2002年12月 フィールドノート      目次に戻る  top↑


12/06 三ツ池公園
朝、クビワキンクロの連絡をいただき、ちょこっと出かける。
初めての場所だったけど、思ったより近くてびっくり。
まだ紅葉が残っていて、曇り空にそれなりの雰囲気、あまり寒くない。
適当な大きさの池にキンクロやホシハジロに混ざって、いかつい顔(正面顔はまるでゴリラ)で浮かんでいた。他のカモよりも採餌することが多く見やすい。シャッターチャンスに潜るのはちょっと困るけど・・・。

クビワキンクロ ♂ (Canon D-60+100-400ズーム)

12/07 多摩川河口
雨が降ってるけど、とりあえずクロツラヘラサギなんかいないかなっっと・・・。
いなかった。
オナガガモやヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、だいぶ増えた。
ユリカモメも200羽近く。ジョウビタキ、メスが看板に止まって鳴いてた。アオジいっぱい、オオジュリンいっぱい、ウグイス声は2羽ぐらい。ハクセキレイは雨の中、3羽でヒラヒラもつれていた。
雨は降り止まずに、そこそこで切り上げる。
午後鳥仲間のオープンしたお店をぶっしょくしに行く。ほんの少し売上に貢献(^^;)。
いろいろなグッズや本があって、つい長居をしてしまいました。
案内とホームページのURLをトップのお知らせに貼りました、見てね。



12/14〜15 鍋田干拓地〜橿原神宮
晴天、遅ればせながら仲間とオオカラモズ、イワミセキレイに行ってきました。
鍋田には早朝着、9時過ぎにようやくねぐらから?出てきてくれ、遠目に美しい姿を見ることができた。畑に降りた思うと、ひょいと竹竿みたいなのや、鉄の杭に止まるパターンをくり返し、近くではジョウビタキやただのモズも同じようなことをしていて、なんかおもしろい。
おまけにオオカラはハタハタとホバリングも披露してくれた。

他にはオオジュリンやホオアカ、タゲリ、ケリ、ハイイロチュウヒのメス、帰り支度をして、カメラもしまったら、ハイイロチュウヒのオスがカラスに追われ本当に・・・(*_*)近くを・・・。慌ててもう一度カメラを出してカチャカチャと切るとカラスと同じぐらい黒いハイチュウが撮れた(^^;)。




スズメのすごい群れや柿の実にムクドリ、ツグミが食べにきていたり、ノスリが畑にじっとしていたり、いろいろ見られて楽しい場所だ。
夕方東京に帰るつもりだったのに、イワミセキレイがよく出ていたという話を聞くと、急遽、予定を変更して西に向かうことになった。
鍋田から2時間(西名阪から東名阪、通称オオカラ〜イワミ街道!?)、夕方に着いて、宿を探しねぐら入り。
翌朝は8時前に神宮の霜の降りた芝生に立つ、晴天、風はないのでそれほど寒くはない。
この神宮はエナガやヤマガラ、メジロ、イカル、アオバト、ルリビタキ、ハクセキレイ、キセキレイ、上空をオオタカ、アオサギなど種類も多い。9:30頃出るという話だったけど、それより遅れてイワミセキレイは見つかった。
ずっと1時間ぐらい見続け、撮り続けたけど、この鳥はずっと機敏な動作で動き続け、おまけに暗いところが好きらしく、芝生の暖かい日だまりにはほとんど出なかった。
まあ、性格だからしょうがないとしよう。11時頃には現地を出発、(通称イワミ〜オオカラ街道!?)を走り、鍋田に再び立ち寄る。
前日より車は多く、知っているっぽい人?もいた。
オオカラモズは出ていて、帰るまでずっと出ていて、相変わらず遠くでヒラヒラしていた。
今度はハイイロチュウヒオスのためにカメラをしまわず帰路につくけど、メスがカラスに追われていた。


12/21 秋ケ瀬
曇っていたけど、風はなく思ったほど寒くもなかった。けど、お昼前から雨。
ピクニックの森だけ散策。枝はほとんど葉を落としていて、見通しはいい。
鳥は普通の連中とアトリがあちこち小さく群れていたのと、シメが多くなったのと、アカゲラが2羽、それから久々にヤマシギを飛ばしてしまった(^^)/。
グランドではツグミがたくさん降りて、ぴょんぴょんしていた。
さすがに人も少ない。


12/23 宮ケ瀬〜ヤビツ峠
どんよりだけど行ってみよう!、ダム湖(写真)に着いたのは7時半ぐらい。ビジターセンターからずっと回って、イカルとか、ホオジロ、カラ類、ベニマシコなど。ミサゴが2羽優雅に飛んでいて、見えなくなったけど、湖のそばの枝振りのいい木に1羽止まっていた。すごい距離でデジスコでもだめ。

それから少し雪の残る山道をのらくら走り、特別な鳥はいなくて、ジョウビタキがカーブミラーに何度も喧嘩を仕掛けていた。冬中やっているとノイローゼになるか、めちゃくちゃ筋肉質になるか。(写真:ジョウビタキ)



他にはカワラヒワの中にマヒワが混ざっていたのとか、カケスのけたたましい声にびっくりとか、カラの混群とか。
丹沢ホームの途中では5頭のシカがくつろいでいた。
ヤビツ峠では富士山はいなかった。


帰りも同じコースで帰る。
ミサゴはず〜〜っと止まっていたのか帰りにもまだそこにいた、ほぼ6時間後、そんな・・・絶句。その回りはアオサギが15羽ぐらい集まっていた。




12/29 北浦
今年もオオホシハジロ来てるから行かなきゃ。
朝まだお日様が出ない時間に着いた。霜が降りていて、風はやや・・・うっ寒い。
カモや白鳥が浮かんでいた。
朝日は正面から上がり、湖を染めるけど、いい感じなんだけど、カモが多すぎてまとが絞れない。
ノシノシと白鳥に迫られて、後ずさりしているカメラマンがいて面白かった。
早く着いたのに、見つけられたのは8時過ぎ、餌場にはいなくて、外側(ちょっと遠い)ところにつがいでいた。やっぱり貫禄ある、サラブレッドカモ。
他にハヤブサ、クロハラアジサシとか、オオバン、ホシハジロ、キンクロハジロ、オナガガモ、オオハクチョウ、コブハクチョウ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミコアイサ、カルガモ、カワセミ、タヒバリ、など。