2005年5月 Torio&Torikoのフィールドノート 目次に戻る  top↑

【2005年5月1日】

※谷津干潟(7:30〜15:40)
 満潮前のシギ・チドリの集結をねらって早めに出かけた。しかしながら、北側探鳥ポイントに到着した際には、干潟が相当狭まっており、午前8時頃には多くの鳥が三番瀬方面に飛び去ってしまった。その後、午前10時を過ぎた頃から再び三番瀬方面から飛来し始めた。コオバシギを近距離で見ることができたが、オオメダイチドリは確認できず、ウズラシギも飛来しなかった。キアシシギとトウネンの個体数が多くなってきていた。主なものは次のとおり。

○コアジサシ          34羽(正午頃のカウント数)
○シロチドリ           6羽(午後1時頃のカウント数)
○メダイチドリ        154羽(午後1時頃のカウント数。午前8時頃も102羽が残っていたが、その後飛び去って、午前10時半頃から徐々に戻ってきた)
○ダイゼン          156羽(午前8時頃のカウント数)
○トウネン          262羽(午後2時頃のカウント数。午前8時頃も約90羽が残っていたが、その後飛び去って、正午頃から徐々に戻り、午後1時頃には100羽を超えた)
○ヨーロツパトウネン      1羽(午後1時頃に干潟中央部で採餌していた。遠方で判別しづらかった) 
○ハマシギ       約1200羽(午前8時頃の推計数。最も潮位が上がった午前9時半頃も、観察センター前浜に約20羽が残っていた)
○ミユビシギ           1羽(ハマシギ群中。午前8時頃に見られた。換羽中の個体であった)
○オバシギ            2羽(午前8時頃にダイゼン群中で休息しているのが見られた。このうち1羽は午前9時頃に飛び去ったが、もう1羽は満潮時も北側干潟付近に残っていた。いずれも赤斑がやや薄い個体であった)
○コオバシギ           1羽(成鳥夏羽。到着直後には干潟北側で見られたが、その後飛び去り、再び戻ってきたのは午後2時半頃であった)
○ソリハシシギ          1羽(到着直後から見られた。満潮時も干潟内に留まって棒杭上などで休息していた。よく鳴いていた)
○キョウジョシギ        58羽(午後1時頃のカウント数)
○アオアシシギ         1羽(夏羽への換羽が進んでいた)
○キアシシギ         38羽(午前9時半頃のカウント数。満潮時は観察センター前浜や棒杭上などで休息していた) 
○オオソリハシシギ     158羽(午後1時頃のカウント数)
○ホウロクシギ         1羽(満潮時も干潟内に留まっていた) 
○チュウシャクシギ       24羽(午前10時半頃のカウント数。他の種類と異なり、満潮時に観察センター前浜干潟に、かなりの個体が集結した)
○セイタカシギ          6羽(干潟、淡水池。なお、いただいた情報によると、淡水池付近で繁殖に入り、産卵したものの、カラスに卵をやられてしまったとのことであった)
○ツグミ              1羽(谷津バラ園付近。芝生上で小さくツリーという鳴き声を発していた)

以上。



【2005年5月3日】

※葛西臨海公園(7:10〜11:20)
 到着時は干潮。小潮のため、干潟の広がりは大きくはなかった。最初に公園中央部から渚周辺を探鳥し、午前8時頃からは鳥類園に回った。その後、午前9時半頃からは西渚観察ポイントからの渚周辺の探鳥を行った。クロツラヘラサギが見られた他、渡りの小鳥類なども見ることができた。渚周辺は、アジサシ類が多くなってきていた。また、カモメ類は少なくなってきていたが、ウミネコのみは若鳥6羽が確認できた。なお、アシ原ではオオヨシキリの声がにぎやかになってきていた。主なものは次のとおり。

○アジサシ         852羽(東渚など。午前10時頃のカウント数。視界が遮られてカウントできなかった部分もあったことから1000羽は超えていたものと思われた。西渚内にも飛来し、棒杭上に休止する個体も見られた)
○コアジサシ         18羽(東西渚周辺)
○チュウサギ          1羽(汽水池。夏羽。午前9時頃に干潟で見られたが、コサギの集団とは離れて採餌していた)
○クロツラヘラサギ       1羽(東渚。若鳥と思われる個体。いただいた情報によると、5月1日から見られているとのことであった。干潟内で採餌していたが視界が遮られることが多く、観察しづらかった。午前9時半頃からは東渚中央丘の草地に入って休息した)
○クイナ             1羽(汽水池。午前8時過ぎに擬岩付近のアシ原際の干潟にいるのを見ることができた)
○ミヤコドリ          50羽(東渚。午前8時頃には散らばって採餌していたが、午前9時半頃には集結していた)
○シロチドリ           2羽(東渚)
○ダイゼン            1羽(東渚)
○ハマシギ           2羽(東渚。まとまった群は見られなかった)
○オバシギ         約20羽(東渚。午前8時頃に群飛するのが見られたが、どこかに飛び去ってしまったようであった)
○ソリハシシギ          1羽(汽水池)
○キョウジョシギ         3羽(渚周辺)  
○アオアシシギ          7羽(汽水池など)
○キアシシギ          19羽(汽水池など。多くなってきていた)
○オオハシシギ          1羽(汽水池。夏羽へ換羽中であった)
○ホウロクシギ          1羽(東渚)
○チュウシャクシギ       22羽(汽水池など。渚周辺では堤防付近に4〜5羽くらいの群が飛来するのがよく見られたので、もっといたものと思われる)
○タシギ             4羽(汽水池)
○セイタカシギ         10羽(汽水池)
○キビタキ            1羽(♂成鳥。汽水池南側のコナラの植栽地。時折さえずっていた。また、アオジと争ったりもしていた)
○コムクドリ           1羽(公園西側。♂1羽。教えていただき、見ることができた。クヌギの若葉・花穂付近を移動して採餌していた)  
 

※谷津干潟(12:00〜16:40)
 到着時は満潮に向かって潮位が上がり、干潟が狭まりつつあるところであった。本日は長潮のため、満潮の午後2時半頃にも東側にいくらかの干潟が残った。到着時には既にシギ・チドリ類は数多く飛来しており、満潮時にも干潟内に留まってくれた。このところ見られているコオバシギ以外には特に変わったものは見られなかったが、個体数は多くなってきていた。主なものは次のとおり。

○コアジサシ          32羽(午後2時過ぎのカウント数)
○シロチドリ           2羽(午後3時頃のカウント数)
○メダイチドリ        288羽(午後3時頃のカウント数)
○ダイゼン          164羽(午後1時頃のカウント数)
○トウネン          338羽(午後3時半頃のカウント数)
○ヨーロツパトウネン       2羽(午後3時頃に、同時に2羽を確認することができた。いずれも干潟東側のハマシギ・トウネン混群中で休息していた) 
○ハマシギ       約1400羽(午後1時頃の推計数)
○オバシギ           28羽(午後1時頃のカウント数)
○コオバシギ           1羽(成鳥夏羽。干潟北側で採餌していたが、干潟が再び広がり始めた午後3時半頃には、干潟南東端のカキ殻塊に飛来したことから近距離で見ることができた)
○キョウジョシギ       208羽(午後2時頃のカウント数)
○アオアシシギ         2羽(夏羽への換羽が進んでいた)
○キアシシギ         64羽(午後1時頃のカウント数) 
○オオソリハシシギ     146羽(午後1時頃のカウント数)
○ホウロクシギ         2羽(久しぶりに2羽が見られた) 
○チュウシャクシギ      16羽(午後3時頃のカウント数)
○セイタカシギ         2羽


以上。

【2005年5月4日】

※葛西臨海公園(7:30〜9:50)
 到着時は干潮。干潟の広がりは大きくはなかったが、午前9時過ぎからは南からの強風が吹いた。最初に公園中央部から渚周辺を見回し、午前8時頃からは鳥類園に回って探鳥したが、風が強くなって探鳥しづらくなってきたことから西渚観察ポイントからの渚周辺の探鳥は行わなかった。渚周辺は相変わらず多くのユリカモメにアジサシ類が混じっていたが、クロツラヘラサギは確認できなかった。また、淡水池はホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモがわずかに残っていたが、寂しくなってきていた。主なものは次のとおり。

○アジサシ        約800羽(東渚など。午前8時頃の推計数。午前9時頃にはもっと多くなってきていたようであったが、カウントできなかった)
○コアジサシ       約180羽(東渚など。昨日に比べて数が一挙に多くなってきていた。汽水池や淡水池周辺にも飛来していた)
○チュウサギ          1羽(汽水池。換羽中の個体であった)
○ミヤコドリ          23羽(東渚。午前8時頃のカウント数)
○コチドリ            2羽(汽水池)
○メダイチドリ          6羽(東渚)
○ダイゼン            2羽(東渚)
○ハマシギ         406羽(東渚。午前8時頃のカウント数)
○オバシギ          10羽(東渚。午前8時頃のカウント数)
○ソリハシシギ          4羽(又は6羽。汽水池)
○キョウジョシギ         6羽(東渚)  
○アオアシシギ         6羽(汽水池)
○キアシシギ         12羽(汽水池)
○オオハシシギ         1羽(汽水池。まだ1羽のみ留まっており、擬岩付近で盛んに採餌していた。夏羽へ換羽中)
○ホウロクシギ          1羽(東渚)
○チュウシャクシギ       20羽(汽水池など。水路付近でも見られた。汽水池にも8羽が入って、カニを採取していた)
○タシギ             4羽(汽水池)
○セイタカシギ          8羽(汽水池など)
○ツグミ             1羽(公園中央部。この他にも、樹林内でツリーという鳴き声を出している大型ツグミ類と思われるものがいたが、視認できなかった) 
○キビタキ            1羽(汽水池南側。美しい声で、さえずっていたが、姿を視認することはできなかった。昨日と同一個体と思われる)
 

※谷津干潟(10:40〜14:20)
 到着時は満潮に向かって潮位が上がり、干潟が狭まりつつあるところであった。既にシギ・チドリ類は数多く飛来していたが、昨日よりは少なめと思われた。また、満潮時の潮位は昨日よりも高かったことから、午後2時頃には干潟のほとんどが冠水し、シギ・チドリ類の多くは、干潟外に飛び去ってしまった。昨日同様、コオバシギ以外には特に変わったものは見られなかった。なお、午前11時半頃にカモメ(若鳥3羽)が上空で帆翔しながら三番瀬方面に移動するのが見られた。主なものは次のとおり。

○アジサシ            3羽(午後1時過ぎに干潟内に降りているのが確認できた。強い南風のため入ってきたものと思われた)
○コアジサシ         136羽(午前11時半頃のカウント数)
○シロチドリ           2羽(午後1時半頃のカウント数)
○メダイチドリ        164羽(午後1時半頃のカウント数)
○ダイゼン          148羽(午後1時頃のカウント数)
○トウネン          172羽(午後1時半頃のカウント数)
○ヨーロツパトウネン      2羽(正午頃までは確認できなかったが、その後、干潟東側にハマシギ・トウネンが集結した中に確認することができ、その後2羽を同時に確認することもできた) 
○ハマシギ       約1200羽(正午頃の一部カウントのうえでの推計数)
○ミユビシギ           1羽(ハマシギ群中。換羽中個体であった)
○オバシギ           28羽(正午頃のカウント数)
○コオバシギ           1羽(成鳥夏羽。干潟北側で採餌していたが、午後1時頃には干潟南側の観察ポイント付近に飛来した。いただいた情報によると、午前中も干潟南東端のカキ殻塊付近に飛来していたとのことであった)
○キョウジョシギ       153羽(正午過ぎのカウント数)
○アオアシシギ         2羽
○キアシシギ        126羽(午後2時頃のカウント数) 
○オオソリハシシギ     121羽(午後1時頃のカウント数)
○ホウロクシギ         1羽(観察センター前で休息していた) 
○チュウシャクシギ      10羽(午後1時頃のカウント数)

以上。


【2005年5月15日】

※葛西臨海公園(7:30〜12:00)
 到着時は満潮。本日は小潮で、満潮時にもわずかに干潟が残り、午前9時頃からは再び干潟が広がった。ここ数日と同様に、北東風がやや強く吹いて寒かった。最初に公園中央部から渚橋周辺を回り、午前8時頃からは鳥類園で探鳥したが、午前9時過ぎには西渚観察ポイントからの渚周辺の探鳥を行った。水鳥達を中心に比較的多くの種類が見られたが、特に変わったものは見られなかった。カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの夏羽個体が各1羽残っていた。ユリカモメは若鳥を中心に1000羽を超える個体が残っており、オオセグロカモメ、ウミネコもそれぞれ若鳥10羽前後が集結していた。主なものは次のとおり。

○アジサシ       約1400羽(東渚など。午前10時頃の一部カウントのうえでの推計数。干潟が広がるにつれて沖合いから次々に飛来し、午前10時頃にはカウント可能な範囲で1082羽となった)
○コアジサシ       約100羽(東渚など。午前10時半頃の一部カウントのうえでの推計数)
○ヒメアマツバメ         1羽(水路周辺。午前9時頃に舞浜方面から飛来し、荒川河口方面に飛び去った)
○ミヤコドリ          15羽(東渚。午前10時頃のカウント数)
○コチドリ            4羽(汽水池、水路護岸など)
○シロチドリ           6羽(西渚など) 
○メダイチドリ          2羽(西渚など)
○ダイゼン            4羽(東渚)
○トウネン           62羽(東渚など。午前10時頃のカウント数。一部はハマシギに混じって水路護岸にも飛来した。もっといたものと思われるが、遠方のものは判別困難であった)
○ハマシギ        約380羽(東渚など。午前10時頃の東渚に飛来していた個体数は372羽であった。この他、水路護岸や汽水池にも3〜5羽の飛来が見られた)
○ミユビシギ           1羽(東渚。夏羽個体。ハマシギ群中)
○オバシギ           14羽(東渚。午前9時半頃のカウント数)
○ソリハシシギ          2羽(汽水池)
○キョウジョシギ         8羽(東渚、水路護岸)  
○アオアシシギ        10羽(汽水池、東渚)
○キアシシギ        約40羽(汽水池、水路護岸など)
○オオソリハシシギ        1羽(東渚。午前9時半頃に飛来した)
○ホウロクシギ          2羽(東渚)
○チュウシャクシギ     約50羽(西渚、汽水池など。水路堤防付近にも多かった。午前9時過ぎまでは、西渚草地で休息する群も見られた)
○タシギ             5羽(汽水池。よく飛び回っていた)

以上。


【2005年5月22日】

※葛西臨海公園(7:00〜14:20)
 到着時は干潟が大きく広がり始めているところで、午前10時頃には沖合いにも干潟が出現した。その後は、午前11時過ぎから潮位が上がり始め、午後2時過ぎには、ほとんどの干潟が冠水した。午前11時頃から南東風が強く吹いた。最初に公園中央部から渚橋周辺を回り、午前8時頃からは鳥類園で探鳥したが、午前11時頃からは西渚観察ポイントからの渚周辺の探鳥を行った。ハシボソミズナギドリを見ることができたが、他には特に変わったものは見られなかった。カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの夏羽個体は引き続き各1羽残っていた。主なものは次のとおり。

○ハシボソミズナギドリ     4羽(又は6羽。午前11時頃に東渚沖合いを舞浜側から荒川河口方面に飛翔している2羽が見られたことから、西渚堤防に回って確認した。強風にあおられて渚周辺に接近したり、沖合いに遠ざかったりしながら飛翔しては、時折海上に降りて休息していた。正午過ぎには1羽が西渚水面内に飛来し、波打ち際に近いところに休止したり、飛翔したりを繰り返したことから近距離で観察することができた。この個体は若鳥と思われた)
○アジサシ       約1800羽(東渚など。午前8時頃の一部カウントのうえでの推計数。数は多くなってきているようであった。水路内や西渚水面内に飛来する個体も見られた)
○コアジサシ       約230羽(東渚など。渚周辺の午後1時頃のカウント数は224羽であった。水路や淡水池周辺でも見られた)
○イワツバメ          2羽(駅近辺。午前7時頃に上空を舞っているのが見られた。我々は当地では今季初認である。昨年は駅高架内に営巣したが、同じ場所には営巣していないようであった) 
○ミヤコドリ          24羽(東渚など。午前8時頃には旧江戸川河口付近に生じた干潟などに移動し、その後は沖合い干潟にも移動していた。その後、潮位が上がるとともに東渚に徐々に集結した。午後1時半頃のカウント数)
○コチドリ            3羽(汽水池など)
○シロチドリ           4羽(西渚など) 
○ダイゼン            5羽(東渚)
○トウネン            6羽(西渚など)
○ハマシギ         約20羽(東西渚など)
○オバシギ           15羽(西渚など。午前7時半頃に西渚干潟に群れて採餌しているのが確認できたが、その後は東渚などに散らばったようであった)
○ソリハシシギ          1羽(水路干潟)
○キョウジョシギ          8羽(東西渚など)  
○キアシシギ        約20羽(汽水池、水路護岸など)
○オオソリハシシギ        3羽(東渚、水路干潟など)
○チュウシャクシギ     約50羽(東西渚、水路干潟など)

以上。


ハシボソミズナギドリ
2005年5月22日
葛西臨海公園(西渚)


【2005年5月29日】

※船橋三番瀬海浜公園(7:40〜9:00)
 到着時は満潮であったが、小潮のため小さい干潟が残っていた。曇天で北東風がやや強く吹き寒かった。シギ・チドリの群は堤防上で休息していたが、さすがに少なくなっていた。干潟は午前8時半頃から徐々に現れたが、特段変わったものは見られなかったことから切り上げた。なお、ハシボソミズナギドリの漂着死体を2羽確認したが、漂着後かなり経過しているようであった。また、ウミネコの若鳥が約180羽集結しており、オオセグロカモメの若鳥2羽も混じっていた。主なものは次のとおり。

○ウミアイサ         1羽(♂1羽。貝殻島付近。スズガモ4羽と行動をともにしているようであった。飛翔は行わなかった)
○アジサシ          2羽(午前8時頃に堤防上に飛来した。沖合いにも数羽の飛翔個体が見られたが、少なかった)
○コアジサシ        26羽(午前8時頃のカウント数) 
○イワツバメ         4羽(後背地の倉庫周辺)
○シロチドリ         2羽(堤防上、干潟)
○ダイゼン          7羽(堤防上と棒杭上で休息していた)
○ハマシギ          4羽(夏羽個体と冬羽個体が各2羽。堤防と干潟を行き来していた)
○オバシギ          1羽(夏羽個体)
○キアシシギ        10羽(堤防周辺など) 
○オオソリハシシギ      6羽(堤防上など)
○チュウシャクシギ      1羽(堤防周辺に午前8時頃に飛来したが、飛び去った)


※葛西臨海公園(10:10〜13:20)
 到着時は干潟が広がり始めているところであった。初めに西渚観察ポイントに回り、正午過ぎまで渚周辺の探鳥を行った。アジサシ、コアジサシは多かったが、他には特に変わったものは見られなかった。主なものは次のとおり。

○アジサシ       約2400羽(東渚など。正午頃の一部カウントのうえでの推計数。西渚水面内に飛来する個体も見られた)
○コアジサシ       約340羽(東渚など)
○ミヤコドリ          24羽(東渚。午前11時頃までは東側堤防付近にいたが、その後は旧江戸川河口付近に生じた干潟などに移動したようであった)
○シロチドリ           4羽(東渚など)
○メダイチドリ          4羽(東渚) 
○ソリハシシギ         2羽(東渚)
○キアシシギ          12羽(東渚など)
○チュウシャクシギ        4羽(東渚など)

以上。