【1998年秋、シギ・チドリの渡りカウント調査の結果】

多摩川河口野鳥クラブが、日本湿地ネットワーク、シギ・チドリ委員会の集計調査の報告書に提出するため、98年7月25日〜9月15日まで、多摩川の大師橋から河口までの範囲で合計8回のシギ・チドリのカウント調査を行いました。過去数回行っていますが、シーズン中に8回調査をしたのは今回が初めてで、種別で個体数のピークをグラフ化してみました。 種数はムナグロ、ダイゼン、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ダイシャクシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、サルハマシギ、エリマキシギ、ホウロクシギの18種を数え、全個体数は一番多い時で335羽、少ない時で58羽でした。


表−1

上は個体数の多かった種、下は少ない種を別にしています。 

表−2
8/29は台風の影響か個体数が少ない。

余り種によってピークの差はないように思えます。幼鳥と成鳥を区別していれば、ムナグロの2つのピークは8/12のピークが成鳥で、9/5が幼鳥だった???