蕪栗沼最高!

10/24〜26


すっかり日が昇って蕪栗沼に到着する。
着いて、ススキとセイタカアワダチソウが咲く土手に上がり複雑に入り組んだ沼の隅っこでそっと覗いて見ると、カモがすごい群れで飛び回り、ハマシギも群翔、影が水面に映る。
アオアシシギ、タカブシギ、ダイゼン、わーっと歓声をあげながら見てる。
あれっ、ハシボソガラスが群れて鳴きわめく(迷惑・・・)のでどうしたのかと見てると、チュウヒが水の中にカラスを押さえ込んでいた。でもよく見るとすぐそばにはオオタカの幼鳥、そして少し離れてオオタカの成鳥、トビ。ひょっとしたらオオタカがしとめたカラスをチュウヒが奪ったのか、最初から見たかったな〜。
お天気はどんより曇り。9時半ごろマガンは一旦池に帰るというので、その間周辺を視察しながら待つ。カリガネとか、シジュウカラガンとかいるらしいけど、探す気力がない。
全部飛び立って残ったのがカリガネとシジュウカラガンだったらどんなに嬉しいか(*_*)。
田圃で乱舞

まだそんなに遠くまで餌取りにはいかないらしく、沼の周辺多分5キロ以内が一番多い。
首を伸ばして威嚇しているみたいなのや、低くして、追っかけているのとか、警戒しているのとか面白い。
ちょっと遅れて沼に戻ると、どんどんご帰還、糸くずみたいな遠くの群れが近づいてきて、沼に落ちる。

夕方は本格的にみんな帰ってくる。でも暗くなった頃で、不気味な雲が波のように重なっていて絵的に面白いなと思ったけど間に合わない。1時間ぐらいかけて、にぎやかに帰ってきて落ち着く。
でも夜中でも騒いでいるらしい。
予約した宿に入る。




25日
朝5時過ぎに沼に到着し、カメラを出して準備する。しらじらと明けて赤い朝日が上がり始める。
朝日が昇る

最高!ここに飛んで・・・くれない。朝日を横に受けて、頭上をまっすぐに通過する。
ひととおり送り出してコーヒータイム(ごちそうさま!)



のんびりあちこち探したり、ノスリやオオタカ、チュウヒ、チョウゲンボウ、なつっこいハヤブサなどを見て遊ぶ、昼寝する。夕方はきれいな夕日が沈む。雲も染まり最高!でもまだ帰ってこない。
夕日が落ちる

この日は、すごい数のマガンが集まった。次々に降りる姿は果てしなく続くようで、あきれる。おまけに落とし物(^^;)。
入る沼の位置も手前に集中していて、他にあんなに広いのになにを考えて行動しているのか分からない。
今日は車中泊、あまり寒くもなく、大丈夫!
無事に朝を迎える。




26日
朝、深い靄の中、沼の中も見えない。いるのかいないのか、早くから飛んだのもいて、ぐずぐずしているのもいる。結局7時過ぎにもまだ残っていた。
靄は8時すぎても深く、壮大な飛び立ちのシーンは不発に終わった。
クイナの声が下から遠慮がちに聞こえる。
他の鳥はモズが多いのと、タゲリが1羽、フワフワ飛んで行った。カワラヒワ、ジョウビタキの声、ツグミ、アオジ、普通の鳥さんたち。オナガガモ、カルガモ、コガモ、マガモ、キンクロハジロなど。
お昼には未練たっぷりで帰路につく。


ハヤブサ君、見つめ合ってしまった(*^_^*)


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