2004年1月 フィールドノート      目次に戻る  top↑

04/01/01 秋ケ瀬
元旦、穏やかな朝になり、秋ケ瀬で迎える。
6:30着で、しばらく待って、ツグミのいるグランドの芝生の向こう側が赤くなり、空全体がどんどん明るくなり、太陽が見える頃には雑木林で待っていたけど、枝がうるさくいまいちでした。でもお願いは10個、ちょっと欲張ったかも・・・。
駐車場ではセグロセキレイがハクセキレイを追っかけてたのを見て、林でカケス、コゲラ、シジュウカラ、カシラダカ、シメ、カワセミが林を突っ切り、頭上をカワウやアオサギが旋回する。
風がなく、鏡のような沼の水面に回りの木々が映りきれいだった。
両側の草やぶからはアオジが飛び出し、また潜る。
鳥仲間と挨拶をして、楽しい雑談。遠くでカイツブリの声が聞こえた。
沼の反対側でジョウビタキのオスが尾を振っていた。
赤ハラを見て、白ハラを見たので、縁起がいいかも。


04/01/03 奥多摩都民の森
ゆっくり出発、9時くらいに着。施設はまだお正月休みだった。
暖かいので着るものに苦労する。歩き始めると暑くなるし、休憩すると寒いし、風が出るともっと寒くなるし、で、いろいろリュックに入れて、食料も入れて、カメラも入れて、レンズは広角と、望遠と、となるとかなり重い。歩き始めると正月太りで体も重くなっていた。(^_^;)。
すぐに川からヒガラが湧いてくる。ちょうど水浴びの最中だったらしく、近くで激写3枚・・・でも次に撮ろうとすると、CFが入ってないと表示されている。ヒガラは?もっと早く教えてほしい。

チップの道ではマヒワの群れ、カラ類。
三頭滝をすぎる、沢や日陰には、雪が氷っていて足もとが滑る。ミソサザイがこちらを無視してちょこちょこしていた。
野鳥観察小屋から右に行き、杉林に入るとまたマヒワの群れ、ずっと行って、大きなモミの木のあたりでアトリが数羽地面から飛び上がる。上の枝で私の様子を見ていて、どうもやってきそうだと思うと、鳴きながら遠くに飛び去って行った。コガラ数羽とキクイタダキ少々の群れもいた。
斜面を足もとに注意しながらまたチップの道に降りて、ゆっくり下山。


サラシナショウマの実 ヤマアジサイの実 レンゲショウマの実


04/01/17 秋ケ瀬
雪の予報だったけど、散らつく程度だった、でも寒い。
ピクニックの森は、一番大きな沼にハシビロガモのメスが1羽、カルガモに混ざってカモフラージュ?隅っこではアオサギがじっと尾まで水に浸かってみっともなく突っ立っていた。
柔らかい道をそっと歩いてもシロハラやアカハラが横目で警戒して飛び立ったり走ったり。
木々を渡るシジュウカラの声はお天気が悪いせいか今日はひそやかだった。
ヒヨドリの声は悲鳴のように劈く(つんざくって字使わないよね)・・・。
裏道はたくさんのカシラダカが溝の水を飲んでいた。
あとはカワセミとジョウビタキメスとルリビタキのオス、たくさんのアオジなど。
キアオジにならないかな?のアオジ ジョウビタキメスに追われるルリビタキ



04/01/18 多摩川河口
今日は暖かい。
あちこちにたむろしているカモを見て回る。
ヒドリガモ、ホシハジロ、オナガガモ、スズガモ、キンクロハジロ、カルガモ、マガモ、ホオジロガモ(写真:左)など。他、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ。ジョウビタキメス、たくさんのオオジュリンと芦原を群れで鳴き交わしながら移動するメジロ。
イソシギ1羽など。
ミサゴ、そして噂どおり、川を隔てた空港ではケアシノスリが飛んでいた。時々ホバリングをしたり、ただのノスリと絡んだり。
みんなとレーダーの上!カーゴターミナルの横!ホテルの後ろ!などと位置を教えあって観察していたが、多分滑走路のあたりだろう、トビも5〜6羽、頻繁に発着する飛行機にぶつからなければいいけど。河口の芦原では狭すぎるかな?でも来てほしい。
他いたらしいタシギ、とホオアカ、いつものオオジュリン。


04/01/31 川本町白鳥の飛来地
朝早く着くつもりが渋滞で9時過ぎになってしまった。
もうハクチョウは集まっていて、地元のカメラマンにもう飛ばないよ、と言われてしまった。
集まり、餌をもらったらそこでくつろいでしまうらしい。
オナガガモは数千単位で迫力(*_*)。他はマガモ、コガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ、カイツブリ、10時に餌やりが始まり、河原ですばしっこく群れの中をぬうトモエガモ。オナガガモのパンを横取りしようと、カラスが追っかけてたり、オナガガモがバケツの餌に乗って直接餌を食べて、そばのメスに「いい加減にしてよ!みっともない」と言われたかどうか・・?
他、群れが一斉に飛び立つと首の長いハクチョウはオット!とかがみ込む。

しばらく眺めて、秋ケ瀬にレンジャクが入ったというので、寄ってみたけど、ハイタカを見たぐらい。