられています。どの本も涙なしで読めませんでした。幾つかのエピソートが
「岳」の中にもあり、ちょっと嬉しく感じました。特に燕レスキューのモデル(だと思っ
ています)の篠原さんのビデオも非常に印象的でした。「良く頑張った!」この言葉は、
篠原さんの言葉だったのかもしれません。

今回救助隊の本を読んでいろんな遭難パターンを知ることができました。非常に印象的
だったのは、信大の女子学生2名の燕岳での遭難です。中房温泉から燕山荘経由で燕岳
に登り、東沢乗越から下山する予定が、稜線から下山するポイントを間違えてどんどん
登山道から外れて行くも「いずれ登山道にでるだろう」という安易な考えて進んでしま
い、とうとう歩けなくなり遭難してしまったものです。やはり引き返す方向が登りとい
うのも心理的にあったと思いますが、GPSで下山口を確認しておけば遭難せずに済んだと
思います。結局この二人は1週間程して奇跡的になんとか救助されたのですが、発見は
まさに奇跡的なものだったと思います。非常に運が良かったと言えます。やはり、登山
時には、GPSは必須であり、登山者の少ない場所はリスクが高いと感じます。また、無線
もあったほうがいいと思います。実は中学校の頃アマチュア無線の免許を取ったんです
が、免許自体がどこかへ行ってしまっているので再発行して局申請をしないといけませ
ん。(笑)昔と違って無線機は、2万円くらいで5Wクラスのハンディ機を買えるので、
今後ちょっと検討したいと思っています。

山岳救助をテーマにした漫画作品「岳 みんなの山」が実写映画化決定したそうです。
一体三歩くんを誰がやるんでしょうか?救助を超人的な体力で遂行するフィジカルを
考えるとやれる役者が限られてしまうと思います。小栗旬主演という噂もありますが、
大丈夫かしら?エキストラ募集とかあったら参加してみたいんですが、北アルプス涸沢
ロッジ前現地集合とかだったら無理かな?(爆)もっとも雪山のほとんどの撮影は、新
潟などの豪雪地帯で行われると思います。(本当に北アルプスで撮影したら遭難しちゃ
うかも?)ちなみに常念が舞台の「ミッドナイトイーグル」は、登山前は安曇野周辺で
撮影し、雪山は新潟で撮影していました。

2010年3月1日

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