2004年5月 フィールドノート      目次に戻る  top↑




05/02 奥多摩都民の森
6時に出かけると中央道が八王子まで2時間掛かるという表示で下を走る。
8時30分着。家族連れなど人が多い。
新緑が眩しい(*_*)ミソサザイの元気な声がまず耳に入ってきた。どんどん追い越されながら、花を探して、鳥を探して、のんびり歩く。キクイタダキがお辞儀をしてくれたので頭の花飾りもしっかり見えた。オオルリは沢の向こう側、谷の下からコマドリの声が響く。
カラ類、センダイムシクイ、そしてまたミソサザイ。遠くツツドリの声も聞こえた。
花は、ルイヨウボタン、シラネアオイ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、マルバスミレ、タチツボスミレ、ヨゴレネコノメは実。コガネネコノメ、ワチガイソウ、群生を期待していたチゴユリは咲き始めたところだった。


05/06-9 飛島を遠出日記にアップ



05/15 多摩川河口
7時半頃から2時間。
暑いかなと思ったら意外にさわやか。
土手は、草刈りがしてあり、ちょっとがっかり。コアジサシの賑やかな声と豪快なダイビングの音が聞こえる。
メダイチドリ、キアシシギ、トウネン、シロチドリなどぱらぱらといた。
下流は、チュウシャクシギ、アオアシシギ、それからハマシギが180羽ぐらいの群れでやってきた。中州は、コアジサシの休憩場所。
ムクドリ、大きな虫をくわえて土手の斜面に降りたけど、虫を置くと転がるのに、何度もくわえなおしては置いている。
オオヨシキリやセッカの声が聞こえた。
スイカズラの甘いにおいが漂う土手をつきあたりまで行って引き返すと、キョウジョシギが1羽、小さな岩の回りを歩き回っていた。
数日前カラシラサギがいたらしいけど、今日は見えなかった。



05/22 多摩川河口
肌寒い陽気で、双眼鏡だけ下げて、ざっと歩く。
ハマシギ、シロチドリ、メダイチドリ、トウネン、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギ。オオヨシキリが3個体下流にいた、ちょっと賑やかで嬉しい。
コアジサシも飛びまくるし、寒いけど、ダイビングもする。芦原はハマヒルガオが窮屈そうに広がっていて、土手でヤセウツボ1本見つけた。
他に見てないけど、アカアシシギがもよう。
帰りに、大井野鳥公園のバードフェスティバルに寄って少しお勉強をしてきた。明日まであるので、お暇な方はどうぞ!大盛況でした。若い子が多いので、はて?と思ったら、INSPi/永井真人のミニコンサートがあるようでした、と言っても知らないんだけど(^_^;)。



05/23 八ヶ岳の八千穂
4時に出かけたけど、途中で雨で、野辺山あたりもどっぷり雨、ざっと走って、白駒池や麦草峠に向かうと晴れ間が・・・。でも花もなさそうだし、ダケカンバはまだ芽吹いてない。ルリビタキやエゾムシクイの声、ホシガラスがちらっと道を横切った。で、そのまま八千穂自然園あたりで霧にかすんだ白樺の新緑とか、ツツジを風景写真ばかり。国道なのに、車を止めると、キビタキ、オオルリ、カッコー、ホトトギス、ジュウイチ、カラ類、コマドリ、コルリ、ウグイス、アオジ、アカハラ、イカルなどの声が新緑をバックにコーラス、しばらく聞き入ってしまいました。
で八千穂自然園では、ベニバナイチヤクソウはもうすぐ、クリンソウは終わり加減。スズランはもうすぐ、ミツバツツジは終わり加減で、レンゲツツジが出番を待っていて、ラショウモンカズラが今、他。750×500画像にも新緑をUPしたのです。



05/29 箱根湿性植物園
クサタチバナ サンショウバラ
今週も山にお花見でした。
風がかなり強く、日差しも強く、撮影には不向きな日。
でも、植物園だから当然お花はいっぱい、ヒメサユリや、サワラン、トキソウ、オカタツナミソウ、フタリシズカ、クリンソウ(白や黄色もありました)アヤメ、カキツバタ、ヒオウギアヤメ、チョウジソウとイブキトラノオはいっぱい。サンショウバラ、ハマナスは甘い香りでした。サンリンソウは図鑑ではニリンソウと見分けが付けにくいかと思っていたけど、かなり小さいのと葉柄があるので今度はバッチリ、名前が書いてあるとほんと!助かる。ミヤマヨメナ、これだって自分では識別不能。園内で鳥はコジュケイの声と、カッコー、ムクドリ、ヒヨドリ、ガビチョウ、シジュウカラ、キジバト、他。小さな池でドジョウが産卵していた。