2001年4月 フィールドノート        目次に戻る top↑

4/29 秋ケ瀬
夜に到着した夏鳥が雨が降ると森に留まる、傾向がある、かも知れない?
とりあえず6時頃着、昨日よかもっとひどい子供の森。オオルリの声もキビタキもムシクイも何もいない!、で、ピクニックに行くと、オオルリの大きな声が聞こえるけど姿は見えない。それからキビタキが今度は声は聞こえないけど、チラチラしていた。クロジ数羽、と、エゾムシクイの声がして目をこらして探すと、いました、ゴマ木の枝を伝い歩き、そんなもんだった。


新緑の秋ケ瀬・・草ぼうぼう

雨も上がって、田んぼはムナグロ、昨日のチュウシャクが今日は4羽になっていた。A区にはキョウジョシギがムナグロに混ざって2羽いた。
オオヨシキリが賑やかに鳴いていて、コサギ、チュウサギ、アマサギ、ダイサギ、アオサギなど、ざっと見ておしまい!




4/28 秋ケ瀬〜大久保
朝6時過ぎに到着、まず夏鳥の広場に・・・。
さわやかなお天気で、緑もやさしい、声がしないので、だめかなと思ったけど、しばらく歩くと、オオルリの声、高いクヌギの木の上のほうをちらちらしていた。良かった、とりあえずいた。奥に向かって少し歩くと、またオオルリの声、多分違う個体だと思う。他にはキビタキのきれいなオスが1羽いた。良かった、今年初。キジとコジュケイの声が遠くで聞こえた。他はまあ・・・、しょうがない。
ピクニックの森でもオオルリを1羽みつけたのみ。
田んぼはB区にムナグロ4、チュウシャクシギ3、タカブシギぐらい、A区もムナグロが50羽、100羽といたけど、特別なものはいなかった。
ちょうど田植えの時期で、機械で植える仕組みを観察、分かった。こういう簡単な仕組みのっていいなあ〜。
お花は、ナツトウダイとチョウジソウが咲いて、田んぼにはなつかしいレンゲの花も見られた。



4/24 波崎〜銚子港
ハシジロアビに会いたい〜、行くしかないです。仕事をやりくりして出掛ける。7時30分頃に波崎の新港に着。強風で砂嵐、先発隊が来ているのですぐに分かった。港の防波堤に近いあたりをプカプカと浮かんでいる。光線は逆光気味だけど、ちょっと後頭部に白い羽が見えているけど、距離はかなりあるけど、うつくしい〜〜(*_*)。
堪能して、写真もバシバシ撮って、お友達とハイイロヒレアシシギを探しにいく。利根川を少し上流の港も三つの銚子漁港も探して、あきらめかけていた所、いたよ〜!、の声。最後の漁港に、2羽と1羽、漁船のすき間をちょこちょこと泳いでいた。先日見たほとんど夏羽よりは白く、めちゃくちゃな模様だったけど、とりあえずいてくれた。漁船はお休み状態で、漁師の人に出ないの?と聞いたら、これでは外は3メートルの高波だと言われた。ふーんそうなんだ〜。
ハイイロヒレアシシギは岸に近いところも無頓着に寄ってきた。アカエリよりもくるくる回らないような気がする。波崎漁港にはオオハムがひっそり浮かんでいた。
それから又、ハシジロアビにもどると、なんとさっきよりも近いところに浮かんでいる。30メートル以下、リラックスしてゆったりと浮かんでいた。足を上げたり、羽の中にはさんだり。またバシバシ撮って、早く見たいので、帰りに始めてぷろらぼって所に出してきた。
のがこの写真です。


ハシジロアビです。

4/21 秋ケ瀬〜銚子
ゆうべというか明け方、ポッペン、パッペンというヤイロチョウの声を聞いて、急いで鳴いている方向に行く、途中ヤツガシラがいたけど、あとでって、そんな夢を見た。すっごい何かの予感、とでかけたけど、秋ケ瀬は、シロハラとアオジとクロジが5羽以上ピクニックにいたぐらいで・・・、で、出島情報とか、銚子情報とか入ってきて、銚子の千人塚でハイイロヒレアシシギ30羽とか、群に弱いおおやまはいつのまにか東関道に乗っていた。乗って気が付いた時には雨、ここでUターンはできないので、まあ、行ってみるかと。
千人塚で、きっかり30羽、遠いけど、見れた。メスの夏羽もいて、何か色とりどりだった。でっ、でもそのあと120羽いたという話も・・・。(-_-;)

4/15 秋ケ瀬
1週間でずいぶん草も木も緑が増した。サクラソウも先週はほとんど咲いていなかったのに、もう満開で丁度見頃だった。
鳥は今季初のオオルリ、まださえずっていないけど、きれいなオス。それからセンダイムシクイの声、キビタキの声を聞いた人もいたけど、だめだった。冬のアカハラやシロハラ、ツグミもまだいる。
花は、先週から加えるものはないけど、カキドオシが4段、5段と上に段を重ねて伸びていた。


サクラソウ公園のサクラソウ

4/14 多摩川
もうすっかり桜も散って、葉桜になった。ヒヨドリが100羽ぐらい川を渡る。まだスズガモやヒドリガモがかなりいた。シギチは、オオソリハシシギが2羽、メダイチドリが8羽、(久々に見ると新鮮!)ハマシギ1羽、コチドリ、イソシギ、タシギ。
カモメはユリカモメ、ただカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメはザブザブと豪快に水浴びをしていた。
オオジュリンがずいぶん減って、ツバメがびゅんびゅん目の前を飛ぶ。
ムクドリは極上のユリカモメの羽毛を産座にするのか、たくさん集めていた。

4/13 高尾山
7時30分着、暖かい穏やかな日だった。沢沿いにゆっくり登る。ヤマガラ、シジュウカラ、ハクセキレイ、イカル、アオジ、ウグイス、ガビチョウ、ホオジロ、アオゲラ、コゲラ、オオタカ、ヤマドリのドドドの音、ミソサザイが4個体、声のみ。クロジが7〜8羽、竹藪のそばで追っかけっこしていた。
ヤブサメの声が3〜4カ所で、コルリも一声聞こえたような・・・。
山頂では山桜が散り加減で、はらはらとキレイだった。一丁平のほうに向かって行くと、ミツバツツジが鮮やかな色で満開。
花は、登りで、ニリンソウ、ヤマブキ、シロヤマブキ、ヤブツバキ、キケマン、セントウソウ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、タチツボスミレ、スミレSP(-_-;)、オオタチツボスミレ、ヤマルリソウ、などなど。

日当たりの斜面ではシャガが咲き始めていた。
登りで3時間、休憩を30分入れて、下りるとなんと7時間過ぎていた。

4/08 浮島〜印旛沼
朝5時に出発、浮島のハス田でまだ白いエリマキシギのオス1、メス1とコチドリ、ハマシギ1、タシギ、タヒバリ、を見て印旛沼へ。
途中広い国道を突然イタチ君が全力疾走で横切った(*_*)。
印旛沼はノハラツグミの情報で、もうすでにたくさんの鳥見の人が集まっていて、広い田んぼを探していた。これだけいれば誰か・・・という甘い気持で、オオセッカやベニマシコ、オオジュリン、モモイロペリカンという沼のほうに行ってみる。土手に上がるとすぐに出た!という声で戻る。
急いで行くと、数人が見ただけでいなくなったらしい。がっかり、、、、でもそうでもなかった。まだまだ時間はある。このあいだに車を移動してこようと思い、回して戻ってきたら、殆どの人が見て、またいなくなった時だった、まだ見ていないのは1割の人、に含まれる私は正直焦った。
しばらくして、スコープに入っているよーっの声で、とりあえず見せていただいた。良かった、久々に新しい鳥との出会いでした。ツグミよりも大きくすらっとした感じで、飛ぶと茶色じゃなく、灰色っぽく見える。
あとは餌とりなどをじっくり観察する余裕もあり、あーだこーだと久々のお友達とのおしゃべりも楽しく、暖かい日ざしの中、一日を過ごしましたマル。

4/07 秋ケ瀬
春のうららかな日よりでした。ヤナギの新芽がとろろ昆布のように伸びてきて、足元も一面緑になる。桜は散り始め、ヒヨドリがひらひらと飛びまわっていた。子どもの森で暗い竹やぶの中でぴょんぴょんしているアカハラを見っけた。
シメ、ツグミ、メジロ、カワラヒワ、アオジのさえずり、ウグイスのさえずり、キジの声、唐突なコジュケイの声、シジュウカラ、コゲラなどいつもの連中だ。
ビクニックの森も鳥は特別変わらない。ツバメがびゅんびゅん飛んでいたぐらい。
ツマキチョウ、私はモンシロチョウだ〜と思ったのですが、ひとまわり小さくてよく見るとなかなかオシャレな蝶、雌と雄が又違うし、蝶の世界も面倒だ。この時期しかいないらしい。

彩湖 にはヨシガモが6羽雄と2羽雌、コアジサシがユリカモメに追いかけられていたとのこと。

花は、秋ケ瀬のサクラソウ公園ではノウルシが一面、サクラソウはまだ少し早いみたい。黄色いレンギョウが鮮やか咲き誇っていた。子供の森でヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、カキドオシ、ホトケノザ、大久保で関東タンポポ、西洋タンポポ、ノジスミレ、タチツボスミレ、アリアケスミレ、ニョイスミレがたんぼ道にたくましく咲いていた。


サクラソウ公園のノウルシ

4/01 秋ケ瀬
今日は年に一度のごみ拾いのイベントでした。
朝、外に出るとやけに寒い、車のフロントガラスが凍っていて、5分かかって削ぎ落とす。出発、秋ケ瀬は何と夕べの雪が残っていて、芝生はかなり覆われていた。ネイチャーフォトに絶好の朝、ヒメオドリコソウのシャーベットみたいなとか、桜の氷漬けとか、ノイバラも雪を載せているし、夢中で集合まで遊んだ。

真面目にごみ拾いして、(こういう時って、カワセミが横枝に背中のブルーを誇張しながら止まっていたり・・・)時々ちらちら鳥を探して、おわってから大久保B区に行く。ジョウビタキ雄、タゲリ1、コチドリ3、タシギ3、オオタカ。セリ摘みの人がいた、美味しいんだよね。