2003年10月 フィールドノート      目次に戻る  top↑



10/03〜05 伊良湖岬
03
夜中に走って遠州灘の豪華な朝日を見る。(写真)
7時に伊良湖に着、まずヒヨドリを応援に岬に行く、風があり晴れているけど、寒い。
すぐに鳥友のグンカン!(写真下:グンカンドリSP翼開長はウミネコの1.5倍ぐらい)の声に見上げると頭上を悠然と沖合に向かう姿、ギリギリで何枚か切れた。ヒヨドリはあまり飛ばず、ハヤブサも遠くで狩りをするのでつまらない。
タカ見の見物に移動。
ハチクマは少なく、サシバ、ノスリ、ミサゴ、チゴハヤブサ、ツミなどいい加減に識別しながら、のんびり楽しむ。早めに宿泊。



04
空が秋らしく青く高い。(写真:ヒヨドリの渡り)
ヒヨドリは斜面の山から何度も出直しながら、(まって!何て叫ぶのがいるのかな?)飛び立ち、突然一気に海面すれすれに高度を下げて、一丸になってそのまま右左くねくねと渡る。
また、そのあとサシバを見て、散歩しながら浜の花を見て、ノビタキ、モズ、コゲラ、エナガ、ホオジロ、サンショウクイの声、キセキレイ、ハクセキレイを見て、灯台に行く道を少し行くと、コサメビタキが薄暗い松林の枝にとまり首をかしげていた。(写真左:コサメビタキ)
他、アサギマダラがたくさん!
宿に入る途中、浜に降りてみると、ダイゼン1羽とシロチドリ、メダイチドリ、ミユビシギがパラパラといた。
夕日は落ちる前に雲に隠れておしまい。(写真下:ダイゼン)














05
早朝ヒヨドリを応援して、サシバを見て、ノスリ、ハチクマ、ハヤブサ、チゴハヤブサなど見て、比較的たくさん飛んでタカバシラも立派なのを見られた。
(写真下:タカバシラ、ほとんどサシバ)







10/10〜10/13 伊豆沼・蕪栗沼 遠出日記にUPしました。


10/19 秋ケ瀬
秋晴れの爽やかな朝になった。モズの高鳴きがますます秋を感じさせる。
久々にピクニックの森、さすがに蚊もいなくなり、ゆっくり歩ける。
チカラシバが一面に露を光らせて広がって眩しい。

鳥は今季初のジョウビタキ(写真:左)、メス。カワセミの若、シジュウカラが多くなった。
子供の森ではオオルリのメス、キビタキのメス、カケスの声、ハシブトガラスがコブシの赤い実をついばんでいた、まったく似合わない。
彩湖でノビタキ(写真:右)がススキの穂やセイタカアワダチソウにヒラヒラ舞う。




10/25 多摩川河口
お昼頃出掛ける。曇っていて、肌寒い。
ちょうど干潮で広がった中州にはカワウが一列に並んで伸びていた。オオセグロカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメも入ってきた。
シギチは対岸にハマシギ、シロチドリ、ダイゼンが少々。カモはヒドリガモ、マガモ、カルガモ、それからオオバン。
ジョウビタキはまだ来ていないようだ。モズが鋭い目つきで草原の枝に止っていた。
下流から引き返すと、中州が小さくなり、カワウはひとかたまりになっていたが、そのうちばらばらと岸に渡ってきて、泳ぎ始めた。
たくさんのユリカモメが灰色の空に高くユリカモメ柱をつくった。他のカモメは参加しないみたいだ。


10/26・27 三番瀬
潮見表で確かめて、7時半に着、よく晴れて爽やか。
干潟はほとんど出ていなくて、ハマシギの群れが近い。群翔を楽しみ(千単位(*_*)、シロチドリやダイゼン、ミユビシギ、トウネン、ウズラシギなどを見つけて、のんびり待っていると、ミヤコドリが約25羽、飛んで右の防波堤まで一気に行ってしまった。26日はクリーン作戦?(ゴミ拾い)があり、たくさんの人が参加。
のんびり鳥を見ているのは気が引けるぐらいあわただしくなり退散した。
27日にもう一度出掛ける。薄曇り、今度は静かな浜だけど、ハマシギはまとまって近くにいなくて、(ちょっと遅かったかな?)ミヤコドリは50羽を数えることができた。
シギチは広い干潟に散らばっていて、つまらない。
1羽離れて、ミヤコドリが浜の近くで無心に餌を探していた。遊んでもらって、帰る。
砂浜で携帯(黒いJ-フォン)を拾いました。管理室に届けましたので、お心当たりの方は。
(写真:ミヤコドリ)