2008年7月後半 フィールドノート      目次に戻る  top↑



2008年7月18日 (Fri)
今週のトンボ
ちょっと遠くまで足をのばして。
暑くて、汗だくで草っ原をかきわけていると、
たまに吹く風がすっきり生き返らせてくれます。
コフキトンボがたくさん、沼のガマの葉や葦に止まっていた。
メスの帯タイプって結構普通?
もうひとつ、これから粉をふくのかな?メスのような気もするけど…。
シオカラよりも少し短い感じ。



帯タイプ




メスの帯じゃないタイプか、もしくはメスのこれからコフキ?




オオイトトンボは眼後紋がハート型って気がつきました。
スリムなのはいいんだけど全身入れると、横ばかり長くなってしまう。
他にはウチワヤンマが棒っきれのてっぺんに乗ってた。




モノサシトンボの未熟、怖い顔してる(*_*)。



2008年7月20日 (Sun)
MFだよ!
ひさびさのMF、歩き始めるとゴマダラチョウがいて、
コーナーをニワトリ?と思ったら、コジュケイがゆっくり歩いていた。
後ろを歩いても逃げる様子もなく、悠然と歩いて、おもむろに笹藪に入った。
鳥はムクドリがたくさん、広場を歩き回ってるのぐらい。
コフキトンボってここにもいた。
今まで気がつかなかったのか…。
コシアキとシオカラとオオヤマトンボと、ギンヤンマ。

でもでも、新発見、アオイトトンボがいた。
粉をふいたオスと、まだのメスと2頭。
うちの子みたいでかわいい。
他にはオオシオカラのメスが高い木の上に止まっていた。
帰ろうと思ったけど、鳥仲間に出会えて、
嬉しくてアオイトまで案内してあげた。



コジュケイ



チゴザサ、よくイトトンボの止る草、小さな花が咲いていた。



アオイトトンボオスの粉をふいたの。



メス


2008年7月25日 (Fri)
高原だよ〜!

高原に、高原のトンボ3種を目標。
カオジロトンボ、ルリイトトンボ、カラカネトンボ。
去年良くなかったエゾトンボも。
行く道でシキンカラマツが群生していた、なかなか会えない花なのに感激(*_*)。



シキンカラマツ。



到着したとたん、カオジロに会えた。
ワタスゲの湿地を歩くと、すぐに木道に来てくれた。
でも個体数は少ない、じっと待つ。

アキアカネがあちこちに止まっていた。
ぼーっとしていると、いきなり、それはそれは青いルリイトトンボがヘリコプターのように近くに着地。あわてて4枚撮って飛ばれてしまった。



次のポイントへ。
ここもカオジロ狙い、30分ぐらい歩いて、着いたらたくさんいた。
木道を足の踏み場もないぐらい、ってのはオーバーだけど、次々に飛んで降りて、また飛んでと繰り返していた。オスばかり目に付く。
オオルリボシヤンマが羽化直後でぶら下がっていた、他にはあまりいない。



モウセンゴケの花


モウセンゴケの花やサワラン、ヒメシャクナゲなど可愛い花が咲いている。
下山は土砂降り、カサやリュックのカバーを持ってきて良かった。
けど足元は悲惨な状態、そのまま宿に。

続くのでした…。


2008年7月27日 (Sun)
高原の続き
翌日も沼めぐり。
たくさん歩いたけど、トンボのたくさんいる沼は少ない。
コサナエ、タカネトンボ(カラカネと思ってたけど、却下されてしまった。
なるほど尾のかたちが魔法使いのおばあさんの糸巻きみたいに紡錘状…見たわけではないけど)



タカネトンボ



コサナエ



???正体不明分かったら教えてくださいな。
とお答えをいただき、


次の沼は遠くにルリイトトンボが数頭、水面スレスレをスイスイと飛んだり、
草に30度くらいの角度で止まっていたり。
アオイトトンボはかき分けるぐらいいた、オーバーです、はい。
他、カオジロ、オオルリボシヤンマ、アキアカネなど。

最後の沼はクロイトトンボがたくさんとエゾイトトンボ1頭見つけた。



クロイトトンボ


2008年7月29日 (Tue)
高原の付録
ラッキー!お腹側しか撮れなかった正体不明のトンボ君がカラカネトンボ!でした。
これで行った目的は全部達成できたのでした。
識別してくださった方に感謝です。



このチョウは飛んでるのを見た時は裏は白だったような…あとで調べる未定。



もうひとつはミヤマモンキですよね。




イソシギが1羽いました。



カオジロトンボの風景写真です。