8日 入笠山〜霧ヶ峰〜八島湿原〜高峰高原泊 |
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朝8時に入笠山登山口着、もう秋の雰囲気で、花の最盛期は過ぎ、人もなく、秋のアキノキリンソウやマツムシソウ、ヒヨドリソウ、ヤマハハコ、イブキボウフウ、タムラソウ、アケボノソウ、ハナイカリ、エゾリンドウなど。 コガラがノハラアザミの綿毛につかまってシーソーごっこしていた。 どうやら実はとびっきりオイシイらしい、ほぐしてみたら意外と大きい。 鳥はルリビタキの幼鳥、アカハラ、ウソ、カケス、メボソムシクイの声。 頂上を独り占めする、ホオジロが鳴いていた。 遠くの山は霞んでいたが、八ヶ岳と南アルプスはうっすらと見られた。(標高1955m) (写真:ウメバチソウ) |
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霧ヶ峰、踊場湿原ではススキが波うつなか、マツムシソウ、ノコンギク、ゴマナ、シロヤマギク、リンドウ、アザミ、トリカブト、ハナイカリ。 モズが遠くで高鳴きをしていた。ノビタキは少ない、驚いたようにホオジロが横切った。 (写真:マツムシソウとススキの穂) |
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八島湿原広々とした草原は秋の色になり始めていた。 微風の中、花をながめながら木道を1周する。 マルバハギ、サラシナショウマ、ベンケイソウ、オミナエシ、ヤマラッキョウ。 向かい側あたりにアキノウナギツカミが群生していたのが印象的。 (写真:八島湿原) |
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トリカブトの群生と、リンドウの群生、どちらも種類が多く同定が難しい・・・のは私だけ? 案内にはヤマトリカブトが出ていたけれど、カブトの形はツクバトリカブトに似ているが、それぞれの葉にはあまり特徴がない。また宿題(^_^;) (写真:トリカブト) |
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フウロの仲間も多い。これはアサマフウロだと思う。 高峰高原の今夜の宿に着。 イワツバメが建物のまわりを飛び交っていた。 食後の天体観測は曇りで中止だった、残念! |
9日高峰高原〜高峰山〜篭ノ塔山〜池の平 |
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朝食前に草露に足もとを濡らしながら高峰山に登る。良い天気で、すがすがしい。 (標高2092m) 頂上は展望が開けてなかなかいい。花はこれといって・・・マツムシソウ、エゾリンドウ、アキノキリンソウ、ツリガネニンジン、ハナイカリ。 カケスがみょうな声で鳴いていた、他メボソムシクイ、ルリビタキの声、アカゲラ。 (写真:前方が高峰山) |
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頂上にイワインチンが咲いていた。ちょっと嬉しい。 下山して朝食を済ませ、湯ノ丸高峰林道をごろごろと進む、でこぼこ道は植物が多く展望も開け、のんびり歩きたい道。 池の平着。 まず東篭ノ塔山に登る。(標高2227m) 森を抜けて視界が開け、岩場になるとイワインチンがあちこちに咲いていた、のとマツムシソウ。 (写真:イワインチン) |
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東篭の塔山山頂 (写真:頂上から浅間山を臨む) 下りる途中、ミソサザイが地鳴きしながら天然カラマツの下枝を渡るのが見られた、ラッキー! 下りて池の平を散策する。 |
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(写真:見晴岳?) 空が青いし、風はいいし最高の気分。これで鳥たちがうるさく鳴いてくれたら・・・。 ウソがつがいで鳴き交わしながら飛んでいたのと、メボソムシクイ、ルリビタキ、ホシガラスの声、ノビタキは1羽、ヒガラ、コガラ、モズなど。 この周辺にはトリカブトがほとんど見あたらない。紫の花といえばリンドウ。 ノハラアザミとノアザミ、シャジクソウが少し残っていて、ヤマハハコ、ウスユキソウ、タデなど。 湿原を回って、ここでもアザミの実をコガラが食べていた。 |
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まとめ トリカブトが高峰高原には少なかったこと、ノコンギクなどキク科の仲間がどこでも多かった。 アサマフウロは池の平では見られなかった、なんでかな? 途中ソバの白い花畑がきれいだった。 標高は高いけれど、どれも約1時間で登れる山で、体脂肪燃焼系?にはほど遠い。 最後に軽井沢といえば??? コスモスかな・・・? いちまい。 |