6/03〜06 八千穂〜霧ヶ峰〜戸隠〜白馬


野辺山経由で八千穂に。林道の途中で休憩したみはらしのいい場所で、ツツドリ、ジュウイチやカッコー、エゾムシクイ、沢からコルリ、ミソサザイの声、向かいの谷筋では枯れた高い木にオオルリがさえずっていた。
八千穂高原自然園より300?mぐらい低い駒出池に初めて寄る。キャンプ場になっていて、緑の中に白樺の幹が眩しい、そして朱色に彩るレンゲツツジ。

八千穂自然園ではあと4〜5日でレンゲツツジ、ベニバナイチヤクソウが咲く予定らしい。

麦草ではトガクシショウマ、イワカガミダマシなどキレイな花が少しだけあった。
最近鹿の食害に苦労されているようだ。

霧ヶ峰、八島湿原では、やはりノビタキ、ビンズイ、カッコー、ホトトギス。
モズに追われて飛び出したホオアカは、しばらく呼吸を整える間(?)、近くの杭にいてくれた。花はまだ少ない。
峠を越えて、上田に回り、戸隠の宿に着く。




4日
早朝から戸隠森林植物園でのんびり鳥と花を見て回る。
木道が全面的に整備されていた。歩いていると昨日から来ている鳥やさんに会い、アカゲラの巣、コムクドリの巣、アカハラの巣、シジュウカラの巣箱を教えていただく。
アカハラはちゃんとお椀の巣を作って、中で抱卵していた。アカゲラメスがコムクドリに巣を覗かれて、とっくみあいのケンカが始まった。オスは遠巻きにオロオロ見ているだけ、メスが追っ払って一件落着した。

コムクドリの巣穴では、時々親がエサを運んでいた。
コサメビタキ コムクドリを威嚇するアカゲラ ルイヨウボタン

サンショウクイは、高い樹の上を鳴きながら飛び回ったり、ま上に止まったり。ずっと見ていたら、首が痛くなり、がっくりうなだれると、足元の木道をアカハラがぴょんぴょん歩いていた。
キビタキ、オオルリ、アカハラ、ツツドリ、カッコー、ホトトギス、ニュウナイスズメ、コムクドリ、アカゲラ、コルリの声、オオルリの声、ノジコの声、サンショウクイ、コサメビタキ、カラ類。カイツブリ、カルガモ。
このさえずりは聞いたことがあるけど、何だったっけ・・・・最近思い出すのに時間がかかる。
あっ、そうだ!クロジだった!低いところでさえずるとばかり思っていたけど、思いっ切り高い枝で鳴いていた(写真)。ゲット!
花は、ミズバショウはほぼ終了、ヤマアジサイとクルマバソウ、タチカメバソウ、ラショウモンカズラ、ニリンソウ、クリンソウ、ルイヨウボタン(写真)、クリンユキフデ、ズダヤクシュなど。










昆虫のカメラマン
カミキリムシを撮りに来られたそうで、そのカミキリはヤマシャクヤクの花を食べるらしく、晴れたお昼頃がいいらしい。
(次の日、結局その人は虫に会えず諦めた様子)なんでも1年おきに発生するとか。名前は「ふたすじかたびろはなかみきり」カミキリムシの世界も面白そうだ。「カミキリ情報館」というサイトに写真がありました!


5日
また早朝、宿から車を走らせると100mも行かずに後ろからスタスタと追いかける音、何だか傾いていると思ったらやはりパンク、早い時間なので宿の人を起こすこともできず、しぶしぶタイヤ交換する。
それからまた戸隠植物園で半日過ごし、コサメビタキの巣、ニュウナイスズメの巣をみつける。コサメビタキは手の込んだ暖かそうな巣だ(写真)。



鬼無里村経由白馬に着。
サンショウクイやノジコ、キビタキ、ニュウナイスズメなどが歓迎してくれ?た。
翌日は朝そのあたりを散歩して、ハイタカ、コルリ。
花はギンラン、ホウチャクソウ、ウマノアシガタ。

10時頃出掛けて、八方尾根に向かう。
花はまだ少ないけど、その時期しか咲かない花があると信じて・・・、乗っているリフトの下でハルリンドウや雪割草がいっぱい(*_*)思わず飛び降りそうになってしまった。

上では、それ以外に、意外にない。何だか分からない白い花(写真下)。遠くにムシトリスミレ、キバナノイカリソウ。
少し昇ると、期待していたギフチョウかと、夢中でシャツターを押したけど、よく見たらキアゲハだった(写真)。
ショウジョウスゲ?と白馬連峰 キアゲハ ミヤマタネツケバナかな?

雪山を背景にアマツバメが飛ぶのを撮りたかったけど、反射神経が遅れて作動するため、一枚も切れず。

下山、姫川源流、親海湿原を回る。サワオグルマとカキツバタが一面に咲いていて、風も気持ちよくさわやか。
他には、レンゲツツジ、ミツガシワ、ヤナギトラノオ。



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