今年も伊豆沼に行きました!

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【2004/10/29〜11/01】

29日
前夜10時頃出て、29日の朝6時に伊豆沼に着、晴れていて、太陽も出てくれました。
去年より幾らか少ないようですが、賑やかな飛び立ちは、やはり迫力です。急いでカメラをセット、ガシャガシャと夢中でデジカメのシャッターを押しまくる。頭上を通過するグループ、遠く山に向かうグループ、方々へ分散して餌取りに出かける。
一段落して沼が静かになり、鳥のお友達と場所を変えて朝食、それからはのんびりした探鳥モード。マガンの中にカリガネを探してもらったり、シジュウカラガンを見つけたり、ハクガンを探したり(3羽来ているとのことでしたが、結局見られず)。


振り返ると満月にマガン(ET風(^_^;))

去年は午前と午後に沼に戻ってきたマガンがなぜか今年は戻らず、飛び立ちの迫力あるシーンは朝だけ。


翌日30日も幾らか朝陽は雲の間から射した。
同じパターンで、見送って、それからあちこちをぶらぶら遊ぶ。餌に来るカモをからかったり、猛禽を待ったり、沼の奧で遠いヘラサギを指をくわえて眺めていたり。
チュウヒは白いの(左の写真)と黒いのと飛び回っていた。去年と同じかな?
日中の沼は静かで時おり、アオアシシギが鳴いたり、ハマシギが飛んだり、オグロシギが降りたり、ハクチョウが家族で飛び立ったり。
回りの稲刈りの済んだ田んぼではチョウゲンボウやトビやノスリがカラスにモビングされたり反撃したりして、ゆったりとした時間を遊んでいた。他はジョウビタキやタヒバリ、ヒバリ、モズの高鳴き、スズメの群れ、ムクドリの群れ、カラスの群れ。
夕方からかなり曇り、早めに宿に入る。





翌日31日は雨。飛び立ちは時間を遅らせて6時30分頃で、それもバラバラ。鳥を探すのはやめて、紅葉のドライブにする。
鳴子峡(下の写真)は有名な紅葉スポットだが、駐車場はカラッポ。雨と朝早いせいかな?でも遊歩道は危険につき立入禁止になっていた。がつかり(−_−)。
しかたなく林道を散策、これがなかなかいい林道で、紅葉をひとりじめ、堪能できた。
でも、ふいに斜面からバタバタと大きな羽音でヤマドリが飛んだのにはびっくり(*_*)キモヲヒヤシマシタ。
カケスのジャーッという声が沢にこだまし、カラ類のひそやかな鳴き交わしの声、アオジ、ハクセキレイ、アカゲラ、ゴジュウカラの唐突な鳴き声。ここの紅葉は緑の針葉樹や常緑樹がないので赤や黄色がほとんど。鳴子温泉から上る時に、山全体が秋色になっていたのにはびっくりだった。
観光バスが連なり、屋台が賑わい始める頃、車にもどって次は栗駒山へ向かう。
いつか登りたい山なので下見!ところが道を間違え、悪路の林道を延々走る。何だか心細くなってきた頃、どーんと舗装の広い観光道路に出る。ちょっと拍子抜けだった。、カーナビもずっと黙っていたのに、いきなり元気に道案内を始めた。そこからはまともに紅葉を楽しむ余裕もあり、イワカガミ平まですんなり。雨はやんでガスはかかったけど、展望も時々開け、なだらかな山を散策する。
鳥は少なかった。ベニマシコが斜面で餌をとっていたぐらいで、他はとくに見てなし。
今度はまともな道を降りて、宿に。

11月1日
また朝からどんより。伊豆沼は前日よりマガンが岸から遠くに帯になっていた。蕪栗はどうだろう・・・と、行ってみる。
駐車場に着くと、空を三々五々グループで飛んでいる。沼には何にもいない、あ〜、間に合わなかったんだ。といじけていると、奧の方からど〜んと飛び立ったけど、遠くにゴミが舞うようにしか見えなかった。
数は多分伊豆沼と同じぐらいかな〜。と、あばうと。お昼頃まで遊んで天気も良くならず、帰路につく。

お天気に恵まれず、ちょっと残念な伊豆沼でしたが、来年に期待しよう。お天気が良かったら、山にも登ろうと欲張りな構想を今から考えています。

特別な鳥はいなかった、カモもざっと見たところ、普通のカモ。カワアイサがたくさんいた。
猛禽はコチョウゲンボウがいたらしいけれど、見なかった。あとはミサゴ、腰の白いハイチュウかな?のチュウヒsp。
それからマガンの中に顔の白い交雑種?がいた、遠目にピエロの化粧のように見えた。
・・・ぐらいだった。以上!