2008年5月前半 フィールドノート      目次に戻る  top↑



2008年5月2日 (Fri)
トンボさん…
昨日です。
トンボ探したけど、クロイトとアジアだけ。
風が強くて、草むらの中でやり過ごしているのかな?と思ったけど、てっぺんにしがみついて、ビュンビュン風切って頑張ってるのがいた。(撮れませんけどね…)

青いチョウは裏が見えず、何だか分からない。
では、みなさま楽しい黄金週間を!

チョウ各種


アジア



アジア



2008年5月7日 (Wed)
信州
3日〜6日まで信州に行きました。
スミレと、鳥少々、風景とのんびり旅でした。
気温差が6日なんか、朝2℃で、昼21℃(*_*)
着るものが大変でした。

スミレは新しい出会いがあって、ほぼ予定どおり。
トンボはまだまだ時期的に早いようです。
不思議発見もあっていろいろ楽しかったです。

暇をみてアップします、といってもあまりないけど…。
どちらかといえば花がメインでした。


北アルプスの山々



2008年5月8日 (Thu)
信州 2
1日目
ミズバショウが一番良い時期だった!
純白がみずみずしい。
仏炎苞(ぶつえんほう)は、肉穂花序(にくすいかじょ)を固く包んでいたので跡がついていたり。

宿は、お昼頃現地で調達。
昔何度か泊まった宿で、おかみさんとお話が弾んだ。
昔、カメムシの大発生で、「カ、カメムシが…」と泣きながら?
フロントに行ったら、すかさず蓋つきのビンと割り箸を渡された。
きょとんとしている私に捕まえてビンに、ということ。
夜通しカメムシを拾ったのは、今ではとても楽しい思い出になっている。

この夜も1匹出てくれた。
暇なのでテーブルに乗せて観察していると、マイポットの上まで登りつめ、あとは円に沿ってグルグル徘徊。
それを、なんと20分ぐらい続けて、ぽとんと落ちた。

ミズバショウ


ミズバショウ



リュウキンカ



何カメ



2008年5月9日 (Fri)
信州 3
翌日、池のほとりの桜に何か止まらないかなと思っていたら、ノジコが。
では、そこらを鳴きながら飛んでいる「サンショウクイも止まって!」くれた。
ならなら、ニュウナイは?メスだけど、止まってくれた(^_^)v
一気に桜が咲いていてくれたら…、これはムリだった。(^_^;)

他、キビタキ、クロジ、ツツドリ、コサメビタキ、エゾムシクイ、コルリ、アカハラ、オオアカゲラ、アカゲラ、キバシリ、ゴジュウカラ、ノスリなど見たり、聞いたり。

ノジコ


サンショウクイ



ニュウナイスズメ



2008年5月11日 (Sun)

翌日は白馬、曇り。
峠を越えるといきなり目の前に残雪の北アルプスが広がる、お気に入りの場所。
淡い新緑の山にツツドリの鳴き声が響いていた。
で、事前に今夜の宿を予約する。だいじょうぶ、情報を少し仕入れる。
ウスバサイシンにヒメギフのタマゴが生み付けられているかも?など。
まず湿原でミツガシワの見事な群生を、その後スミレを目に付く片っ端から撮った。
オオタチツボスミレは距が白いので分かりやすい。
スミレサイシンは関東のナガバノスミレサイシンぐらいある。


源流ではバイカモ、ニリンソウ、キクザキイチゲなど群生して美しい。

ウスバサイシンの葉を裏返すと、本当!きれいな真珠のような小さなちいさなタマゴが整列していた。もうヒメギフチョウには遅いようで、その時は一頭も見られなかった。

でも、帰りにもう一度寄り、ヨレヨレの個体をひとまず撮影した。

ミツガシワ


ウスバサイシン



オオタチツボスミレ



スミレサイシン





2008年5月13日 (Tue)
信州 5
総集編(^_^;)

見られたスミレは、サクラスミレ、スミレサイシン、オオタチツボスミレ、ヒトツバエゾスミレ、マキノスミレ、ヒナスミレ、フモトスミレ、マルバスミレ、チシオスミレ?、ミヤマツボスミレ?、スミレ、タチツボスミレ、エイザンスミレ、ヒカゲスミレ。

RICOHのコンデジは青が強くて、赤むらさきのきれいな色が出にくい。フォトショップで色補正してみたけど花びらだけ領域指定しないと他まで変わるし結構大変だった。
(…良い方法があったら教えてくださいな)。

そのまんまと色補正後


ちょっとめずらしいヒトツバエゾスミレ。



葉脈あたりが赤くなっているからサクラスミレの変形、チシオスミレ?
全体に赤味が強いツボスミレはミヤマツボスミレ?
ということで二枚一組。



悩んでいたヤマエンゴサクの葉のかたちはいろいろバリエーションがあるようで、識別ポイントは、茎から直接出ている小さな葉(苞)の形だった。
一個所に3種類あったのでじっくり見ることができた。