2004年2月 フィールドノート      目次に戻る  top↑


04/02/01 大井野鳥公園
午後からフラッと出かける。昨日のカモ達とは違って、ほとんどがホシハジロとキンクロハジロ、オオバン、少ないけど、マガモ、カルガモ、カイツブリ。シギチは、潮入の池にアオアシシギが1羽だけ。杭には白ヒゲのカワウがそれぞれ思い思いにくつろいでいた。
西ののどかな里山風の畑では紅梅と黄水仙が咲き、畑の青菜はヒヨドリにちぎられたのか、葉がボロボロになっていた(^_^;)
西淡水池も覗く。メジロの群れが鳴き交わしながら芦原で移動している。紅梅に来ればキレイなのになかなかうまくいかないものだ・・・。
カケスが正面の枝に2羽ダミ声で鳴いていた。そんなところかな?


04/02/07-08 多摩川河口〜波崎〜銚子
多摩川の鳥見をして、残念ながらケアシノスリには会えず、特別な鳥はいなくて、多いのはオナガガモ、スズガモ、ヒドリガモ、カンムリカイツブリ、ホオジロガモはメス1羽、オオジュリンがいっぱい!風のない穏やかな午前中を過ごして(午後にはケアシノスリが出たらしい・・・ったく〜)で、波崎に向かう。
途中、浮島に寄りチュウヒのゆったり低空飛行などながめる。
夕方宿に着。久々にお会いする人や、いつもの友達と再会、夜は勉強会?後、就寝。


いつの間にか11個も風力発電が立っていた、て何時のこと?
/波崎

何わめいてんだろ・・・クロツラヘラサギ 足が赤いけどミツユビカモメ?

翌朝は食事前に、まず波崎の新港にスズガモの群れ、クロガモ、浜側にハジロカイツブリの群れ、水路では教えてもらったクロツラヘラサギの2羽、ミツユビカモメ、ヒメウ。シノリガモには会えなかった。
銚子には久しぶりで、お勉強したカモメ識別もすっかり白紙に戻っていた。(^_^;)
カモメ図鑑のつもりがカモ図鑑を持参ってのもまったく・・・。
銚子側からは遠く対岸のコクガン、ヨシガモ、オカヨシ、それより近い堤防のカナダカモメ(とりあえず、小さなセグロカモメと覚えよう!)、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ただのカモメ、ウミネコ、ユリカモメ、シロカモメ、ミヤコドリ2羽、などなど、黒生でもミツユビカモメ、他カモメ、イソヒヨドリでした。(今回はみんな見つけてもらってラッキーな鳥見)みなさま、お世話になりました!
帰り道、チュウヒやノスリが川沿いの芦原を飛んでいて思わず脇見をしてしまう、危ないあぶない。


04/02/11 川本町
今度は早く着いた。雲が広がっていて、お日さまはなかなか出ない。
カメラマンはあちこちの川岸で待機している、今度はいい時間に来たらしい。
ハクチョウは下流にいるし、オナガガモもあちこち浅瀬で群れている。
ホオジロガモは思いっ切り前に伸ばした首をカクンと後ろに折り、のけぞるおもしろいディスプレイをしていた。
寒くなり、靴底ホカロンを敷いて待っているけど、期待のハクチョウは、2羽、3羽とバラバラ飛んで、いつのまにか餌場に来ている。まとめては飛ばないんだ。(^_^;)
何度も見ているのに学習能力がない。
でも着水の滑稽な姿を見られて満足、おまけにホオジロガモもドタバタ水面を走ったり。

ディスプレイしてるホオジロガモ


04/02/15 秋ケ瀬
暖かい朝、まじめに朝からレンジャクを待ったけど、来ない。
ハンノキの林で、オオヨシキリの声、多分モズが鳴きまねをしていたのだと思う。
カケス、オナガがダミ声を競い合っていた。
シジュウカラは弾んだ声でさえずり。
他、アカゲラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、アオジ、ウグイス、シメなど。それからムシクイSPが2羽、シイの木でチラチラしていた。先週も見た人がいたらしい、早い。
トラツグミがいたよ!という場所に行くといた。
(写真:トラツグミ)



04/02/21 秋ヶ瀬
もうシーズン4回目のレンジャク探し。
でも今日はピクニックの森で(^_^)・・・朝はキレンジャクだったそうな・・・、見た時はヒレンジャクと交替していた。とんがり頭をチラッと見て、尾っぽの赤もチラッと見たただけで飛ばれてしまった。
とりあえず今期初ゲットでした。
暖かすぎて、本当に地球が心配。いつものシジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、カシラダカ、カワセミ、アカハラ、シロハラ、アオジ、ヒバリはさえずり飛翔。ルリビタキ、ジョウビタキ、シメ、アカゲラはつがいになっていた。見なかったけど、クイナ。
キヅタにオナガがたくさん群れていて、ひとつ、ふたつと優雅に移動して、沼で水のみ、水浴。



04/02/22 日光
高速道を早朝、回りの風景は「春はあけぼの・・・」の雰囲気で白くたなびくカスミにぼんやり太陽が昇り始めた。
のんびり時間に到着、スノーシューハイクに参加でした。
いろは坂道路は雪はまったくなく、林床にはしっかり残っていました。
奧日光の湯滝から川沿いに下り、戻るというコースで、暖かい日差しとミズナラや白樺の枝をとおして真っ青な空のもと、めいっぱい雪に親しみました。
コース中、鳥はヒガラ、コガラ、エナガ、キバシリ、コゲラ、などカラ類とマガモ、川を上り下りする賑やかなカワガラスなど。

右の写真は雪についていたカモの足跡(間違いない!)内股で思わず歩いているところを想像してしまう。


楽しいおべんと時間が終わる頃を待っていたように雲ゆきがあやしくなり、風も出てきた、間に合ってよかった。

戦場ヶ原の湿原などはスノーシューもクロカンも立入禁止です。いくら数十センチの雪の上でもやはり湿性植物を痛めないようにという配慮です。

右はホザキシモツケの実、なかなかきれいなミイラになっていました。





04/02/28 秋ケ瀬
やっとどっと来てくれた(^_^)
といっても15羽+?ぐらい。見たのは全部ヒレンジャクでした。にわかづくりの水場で良く飲んでくれてました。
丸っこい体、長いフンとか、いいですね〜、本当にレンジャク日和でした。


梅も咲いていました。
それから、彩湖を久々まわる。風はなくぽかぽか、散歩には最高でした。
ヨシガモが17羽も、これにはびつくり!他はコガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、クチバシがパールのような光沢の、と持ち上げて、20羽以上のオオバンが、みんなで丘にあがって土をつついていた。
芦原の中の沼にクイナがコソコソしてたのと、笹やぶにウグイスの初音、めちゃくちゃヘタで、カキッって鳴いていた。
ヨシガモ 白梅