5月7日〜9日まで

5月6日のPM11時に出発した。

7日、途中仮眠をとりながら、酒田の土門拳記念館に7時半ぐらいに着。
散策する。ツグミ、アカハラ、アオジ、ホオジロ、ウグイス・・・。
丘の上のベンチに座ると、前の桜の木にオオルリ、キビタキ、コサメビタキ、センダイムシクイなど賑やかに飛び回っていた。
船は定時に出発、航路ではウトウと、ヒレアシシギの小さな群れ、クロガモかな?を遠くに見る。
ベタ凪だった。

宿に到着して準備し、鳥見を始める。けど、あまりいないらしい。友人と情報交換をして、普通種のみということ、オオルリ、キビタキ、マヒワは多いけど、ホオジロ類が少ない。
ヘリポートの近くで、ムギマキのメス(と思ったけどよく見ると、眉斑が見えるからオス若ではあるまいか(写真)、がキビタキやオオルリ、ルリビタキに混ざって飛んでいた。裏で、コルリの声。
ヘリポートは下草が刈られていて、ツグミが40羽ぐらいとヒバリが1羽降りていた。
岬に行く道でツグミの白化個体らしきもの1羽、全体に白く部分的に薄茶色。

ツツドリの声、アマツバメなど。
そのうち雨模様になり、夕方までとぼとぼ探すけど、ほとんどいなく、翌日に期待する。
花は、ヤエザクラ満開、ナシの花、オオバナミミナグサ、アマドコロ、ウラシマソウ、センボンヤリ、オドリコソウ、マルバネコノメ?
学校の校庭も静かで、ジョウビタキやムシクイ、モズ。
ウミネコが上空を滑空。
海にもカモメ以外に浮いていないし・・・。

5月8日
夜通し雨で期待したけど、それほどでもなかった。鳥の声も少ない。
エゾビタキが民家の縁の下に隠れた。アオバズクの声。
ダムにムギマキのオスのキレイナの(タイトル写真)がひらひらしていた。そこにはオオルリやムシクイも数羽。コマドリの声もしたらしい。
それから上に行き、オジロビタキのメスを見る。
コサメビタキ、ヤブサメの声、ツツドリ、コルリの声、マミチャジナイ。
キビタキ、オオルリが数羽いる中に見慣れない鳥がいた。フィ、フィと鳴きながら、枝を渡っていたが、もしや・・・アカマシコかも?(写真右)

マヒワはあちこちで群れていた、その中にベニヒワがいるとか、探す気力はもちろん!ない。
ヘリポートの近くで、サンショウクイが上空を飛ぶ。

平日のせいか、鳥屋さんも少なく情報交換できない。


5月9日
天気が良く、さあ、という感じだけど、鳥は同じ。増えたのは、ウソ、ハヤブサなど。

情報のみで見られなかった鳥は、アカガシラサギ、マミジロキビタキ、イスカ、ノゴマ、ノジコなど。


帰りの航路ではウトウト・・・眠りこける。

※今回はまじめに記録もしていなくて、出現種はもっといるけど、おおざっぱ、出た日も前後しているかも(^^;)
のんびり、ゆっくり散策、暗い森や海辺、草原、畑、いろいろな風景が楽しめてやっぱり飛島はいい!
なかでも印象的だったのは、ハリギリの新緑が鮮やかだったこと。

鳥海山が近いので(花の時期に登りたい山)、酒田で泊ることにする。
夕食までには時間があるので、車で登ってみる。うまくすると日本海を飛島まで見わたせ、夕日が海に落ちる、ウキウキ・・・。

夕方6時30分より朝9時まで閉鎖というゲートを抜けて登る。山は頂上付近が雲で見えなかった。
さすがに寒く、新緑のブナ林の斜面には雪がたっぷり残っていた(写真下)。
斜面にはふきのとうが一面、でももう伸びていて食べられない状態、うらめしい。
太平山荘?まで行き、ゲートの閉門を気にしながら夕日を眺め、これが落ちる途中霞で消えてしまった。
閉門10分前に無事通過、少し薄暗くなったなか、水芭蕉の群生していた、今は菜っぱの湿原を眺め、宿に向かう。


5月10日
海岸線を南下。
途中イソスミレの大群落でも探せたらなんて考えながら走っていると、ハヤブサがびゅん、車をとめてしてしばらく凛々しい・・・後ろ姿を眺める。

(写真:ハヤブサ)
以上でした、おそまつ!

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