2001年3月 フィールドノート        目次に戻る top↑

3/03 秋ケ瀬〜北本自然観察公園
子供の森、朝はかなり寒かったけど、だんだんぽかぽか陽気になる。子供の森のレンジャクの丘をチェック、いない。シロハラとシメ、ヤマガラ(秋ケ瀬ではちょっと珍しい)グランドではツグミが数羽、ぴょんぴょんしていた。
ウグイスの初鳴き、シジュウカラも軽やかなテンポでさえずる。
ピクニックの森はベニマシコのメスを加えたぐらい。
シダレヤナギが少し芽吹き始めた。

そのまま北本に行く。梅の花が咲いていて、ジョウビタキやルリビタキなんかいいなと思いながら・・・、でもまだまだ3分咲き程度だった。
コガモ、カルガモ、マガモ、バン、クイナ、ジョウビタキ、ベニマシコ、アカゲラの声、シジュウカラ、アオジ、ホオジロのさえずり、アカハラ、シメなど。



3/10 多摩川河口
午前中風もなく穏やか。行く道、カラスがハンガーをくわえて飛んでいた。巣作りかな〜。
さて、多摩川河口はカジイチゴが芽吹き、ヒメオドリコソウが咲き始めました。
久々だったけど、だいぶカモが少なくなっていた。

全部で44種類、カルガモ、スズガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ヒドリガモ、など、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、オオジュリン、ウグイス、モズ、ジョウビタキと、ユリカモメとセグロカモメとオオセグロカモメとただカモメとウミネコと本当に普通種でした。他、まだいましたが、やっぱり普通種でした。
アシの穂がそよっともしない無風なので、オオジュリンのポツポツがよく見えました。たくさんいました。



3/17 秋ケ瀬
緑が広がってきた。ゴマキの新芽を食べに1つの木にヒヨドリが8羽もとまっていた。シロハラ、ツグミ、シメ、カシラダカ、ウグイスのさえずりは5〜6カ所で聞こえる。
レンジャクの丘も偵察、いない。
ピクニックの森の真ん中の池の水がしばらく見ないうちにキレイになってきていた。隣の池でカイツブリがダッシュ!。
ミソサザイに会えた、まだこんなところにいて大丈夫なのか。
ツクシをさけながら土手を登ると、ヒバリが高くさえずり飛翔していて、よく息が続くと感心する。



3/20 山中湖
また性懲りもなくレンジャク探し、外れた時はアップしたくないなあ〜。
鳥?、えーと、マガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、普通の鳥、ミソサザイが元気にさえずっていたのと、意外なところでマヒワとアトリの群が一緒に雪の上で無心に食べていた。あとはイカル、カケス〜〜〜。
でも新発見、山中湖のママの森あたりから富士山を見ると、なんか肩がいかり型。調べると、向かって右側に白山岳、左に宝永山。ずっと通って知らなかったのがおかしいのかも。


これはCGです。



3/24 秋ケ瀬〜北本自然観察公園
秋ケ瀬はどんどん緑が増えて、アマナが咲き始めた。ヤブツバキ、モクレンの花も咲く。テレビで放映された白いスズメを仲間と探すけどなかなかいなくて、あきらめ加減のところを突然いたいたっ!、という声で見ると、土手の下から飛んできたらしく、土手を越えて、民家の屋根の上の電線に白い粒みたいに見えた。電線を下りて、屋根に乗って、そのままとんとん下がって、樋に入って、下に下りて、軒下をくぐって、隣の家の庭の塀に止まって、夏みかんの木に止まって、下に下りて、と、普通のスズメと同じような行動パターンだった。もっと近くで見たかったけど、スズメだからずっといてくれると思う。
あとはミソサザイ、クロジのさえずりを聞いた人もいた。
暖かくて、鳥見の人達も多くなった。

北本は江戸彼岸桜、樹齢200年の立派な木があって、6分咲きぐらいか、大木でしだれ咲き、優美でした。
他にも、ソメシヨシノや樺桜という名木も来週あたりには見頃では、ということでした。
北本では悠ゆう会という地元の野鳥クラブが写真展を4月1日までセンターでやっています。お出かけの時は是非寄ってみて下さい。
鳥は、コガモとクイナとバンとホオジロとツグミとアオジとカシラダカと、シジュウカラと、(^^;)あまり見ていません。


3/25 多摩川河口
雨の合間に。ちょうど干潮近くで、かなりひいていた。土手の桜は3分咲きくらい。カジイチゴの白い花もぽつぽつと咲き始める。スズガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、オナガガモ、マガモ、カモメ、ユリカモメ、オオセグロ、セグロ、ハマシギ、イソシギ、コチドリ、シロチドリなど、オオジュリンもまだたくさん。セッカが賑やかに鳴き始める。カンムリカイツブリのほぼ夏羽がいた。草原になぜかニワトリが1羽。