2010年4月 Torio&Torikoのフィールドノート 目次に戻る  top↑

【2010年4月4日】

※葛西臨海公園(7:20〜12:00)
 到着時は満潮であったが、しばらくして干潟が再び広がり始めた。最初に鳥類園を回った後、午前9時頃に観察センターに立ち寄り、その後水路護岸を経由して午前10時頃から西渚観察ポイントで探鳥した。渚周辺には水鳥達が多く集まっており、スズガモの大群が沖合から集結しては旅立つような行動を見ることができた他、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの夏羽群もまだ多く残っていた。また、クロツラヘラサギを確認することができた他、シギ・チドリ類も多くなってきていた。カモメ類はユリカモメの大群が東渚干潟に集結していたがセグロカモメ類は20羽前後で多くはなかった。また、アオジのさえずりやシジュウカラの営巣なども確認することができた。主なものは次のとおり。

○ウミアイサ          2羽(旧江戸川河口周辺。♀と思われる個体)
○ミサゴ            1羽(♀タイプ。午前8時半頃に旧江戸川河口付近の棒杭上に休止しているのが見られた。午前9時過ぎには東渚上空を旋回しているのが見られた)
○ツバメ            5羽(淡水池周辺。数を増してきていた)
○イワツバメ        12羽(午前7時半頃に淡水池上空で2羽を今季初認したが、午前8時頃には汽水池擬岩付近上空に10羽が集まって飛翔しているのを見ることができた)
○クロツラヘラサギ     1羽(東渚。午前9時頃に東渚舞浜側堤防南端の棒杭上で休んでいるのを見つけた。その後一時的に見失ったが、午前10時過ぎには東渚干潟の比較的西端に近いところで採餌行動を取っているのを見ることができた。胸の黄褐色などは余り目立たなかったが、成鳥夏羽に近い個体と思われた)
○ミヤコドリ         24羽(東渚。午前10時頃になって飛来しているのを確認した) 
○コチドリ           2羽(汽水池) 
○シロチドリ          6羽(東渚。午前9時半頃に確認できた)
○トウネン           8羽(東渚。ハマシギよりも小型のシギ群が見られた。このうち1羽は脚を損傷しているようであった。遠方であったので近似種との確実な識別はできなかった)
○ハマシギ         58羽(東渚。午前10時頃に確認できた)
○アカアシシギ        1羽(汽水池。午前8時頃にはオオハシシギとともに石塁上で休んでいたが、その後中土手のアシ原沿いに移動して採餌した。夏羽に換羽中と思われるが幾分若い個体のように思われた。なお、3月26日頃から確認されているとのことであった)
○アオアシシギ        1羽(汽水池擬岩付近。これまで旧江戸川舞浜側アシ原育成地付近で見られることが多かったが、オオハシシギとともに汽水池に飛来するようになったものと思われる)
○オオソリハシシギ      8羽(東渚干潟。夏羽個体も見られた) 
○オオハシシギ       1羽(汽水池。ほぼ成鳥冬羽であるが、わずかに換羽が始まっているようであった)
○タシギ             1羽(汽水池)
○セイタカシギ         9羽(汽水池。個体数が多くなってきていた。いただいた情報によると交尾も観察されているとのことであった)
○カワセミ             2羽(汽水池など。棒杭にもよく休止した。鳴き交わしと思われる声もよく聞かれた)
○タヒバリ             2羽(渚周辺)
○ジョウビタキ          1羽(♀タイプ。公園西側)
○アカハラ             3羽(公園中央部など)  
○シロハラ             2羽(公園西側など)
○ツグミ            約10羽(公園中央部など)
○オオジュリン           6羽(汽水池アシ原など。減少しているようであった)

以上。



アカアシシギ(夏羽に換羽中と思われる個体)
2010年4月4日
葛西臨海公園(汽水池)



クロツラヘラサギ(夏羽に換羽中と思われる個体)西渚観察ポイントからの撮影
2010年4月4日
葛西臨海公園(東渚干潟上)



2010年4月10日】

※葛西臨海公園(8:20〜12:50)
 到着時は干潮で干潟が大きく広がっていたが、しばらくして再び冠水し始めた。最初に公園中央部を回った後、午前8時半頃に早めに開門された西渚に移動し、午前10時半頃まで渚周辺で探鳥した。渚周辺にはまだ多くの水鳥達が多く集まっており、スズガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの夏羽群もまだ多く残っていた。ユリカモメも3000羽以上が東渚干潟に集結していたが、特に変わったものは確認できなかった。セグロカモメ類は10羽前後で多くはなかった。三番瀬越冬個体群と思われるミヤコドリの大群が飛来していたが、クロツラヘラサギ、アカアシシギ、オオハシシギは確認できなかった。いただいた情報によるとシギ・チドリ類は、まだ旧江戸川の対岸と行き来しているようで汽水池に安定的には飛来していないとのことであった。主なものは次のとおり。

○ウミアイサ         2羽(東渚干潟周辺。♀タイプ)
○ハヤブサ          1羽(成鳥と思われる個体。荒川河岸付近の鉄塔上部に休止しているのを教えていただき見ることができた。いただいた情報によると、朝方は公園西側上空に飛来していたとのことであった)
○イワツバメ         3羽(正午頃に汽水池上空で3羽を確認した)
○クイナ          1羽(汽水池。正午頃、アシ原沿いに移動しているのが見られた)
○ミヤコドリ        172羽(東渚、西渚など。午前8時半頃に多くの個体が飛来しているのが確認できた。午前8時半時点で東渚に122羽、西渚に50羽が飛来していたが、午前9時前には一時的に西渚に98羽が飛来した。若鳥も混じっていたが成鳥が多かった。当地では2009年4月12日に132羽をカウントしている他、2006年以降は4月中旬頃に100羽前後の個体群を5回ほど観察しているが本日のカウント数は当地における最大羽数と思われる) 
○コチドリ           6羽(汽水池) 
○シロチドリ          4羽(東渚など。西渚にも飛来していた)
○ムナグロ          4羽(西渚など。午前9時頃にミヤコドリとともに飛び立った1羽は荒川方面に去ったが、その後4羽の小群が出現し、西渚観察ポイント付近を飛び回った後東渚に舞い降りた。その後、午前10時頃には3羽が西渚干潟に飛来して採餌した。夏羽に換羽中の個体も見られた)
○ハマシギ           2羽(東渚。午前9時頃に確認できた)
○アオアシシギ        1羽(汽水池擬岩付近。午前11時頃に確認できた)
○ダイシャクシギ       1羽(西渚。ミヤコドリ群とともに採餌していた)
○タシギ             2羽(汽水池)
○セイタカシギ        2羽(汽水池。個体数が減少していた)
○カワセミ          1羽(汽水池。♀タイプ。棒杭にもよく休止した)
○イソヒヨドリ          1羽(西渚観察ポイント付近など。♀タイプ)
○アカハラ            2羽(公園中央部など)  
○シロハラ            1羽(公園中央部)
○ツグミ           約20羽(公園中央部など)
○オオジュリン          9羽(淡水池アシ原など。ほぼ夏羽の個体も見られた)

以上。





ミヤコドリ(成鳥と若鳥の群)
2010年4月10日
葛西臨海公園(西渚)



【2010年4月18日】

※葛西臨海公園(7:20〜15:30)
 到着時は満潮であったが、その後干潟が大きく広がり、午前11時半頃からは沖合にも広大な干潟が広がった。最初に渚橋付近からクリスタルビュー付近で探鳥したが、その際に西渚でソリハシセイタカシギを観察し撮影した鮮明な映像を見せていただいた。このため、再び渚橋に急行し開門とともに西渚観察ポイントに向かい、そこからの観察で東渚干潟内にソリハシセイタカシギを確認することができた。逆光でかつ距離もあったが午前10時半頃まで観察することができた。その後は干潟が広がり過ぎたこともあり、鳥類園を回った。午後1時頃から再び西渚観察ポイントに移動し渚周辺で探鳥した。ソリハシセイタカシギは東渚の干潟中央よりも舞浜側で採餌していたが、午後3時頃になって接近してくれ、約300mの距離から観察できた。特徴ある採餌行動を繰り返し水浴などを行った。渚周辺には多くの水鳥が集まっており、ユリカモメも夏羽個体が増加し、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの夏羽群もまだいくらか残っていた。また、三番瀬越冬個体群と思われるミヤコドリの大群は引き続き飛来していた。主なものは次のとおり。

○ウミアイサ          1羽(東渚干潟周辺。♀タイプ)
○ズグロカモメ        1羽(東渚干潟。成鳥夏羽。午前9時頃から断続的に観察できた。干潟上を飛び回っては急降下してカニなどを採取しているようであった。当地では昨年も4月12日に成鳥夏羽個体を確認しているが、当地で成鳥夏羽を確認した記録としては2004年4月18日と同じく最も遅い記録となる)
○ミサゴ            1羽(又は2羽。午後1時頃に沖合棒杭上で魚を採食しているのが見られたが、午後2時頃には東渚付近に飛来してダイビングなどを行った。午後3時過ぎには再び沖合棒杭上で魚を採食している個体が見られた)
○イワツバメ          3羽(正午頃に淡水池上空で3羽を確認した)
○ミヤコドリ        168羽(東渚、西渚など。午前8時半頃のカウント数。午前9時頃には一時的に西渚にも13羽が飛来した。成鳥が多かった。正午前からは沖合干潟に散らばって採餌していた) 
○シロチドリ          6羽(東渚など。西渚にも飛来していた)
○メダイチドリ         2羽(東渚。もっといたものと思われる)
○ムナグロ          8羽(東渚など。ハマシギ群に混じったりしていた)
○ダイゼン           3羽(東渚) 
○ハマシギ       約200羽(東渚など。午前10時頃の推計数)
○アカアシシギ        1羽(東西渚間水路干潟。午前・午後ともに確認できた)
○オオソリハシシギ      2羽(東渚。午前8時半頃に確認できた)
○ダイシャクシギ       1羽(東渚など。一時的に西渚にも飛来した)
○ホウロクシギ        1羽(東渚など。ダイシャクシギとともに行動していた)
○チュウシャクシギ      8羽(汽水池、東渚など。旧江戸川河口のカキ礁にも6羽が飛来していた)
○セイタカシギ          3羽(淡水池。♂2羽・♀1羽の小群が休んでいた)
○ソリハシセイタカシギ    2羽(東渚など。午前中は休んでいることも多かったが、午後は盛んに採餌していた。湾岸フィールドでは1993年11月23日から1994年4月10日まで谷津干潟にて本種が越冬したことがあるが、本種を観察したのはそれ以来であった。なお、当地で本種が確認されたのは初めてと思われる)
○アカハラ            2羽(公園中央部など)  
○シロハラ            1羽(公園中央部)
○ツグミ           約20羽(公園中央部など)
○ミヤマホオジロ        1羽(♂1羽。公園中央部。4月11日から確認されているとのことで、教えていただき見ることができた)
○オオジュリン          2羽(汽水池アシ原)

以上。



ホウロクシギ・ダイシャクシギ
2010年4月18日
葛西臨海公園(西渚)
一時的に飛来した。一緒に行動することが多かった。手前がホウロクシギで後方がダイシャクシギ



ソリハシセイタカシギ
2010年4月18日
葛西臨海公園(東渚)
午後3時頃に2羽が水際で羽繕いを行った。左側はユリカモメ、手前にはムナグロが写っている。



【2010年4月25日】

※谷津干潟(7:40〜10:50)
 シギ・チドリ類が多く集まるようになったとの情報をいただき、約1ケ月ぶりに出かけた。到着時は次々にシギ・チドリ群が飛来しているところで、予想以上に干潟も広がり始めているところであった。このためシギ・チドリ類は徐々に干潟中央に次第に集まったが、時折南側に集まることもあった。シギ・チドリ類は種類も数も多くなってきており、特に、コオバシギ、オバシギは例年になく多くの個体が見られた。また、カモ類もヨシガモの他、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモも少なくなかった。主なものは次のとおり。

○ヨシガモ             2羽(♂1羽♀1羽。観察センター前干潟で休んでいたが、午前9時頃には淡水池に入った)
○コチドリ              2羽(観察センター前干潟)
○シロチドリ             3羽(干潟東側)
○メダイチドリ          168羽(干潟東側に多かった。午前8時半頃のカウント数)
○ダイゼン            84羽(夏羽に換羽が進んできている個体も見られた)
○トウネン           約20羽(干潟東側)
○ハマシギ          2462羽(午前9時半頃のカウント数。多くが夏羽換羽中)
○オバシギ            36羽(午前10時頃のカウント数。夏羽に換羽中の個体も多かった。春季の数としては最近ではかなり多いと思われる。ただ、記録集「新浜の鳥(1966−1968)」によると、1967年5月には147羽が記録されている)
○コオバシギ            9羽(午前9時半頃のカウント数。夏羽に換羽中の個体も多かった。飛来数が徐々に多くなり昨日から9羽が見られるようになったとの情報をいただいた。湾岸フィールドでは、秋季の1993年9月に船橋三番瀬海浜公園にて19羽を確認したことがあるが春季はこれまで3羽前後であったことから最大羽数の記録となったと思われる)
○ソリハシシギ            1羽(午前8時半頃の干潟中央部で確認した)
○キョウジョシギ          24羽(午前8時半頃のカウント数)
○キアシシギ             4羽(今季初認)
○オオソリハシシギ       164羽(午前8時半頃のカウント数)
○チュウシャクシギ        17羽(午前8時頃までは干潟北東側の通称ドラム缶付近にねぐら入りをしていたと思われる8羽の群が残っていた他、散らばって採餌している小群も見られた)
○セイタカシギ            10羽(観察センター前浜付近など)


※葛西臨海公園(11:30〜15:10)
 到着時は徐々に潮位が上がり干潟が次第に冠水してきているところであった。最初に西渚に向かいソリハシセイタカシギを再確認したりした後、午後1時過ぎから鳥類園を回った。引き続き遠方で約400mの距離があったが東渚干潟中央部付近でソリハシセイタカシギが採餌したり休息しているのを見ることができた。渚周辺には多くの水鳥が集まっており、ユリカモメに加えてアジサシ、コアジサシも急激に多くなってきていた。カンムリカイツブリは28羽にまで減少していた。三番瀬越冬個体群と思われるミヤコドリの大群が引き続き飛来していた他、シマアジやシギ・チドリ類もかなり見ることができた。なおツグミ類は声を聞いたのみで視認できなかった。主なものは次のとおり。

○シマアジ           1羽(♂1羽。汽水池。午後2時頃に汽水池の淡水池側水門付近でアシ原付近を移動するのを見たが、午後2時半頃に擬岩付近に突如出現し、擬岩近くの岩上で休んだ後泳ぎだしボランテイアの方が築かれた石塁上に上って休んだ。嘴の色調が赤味を帯びている個体であった。数日前から見られているとのことであった)
○ズグロカモメ        1羽(東渚干潟。成鳥夏羽。東渚中央丘付近を飛翔しては急降下してカニなどを採取しているようで、午後1時頃からは干潟上で休んだ。当地での成鳥夏羽を確認した記録としては最も遅い記録となる)
○アジサシ        約85羽(東渚など。午後1時頃には20羽が西渚にも飛来した。今季初認)
○コアジサシ      約240羽(東渚など。西渚付近にもよく飛来していた。今季初認)
○ミサゴ            1羽(午前7時過ぎに京葉線荒川河口橋付近を飛翔しているのを確認した。渚周辺から新木場方面に向かって飛翔していた)
○イワツバメ          6羽(午後2時頃に淡水池上空などで確認した)
○ミヤコドリ        158羽(東渚。正午過ぎのカウント数) 
○コチドリ           2羽(汽水池など)
○シロチドリ          4羽(東渚)
○メダイチドリ         4羽(東渚。もっといたものと思われる)
○ムナグロ          7羽(東渚。中央丘草地に移動した)
○ダイゼン           2羽(東渚。水浴した)
○トウネン           1羽(東渚。もっといたものと思われる) 
○ハマシギ       約270羽(東渚など。正午過ぎのハマシギ群のカウント数は278羽であった)
○オバシギ           2羽(東渚。もっといたものと思われる)
○アカアシシギ         1羽(汽水池)
○アオアシシギ         2羽(汽水池)
○オオハシシギ         1羽(汽水池。擬岩付近。かなりの夏羽となっていた)
○オオソリハシシギ      2羽(東渚。1羽は脚を損傷していた)
○ダイシャクシギ        1羽(東渚)
○チュウシャクシギ     32羽(東渚中央丘など。干潟冠水後に集結していた。また汽水池にも3羽前後が飛来していた)
○セイタカシギ          5羽(汽水池)
○ソリハシセイタカシギ    2羽(東渚。到着直後は干潟中央部で採餌していたが、その後はカモメ群中に紛れてしまい見失ってしまった。午後1時頃に中央丘北東側で2羽が揃って休息しているのが見られた。引き続き滞在している)
○シロハラ            1羽(公園中央部。声のみの確認であった)
○センダイムシクイ       1羽(汽水池南側。午後2時半頃に汽水池南側のコナラの花穂の部分を動き回りながらさえずりを繰り返す個体が確認できた)
○オオジュリン          1羽(汽水池アシ原)

以上。


【2010年4月29日】

※谷津干潟(9:00〜14:40)
 コシジロウミツバメの情報をいただき出かけた。しかしながら滞在は昨日のみだったようで本日は見られなかった。到着時はようやく北側から干潟が広がり始めているところでシギ・チドリ群も飛来し始めているところであった。しかしながら、ハマシギ群が本格的に飛来し始めたのは午前10時過ぎからで、コオバシギ群は午後1時前にようやく飛来し、オバシギ群は観察時間中には飛来しなかった。特段、変わったものは見られなかったが、シギ・チドリ類の常連はほぼ揃ってわたりも本格化していた。正午前頃に前線の通過があり、強風と少雨があったが、ユリカモメ群(午後1時頃で176羽)が飛来したくらいで特段の変化は見られなかった。ヨシガモのペアが引き続き見られた。また、周辺では引き続きエナガが営巣しているようで、南側周回路のマテバシイ付近で給餌用の餌の採取を行っているのが見られた。主なものは次のとおり。

○ヨシガモ             2羽(♂1羽♀1羽。観察センター前干潟で休んでいたが、午後は中央南側干潟内でコガモやヒドリガモなどとともに休んでいた)
○コアジサシ           24羽(切れ目なく比較的多くの個体が見られた。正午頃
のカウント数。干潟に降りて求愛給餌を行うペアも見られた)
○コチドリ              1羽(北側干潟)
○メダイチドリ         116羽(干潟東側に多かった。正午頃のカウント数)
○ダイゼン            86羽(夏羽換羽中の個体も多かった。正午過ぎのカウント数)
○トウネン             17羽(北側干潟など。午前9時半頃のカウント数)
○ハマシギ            806羽(正午過ぎのカウント数。多くが夏羽換羽中)
○コオバシギ            8羽(午後1時前に干潟中央に飛来した。引き続き多くの個体が留まっているようである)
○キョウジョシギ         170羽(午後1時半頃のカウント数。正午頃までは42羽であったが午後1時過ぎになって急速に個体数が多くなった)
○キアシシギ            12羽(到着時は観察センター前干潟で休んでいた)
○アオアシシギ            1羽(夏羽個体。午前9時頃は観察センター前浜で休んでいた)
○オオソリハシシギ       104羽(正午過ぎのカウント数)
○チュウシャクシギ         6羽(午前9時頃のカウント数)
○セイタカシギ           12羽(観察センター前浜付近など)
○シロハラ              1羽(谷津バラ園近くの後背緑地)
○ツグミ                1羽(干潟北側の後背地)

以上。


ヨシガモ(♂♀のペア)
2010年4月29日
谷津干潟