2009年4月Torio&Torikoのフィールドノート 目次に戻る  top↑


【2009年4月4日】

※葛西臨海公園(7:20〜15:40)
 到着時は干潟はいくらか残っていたが、本日は午前中の潮位変化は少なく干潟が大きく広がり始めたのは午後1時過ぎからであった。最初に渚橋付近で探鳥した後、公園西側で小鳥類を探したがほとんど成果もなかったことから、午前9時過ぎからは4時間余り西渚観察ポイントで探鳥した。その後一旦鳥類園に向かったが、午後2時半過ぎから陽光が差してきたことから西渚観察ポイントに再度戻った。すっかり夏羽となったミミカイツブリが居残ってくれていたが、特に変わったものは見られなかった。なお、いただいた情報によると昨日はクロツラヘラサギが確認されたとのことであった。また、カモメ類は、一時的に見られなくなっていたウミネコ(若鳥)が戻ってきていた他、頭部の黒くなったユリカモメが多くなってきていた。本年はセイタカシギが集結せず、これまでにない寂しい汽水池となっている。主なものは次のとおり。

○ミミカイツブリ           1羽(夏羽個体。東西渚間水路。ほぼ水路内にいてハジロカイツブリとともにカキ礁周辺で潜水を繰り返してはカニなどを捕食していた) 
○ホオジロガモ           1羽(♀1羽。西渚水面内で午前中に見られた)
○ミサゴ              1羽(♀タイプ。東渚など。正午前に干潟上空に出現し、水鳥達を飛ばしたが、その後浅水域に一時的に舞い降りていたが、最後は東西渚間水路上空を通過して若洲海浜公園方面に去った)
○チュウヒ             1羽(東渚。午前10時過ぎから3回ほど出現し、アシ原上を飛翔していたが樹木上に休止したりした他、カラスのモビングも受けた)
○イワツバメ            5羽(駅周辺)  
○ミヤコドリ           56羽(東渚など。羽数の変動はあったものの観察時間中はずっと見ることができた。時折、西渚上空に飛来する個体もあったが舞い降りることはなかった)
○コチドリ             6羽(汽水池で3羽を確認したが水路護岸でも確認した)
○シロチドリ            8羽(東渚堤防上。ハマシギとともに休息していた)
○ダイゼン             1羽(東渚。午前10時頃に確認できた)
○ハマシギ          約80羽(東渚など。午後1時頃に群が見られたが少なかった。堤防上で休息している個体も見られた)
○ダイシャクシギ          3羽(東渚。群で採餌していた)
○ホウロクシギ           2羽(東渚。午前10時半頃にダイシャクシギ3羽とともに同時に確認できた)
○タヒバリ              2羽(水路周辺)
○トラツグミ             1羽(公園西側。我々は見られなかったが、鳴き声を3回ほど聞くことができた) 
○アカハラ             1羽(公園中央部)
○シロハラ             5羽(公園中央部など)
○ツグミ            約40羽(公園中央部など。芝生上に集結しているのが見られた)
○オオジュリン           8羽(東渚堤防、淡水池アシ原など)
○シメ               2羽(公園西側)
○カケス              1羽(公園西側。鳴き声が聞けた)

以上。


ミミカイツブリ(夏羽個体)
2009年4月4日
葛西臨海公園(東西渚間水路)

【2009年4月11日】

※葛西臨海公園(7:20〜11:30)
 到着時は既に干潟が大きく広がり始めているところであった。最初に渚橋付近を経由して鳥類園に回り、午前10時頃から西渚観察ポイントで渚周辺の探鳥を行った後、公園西側を回って切り上げた。水鳥達はかなり旅立ってしまい、スズガモが約500羽と激減していた他、ハジロカイツブリも約30羽の群ひとつとなっており、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリは確認できなかった。いただいた情報によると、ミミカイツブリは4月5日まで見られたとのことであった。公園内ではマヒワが見られた他、アオジのさえずりがにぎやかであった。主なものは次のとおり。

○ミサゴ              1羽(♀タイプ。旧江戸川河口付近。午前10時頃には捕らえた魚を沖杭上で採食していた)
○イワツバメ            7羽(駅周辺、公園中央部)
○クイナ              1羽(淡水池東側で午前9時半頃に見られた)  
○ミヤコドリ           92羽(東渚など。午前10時過ぎのカウント数。到着直後から数羽が見られたが、午前9時過ぎ頃より三番瀬方面から群が次々に飛来し、東渚干潟や沖合い干潟に散らばった。旧江戸川河口のカキ礁にも飛来していた)
○コチドリ             6羽(汽水池)
○アオアシシギ          1羽(汽水池。越冬個体と思われる)
○オオハシシギ          1羽(汽水池。越冬個体。換羽が進んできていた)
○タシギ              5羽(淡水池1羽、汽水池4羽)
○セイタカシギ          5羽(淡水池に集まって休んでいた。今季は当地へのセイタカシギの集結が少ない状況が続いているが、今後集結するのを期待したい)
○カワセミ             1羽(汽水池)
○タヒバリ             1羽(水路周辺)
○アカハラ             1羽(公園中央部)
○シロハラ             2羽(公園中央部など)
○ツグミ            約30羽(公園中央部など)
○オオジュリン           4羽(淡水池アシ原など)
○マヒワ              5羽(公園西側。クヌギの花穂に飛来していた。いただいた情報によると、ここ数日最大8羽程度が飛来しているとのことであった)
○シメ               1羽(公園西側)
○カケス              2羽(汽水池。北側竹林付近で1羽が視認できた)


※谷津干潟(12:30〜16:20)
 到着時は干潟が大きく広がっており、既にいくらかのシギ・チドリ群が飛来していた。午後2時頃より、三番瀬方面から追加のシギ・チドリ群が飛来したが、余り落ち着かず出入りが激しかった。午後2時半過ぎにオオソリハシシギ・ダイゼンの大きな群が飛来し、その中にコシャクシギが混じっており運よく見ることができた。主なものは次のとおり。

○コチドリ              1羽(観察センター前干潟)
○メダイチドリ           25羽(干潟南側。午後2時頃には南東端のカキ礁羽付近に移動して休んでいた。ほとんどが夏羽個体であった)
○ムナグロ             3羽(干潟中央付近。午後2時半頃に三番瀬方面から飛来したシギ・チドリ群中に混じっていた。いずれも成鳥夏羽個体と思われた)  
○ダイゼン            68羽(干潟中央付近。午後3時頃のカウント数。換羽が進行している個体も見られたが、越冬個体群が中心と思われた) 
○ハマシギ         約1000羽(夏羽への換羽が進んでいる個体も多かった。到着直後は148羽であったが、午後2時過ぎには384羽となり、午後3時頃のカウントでは983羽となった)
○キョウジョシギ           1羽(夏羽個体。観察ポイント前の干潟で見られた。今季初認)
○オオソリハシシギ         36羽(午後3時頃のカウント数。♂夏羽も多かった。出入りが激しかった)
○ホウロクシギ            1羽(干潟中央。到着時から見られた)
○コシャクシギ            1羽(干潟中央など。午後2時半過ぎに飛来したシギ・チドリ群中に見られた。他の方も既に見つけておられた。オオソリハシシギと異なって採餌は行わず休んでいるだけであった。その後、単独で飛んだり、オオソリハシシギ群中に入って通称ドラム缶付近の干潟に移動したりした。その後見失ってしまったが、いただいた情報によると、午後3時半頃に幕張方面に飛び去ったとのことであった。我々が湾岸フィールドにてコシャクシギを見たのは1998年9月23日に谷津干潟にて幼鳥を見て以来で2回目であった)
○セイタカシギ           10羽(干潟や淡水池など)
○シロハラ              1羽(又は2羽。淡水池付近)
○ツグミ               8羽(後背地、干潟内など)

以上。


コシャクシギ
2009年4月11日
谷津干潟(干潟中央部)
中央の個体がコシャクシギで距離は200m以上あった。右後方はオオソリハシシギで、周囲の小型のシギはハマシギ。


【2009年4月12日】

※葛西臨海公園(7:20〜15:30)
 到着時は干潟が大きく広がり始めているところで、干潮時の正午前後には沖合いにも広大な干潟が広がった。最初に鳥類園付近で探鳥し、正午前から公園西側に回った後、午後1時半頃から西渚観察ポイントで渚周辺の探鳥を行った。午前10時半頃までは北東風が吹いて曇っていたが、その後は晴れて暖かくなった。比較的多くの種類が見られたが、冬鳥が主であった。観察センター付近でコムクドリが見られたとの情報をいただいたが、我々は見られなかった。カモメ群中に脚も黄色で赤斑も大きいように思われるホイグリン系と思われるカモメが確認できたが、距離もあり断定はできなかった。主なものは次のとおり。

○ミコアイサ            1羽(♀タイプ。淡水池)
○ズグロカモメ           1羽(成鳥夏羽。午後2時頃に沖合いから東渚干潟に飛来した。ほとんどユリカモメ群と離れて行動していた。水浴したり、時折特徴ある採餌行動を取った。なかなか近くを飛んでくれず、最短でも約200mあったが翼下面のパターンなどが確認できたことから同定には問題はないと思われる。当地でズグロカモメの成鳥夏羽を確認した記録としては2004年4月18日に次いで遅い記録となる)
○ミサゴ              1羽(又は2羽。♀タイプ。到着直後に沖杭上で捕らえた魚を採食しているのが見られたが、その後は東渚内棒杭上などで休止していた。午後3時過ぎになって、再び干潟の浅水域上に出現しダイビングを繰り返し最終的に魚を捕らえ沖杭に移動した)
○イワツバメ           12羽(駅周辺、公園中央園路、汽水池上空など)
○クイナ              1羽(汽水池擬岩付近。午前8時半頃に見られた)  
○ミヤコドリ           132羽(東渚、沖合い干潟など。午後2時頃のカウント数。午前9時頃までは確認できなかったが、午前9時半頃に三番瀬方面から約60羽の群が東渚に飛来するのが確認できた。沖合い干潟が狭まった午後2時半過ぎには沖合い干潟を飛び立って三番瀬方面に戻る群が見られ、東渚干潟に戻った個体は48羽であった。しかし、これらも午後3時頃に飛び立ち、三番瀬方面に移動した。今回のカウント数は当地では最大と思われ、一時的とはいえ三番瀬個体群のほとんどが飛来したものと思われた)
○コチドリ             6羽(汽水池)
○シロチドリ            8羽(東渚など。午後2時半頃から西方向へ飛び去る小群が見られた)
○ハマシギ          532羽(沖合い干潟。午後2時頃に飛翔したシギ群のカウント数。午後2時半頃には飛び立ったものの東渚干潟には飛来せず若洲海浜公園方面に向かった。腹部の黒班が確認できたことから、多くはハマシギと思われたが他のシギ・チドリ類が混じっていたものと思われる) 
○アオアシシギ          1羽(汽水池。越冬個体と思われる)
○オオハシシギ          1羽(汽水池。越冬個体。換羽が進んできている)
○タシギ              7羽(汽水池)
○カワセミ             1羽(汽水池)
○アカハラ             4羽(汽水池付近など。ツリーと鳴きながら飛翔する個体が目立った。さえずりも聞くことができた)
○シロハラ             3羽(公園中央部など)
○ツグミ            約30羽(公園中央部など)
○キマユムシクイ         1羽(公園西側。越冬個体。まだ留まっているようで、鳴き声をよく聞くことができた。相変わらず常緑樹内を中心に動き回っていた)
○オオジュリン           4羽(淡水池アシ原など)
○シメ               1羽(汽水池付近。サクラに飛来していた)
○カケス              2羽(汽水池付近。北側樹林地で1羽が複雑な鳴き声を出しているのが見られた他、北側擬岩付近で休んでいる個体も見られた)

以上。


【2009年4月19日】

※葛西臨海公園(7:20〜14:10)
 到着時は干潟はいくらか残っていたが、本日は午前中の潮位変化は少なく干潟が大きく広がり始めたのは午後1時過ぎからであった。最初に渚橋付近で探鳥した後鳥類園に回り、午前10時頃から正午過ぎまでは西渚観察ポイントで渚周辺の探鳥を行った。その後一旦公園西側に向かったが、コマドリの情報をいただいたことから鳥類園に再び戻った。昨日はオオルリ、キビタキ、コマドリ、サンショウクイ、センダイムシクイ、ヤブサメなどの夏鳥でにぎわったとのことであったが、本日はかなり減少したようで、我々はセンダイムシクイが見られたのみであった。カモメ類は大型カモメ類が15羽前後みられたが、特に変わったものは確認できなかった。夏羽となったユリカモメが集結してきていた。セイタカシギは本日も確認できなかった。また、カンムリカイツブリ(2羽)、ハジロカイツブリ(10羽)も少なくなった。主なものは次のとおり。

○アジサシ            6羽(東渚沖合い周辺。午前10時過ぎのカウント数。沖合いの杭に休止していることもあった。今季初認であるが、いただいた情報によると昨日も2羽確認されたとのことであった)
○コアジサシ          18羽(渚周辺。午前10時頃のカウント数。西渚内の棒杭に休止している個体も見られた。三番瀬では4月9日に確認されていたとのことであったが、当地では昨日が初認であったとのことであった)  
○ミサゴ              1羽(♀タイプ。午前8時頃に東渚内の棒杭上に休止していた)
○イワツバメ            8羽(駅周辺の他、午後には汽水池上空に群が飛来した)
○チュウサギ           1羽(夏羽に換羽中の個体。午後2時頃に淡水池湿地で見られた)  
○ミヤコドリ           24羽(東渚。観察時間中はずっと見ることができた。中央丘付近の岩礁地に飛来し、チュウシャクシギとともに採餌していた)
○コチドリ             6羽(汽水池)
○シロチドリ           12羽(東渚堤防上など)
○アオアシシギ           1羽(又は2羽、汽水池)
○オオソリハシシギ         2羽(東渚干潟)
○オオハシシギ           1羽(汽水池。夏羽への換羽がかなり進んでいた)   
○ダイシャクシギ          1羽(東渚。オオソリハシシギとともに飛翔した)
○ホウロクシギ           1羽(東渚。飛翔時の姿を確認することができた)
○チュウシャクシギ      約10羽(汽水池、東渚堤防など) 
○タシギ              4羽(淡水池など)
○アカハラ             2羽(公園中央部)
○シロハラ             3羽(公園中央部など)
○ツグミ            約30羽(公園中央部など)
○センダイムシクイ         2羽(汽水池南側樹林地)
○カケス               1羽(汽水池南側樹林地)

以上。

【2009年4月26日】

※葛西臨海公園(6:30〜11:20)
 到着時は満潮を過ぎて潮位が大きく下がり始めているところであった。しかしながら午前8時頃からは南からの強風が吹き荒れた。最初に渚橋付近を経由して鳥類園に回ったが、その後は強風のためカウントもできない状況となったことから、遠方となるもののクリスタルビユーから渚周辺を探鳥し、その後は公園西側を回って切り上げた。強風のため東渚干潟上には多くのユリカモメ、アジサシ、コアジサシがシギ群とともに舞い降りていたが観察しづらかった。公園内ではオオヨシキリのさえずりを今季初めて確認したほか、アオジに加えて夏の小鳥類のさえずりも聞かれにぎやかであった。主なものは次のとおり。

○アジサシ         約200羽(東渚。午前9時半頃のカウント数)
○コアジサシ        約400羽(東渚。午前9時半頃のカウント数) 
○ミサゴ              1羽(♀タイプ。東渚。午前9時半頃に干潟上を強風に煽られながら飛翔していたが、中央丘北側の岩上に舞い降りて強風を避けているようであった)
○イワツバメ            4羽(駅周辺)
○ミヤコドリ           62羽(東渚。午前9時半頃のカウント数。午前7時頃は2羽であったが、その後小群が次々に飛来した)
○コチドリ             4羽(水路護岸、汽水池)
○ダイゼン             2羽(東渚)
○ハマシギ         約450羽(東渚。午前9時半頃の遠方からのカウント数)
○キョウジョシギ         18羽(東渚堤防。午前8時頃に群飛するのが確認できた)  
○アオアシシギ          3羽(汽水池。午前8時頃のカウント数。なお、干潟が出現していなかったが、オオハシシギは確認できなかった)
○キアシシギ           1羽(水路周辺)
○チュウシャクシギ      約40羽(東渚堤防、汽水池などの他、公園内の草地周辺でも見られた。群飛するのがよく見られたのでもっといたものと思われる)  
○サンショウクイ          1羽(公園西側。午前11時過ぎに樹冠部上空をピーリリと数回鳴いて東から西方向に移動したが、きちんと視認することはできなかった)
○アカハラ             2羽(公園中央部)
○シロハラ             2羽(公園中央部など)
○ツグミ            約10羽(公園中央部など。この他にツリーという警戒音を出しながらツグミ類と思われるものが移動していたが確認できなかった)
○エゾムシクイ           2羽(汽水池南側樹林地。午前8時頃に、コナラ・クヌギの混じった樹林地で2方向からさえずりを聞くことができた。葉が茂っていたことから姿を視認することはできなかった)
○センダイムシクイ         2羽(公園中央部など。よくさえずっていた。姿はきちんと視認できなかった)
○キビタキ              2羽(♂2羽。公園西側。教えていただき見ることができた。ぐぜりのみでさえずりを聞くことはできなかった) 


※谷津干潟(12:20〜16:10)
 南からの強風のせいもあり、干潟の広がりは予想よりは狭かったものの大きく広がっており既に多くのシギ・チドリ群が飛来していた。その後も三番瀬方面から追加の飛来があり、午後3時過ぎには種類も多く数もまとまった数となった。強風のせいでミツユビカモメが飛来したのを教えていただき見ることができた。主なものは次のとおり。

○ミツユビカモメ          2羽(成鳥と若鳥各1羽。午後3時半頃に強風に煽られて冠水した干潟内に飛来したようで、ユリカモメとともに浅水域に舞い降りたが、その後再び飛び立って干潟上空を舞っていたが西方向に去った。湾岸フィールドでは時折見られる)
○コアジサシ           32羽(午後2時頃のカウント数。強風のため干潟内に舞い降りている個体も多かった)
○メダイチドリ         162羽(午後2時半頃のカウント数)
○ムナグロ             1羽(観察ポイント近くの干潟内)        
○ダイゼン            83羽(午後1時半頃のカウント数。換羽が進行している個体も見られたが、越冬個体群が中心と思われた)
○トウネン             8羽(午後3時過ぎのカウント数。干潟北側に集まっていた。夏羽に換羽中と思われる個体が多かった) 
○ハマシギ         約1000羽(夏羽への換羽が進んでいる個体も多かった。午後2時頃のカウントは496羽であったが、その後追加飛来があり午後3時頃には1000羽を超えたものと思われたが、きちんとカウントできなかった)
○オバシギ             4羽(夏羽個体も見られた。午後2時半頃に、同時に4羽を確認できたが3羽は肩羽に赤褐色は見られない個体であった)
○コオバシギ            1羽(夏羽個体。色調は薄いが体下面は赤褐色となっていた)
○ソリハシシギ           1羽(干潟北側。通称ドラム缶付近の干潟で午後3時頃に確認できた) 
○キョウジョシギ         186羽(干潟南東端のカキ礁付近に多くが群れていた。午後2時半過ぎのカウント数)
○キアシシギ             4羽(観察ポイント近くの干潟内)
○オオソリハシシギ        148羽(午後1時半頃のカウント数)
○セイタカシギ            4羽(干潟や淡水池など。淡水池内では営巣を開始しているようであった)

以上。


ミツユビカモメ(2羽)とユリカモメ
2009年4月26日
谷津干潟
手前2羽がミツユビカモメで、後方はユリカモメ成鳥夏羽。左手前は若鳥で右手前は夏羽に換羽中の成鳥と思われた。