2002年2月 フィールドノート      目次に戻る  top↑

02/02 多摩川河口
満潮あたり。ユリカモメ800±、ただのカモメも増えてきた。カモはスズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロが多い。他、カンムリカイツブリも増えてきて24±。オオジュリンたくさん、ツグミ、モズ、ジョウビタキメス、他、タシギが3羽見られた。土手はギシギシの葉が伸びてきた。


02/03 赤城山
レンジャク到着ということで、早速出掛ける。前橋は雨なのに、上はしっかり雪、15センチぐらい積もっていた。雪の中にキレイだろうなと想像していたけど、見通しが悪いのは考えていなかった・・・(-_-;)。
7時30頃着いてすぐに20〜30羽の群が山の高いところを飛び回っている。しばらくして、雪が激しくなり、ほとんど飛ばず、仕方ないので、車で大沼湖まで登ってみる。途中、ベニヒワやユキホオジロの似合いそうな雪原があったけど・・。
大沼湖は凍っていて、上にテントがいくつか張ってあった。
雪山に頑張って裸の枝を伸ばしている白樺たちがなかなかいい感じだった。
またのらくら降りて、駐車場でレンジャクを待つ。2度群れが飛び、6〜7羽、枝に止まった。激しい降りの中、分かった限りではヒレンジャクだった。
どんどん積もって20センチぐらいになった。とりあえず見られたということで、下山する。





02/09 秋ケ瀬
レンジャクが到着との情報あり、歓迎式典のつもりで行くけど、昨日も居なかったとか・・・・残念。でも1羽だったみたい、秋ケ瀬らしいか〜、あっと思ったらシメだったりね。友達がヤドリギの培養?をして2〜3年目の芽が出ていたけど、まだ双葉が2段、先は長いぞ〜。
アカウソはいました。やっぱり桜の花芽をむしゃむしゃとひっきりなしに食べている。他には久々にアカハラを見たのと、遠くにキジの声が聞こえて、春近し、という感じでした。
コサギが野鳥園の回りの堀に入っていたけど、泥沼で尾羽が汚れないかと心配するのは洗濯が大変!、っていう、人間の感覚かも・・・・。




02/10〜11 山中湖

午後に着、今回はお友達とお泊まり探鳥会(舌噛んだ?)、山中湖は雪が15センチぐらい積もっていた。その日はざっと見て、富士山に太陽が沈んで、逆光で暗雲が巻きながら流れている、ちょっと怖いような風景を見て宿へ。
朝、車のガラスが凍っていて、きれいな結晶がはりついていた。(写真)
見上げると、カラマツの樹冠には霧氷。


湖のカモを観察、ホオジロガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カワアイサ、オオバン、カナダガン、オカヨシガモ、ヨシガモなど。対岸は氷が張っていて、富士山側が解けているので集まっていたみたい。
レンジャクを探して、湖の周遊道路を走り、民家の裏手にも登り、高い幹の上のヤドリギに止まっている4羽を発見!・・・してもらう。みんなヒレンジャクだった。それから場所を変えてまた登ると、今度は杉の木にマヒワの20〜30羽の群を発見・・してもらう。エナガやヤマガラ、シジュウカラなどや、トラツグミ、カケス、メジロなどもいて、なかなか楽しい場所だった。

帰り、もう1カ所寄るけど、ヒレンジャク1羽だけだった。秋ケ瀬経由ではあるまいか・・・。



02/16 秋ケ瀬
お昼頃着、ぽかぽか陽気だ。1羽だけのヒレンジャクにようやく会えた。ヤドリ木に止まったり水を飲みに降りたり、ちょっと他に行ってみたり、気ままにしていた。他には1羽だけのマヒワ、コジュケイの声、ウグイス、アオジ、カシラダカ、シロハラ、シメなどなど。アトリも2羽いたらしいけど、待っていてくれなかった。
彩湖 は、ヨシガモとキンクロハジロ、ホシハジロ、40羽以上のオオバン、オカヨシガモを見て、ベニマシコのオス2羽を見た。オオタカやハヤブサは今日は見られなかった。
芦原が少し焼けていた。乾燥しているので、火災にはくれぐれも気を付けよう!


02/22(金) 高尾山
お休みなので、運動に行く。10:00に登り始める。沢沿いの6号路をのんびり。まずガビチョウの声、さえずっていた。日当たりの斜面は木々の芽が膨らんできたのか枝先がぼんやり赤く見える。
大きくなったら何に
なるのだろう・・・。

ネコノメ草の小さな葉が出ていた。途中桜の花芽をウソがオスメスでついばんでいた。上には桜がたくさんあるのでさぞかしと思ったけれど、そこで見ただけだった。他はシジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、エナガ、頂上付近で、マヒワがにぎやかに鳴きながら、杉の実に群れていた。20〜30羽ぐらい。あとはカケスとか、モズとか、メジロとか、ホオジロとか、ルリビタキの声、とかだった。もみじ平から一丁平あたりは泥々で、靴に付いて厚底になってしまった。
富士見台、天気はいいのに富士山はかすんで見えなかった、残念。

一丁平から引き返して、稲荷山経由の道を下る。下りは元気に大股でずんずんと降りるけれど、それと同じように登ってくる人達ってすごい(*_*)。
4時間半の運動でした。

02/23(土) 茜浜
お天気もいいし、浜でのーんびりしょう!
カンムリカイツブリが集結して、ディスプレイを見せてくれるかも知れない!
と、出掛ける。光線は、海に向かって左から右に、眩しい方の沖にカンムリカイツブリや他のカモがたくさんいた。
前には、スズガモも、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、それからぼーっとした顔のコオリガモのメスが1羽いた。
左に回り込んで、堤防からそっと覗いて、岸に近い、ヨシガモ、オカヨシガモを撮る。
後ろに広がる小さな空き地には、盛り土にノスリが止まっていた。カラスにモビングされて飛びたつと、風切羽も尾羽もかなりボロボロなのが分かる。チョウゲンボウもやっぱり尾がボロボロだった。
他、久々のイソヒヨドリのメス、ツグミ、ハクセキレイ、その他。



02/24(日) 秋ケ瀬
とりあえず秋ケ瀬でしたが、シロハラが4羽、シメと衝突しそうになり、譲ったのはシロハラだった。他はアトリが5羽いたらしいけれど、見られず、早々に引き上げる。