2001年10〜11月 フィールドノート         目次に戻る top↑

10/05 奥多摩湖〜都民の森
お休みなので出掛ける。途中八王子あたりから雨が降りだし最初の、高尾山ハイキングはやめて雨の様子を見ながら奥多摩に回ってみる。と、奥多摩湖で雨が止んだ。まだ紅葉にも早く、鳥にも中途半端で、ぶらぶら散歩する。鳥は一番にヒヨドリの声とガビチョウの声、ハゼの実にイカルが止まっていた。あとはホオジロとか、カラ類とか、ヤマセミは声だけ。
コブハクチョウは、自分の餌を(地元の人が上げている)やっぱり魚にあげていた。トウモロコシも入っているみたい。(でもこれって、教えてくれたおじさんの言葉を信じたけど、本当は、ブカブカ水でこす習慣があり、とりあえずそうする、で、おこぼれに魚が集まるのではあるまいか。)
イワツバメ、アオゲラ、アカゲラ、トビ、ちょっと珍しかったのはカワウが1羽飛んでいた。セキレイ3種。花はイヌタデ、クサボタン、ミゾソバ、シロヨメナ、ハキダメギク、ナンバンハコベ、シラネセンキュウ他。
三頭山に登ってみるかなと思ったけど、都民の森に着いたのが11時。もやがかかっていて視界は悪い。のんびり鳥や花を探しながら、野鳥観察小屋まで行き、ケヤキの小径を通っておりる。ヤマガラ、ヒガラ、アオゲラ、ミソサザイは私と地鳴きくらべをした。エナガの群れ、今日はキクイタダキとカケスが目立った。
花は予想以上でした、オオレイジンソウも、ヤマトリカブトも、コウヤボウキがいっぱい、ヤクシソウもいっぱい、サラシナショウマ、カメバヒキオコシがいっぱい、セキヤノアキチョウジたくさん、ナンブアザミ、オクモミジハグマ、シロヨメナ、オトコエシ、オヤマボクチ、キバナアキギリ、イヌタデ、ミゾソバ、リンドウなどでした。
雨にも降られず、風もなく(落ち葉が紙ひこうきみたいにゆっくり落ちていた)、人も少なく、のんびりできました。
クサボタンの実 コシオガマ オヤマボクチ
コウヤボウキ 都民の森 セキヤアキチョウジ
都民の森 ナンバンハコベ ヤマトリカブト


10/06 水元公園
ツツドリが3羽以上いるということで、久々に行く。爽やかな秋晴れで風もなくいい。すぐにツツドリは見られた、桜の木がまとまって植えてある広場に、幼鳥も一人前に毛虫をくわえて稟としていた。他、赤色タイプもちらっと見られた。
この公園はヌマスギやアキニレや、ユズリハや、ポプラ、トウカエデ、カツラ、他、色々樹木の種類も多く、水辺も芦原などあり、羨ましいぐらいの鳥の種類。
他にオオルリのメスやキビタキ、オスメス、サメビタキ、エナガなど見られた!。オオタカも飛んだ様子。

◎公園の緑の相談所で水元バードウォッチャーズの第12回の写真展を開催しています。
9月29日〜10月26日まで(月曜日は休館日)メンバーの皆さんの力作がたくさん飾られています。
水元においでの節はぜひどうぞ!


10/07 秋ケ瀬
久々に彩湖、セイタカアワダチソウが勢揃いで開花を待っていた。風が爽やかでいい。風の原っぱを通って、土手に登り、それからススキやアシ原、セイタカアワダチの中を走る舗装道路が続く。湖には、カイツブリ、カルガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、コガモなどが少しずつ。チョウゲンボウは2羽、それぞれカラスにつきまとわれていた。カラスは100羽ぐらい群れていて、その中に真っ黒な犬がいた。みんなで取り巻いていた様子。
他、はモズやセグロセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロなど。

子供の森では、前日水元公園にはいて、秋ケ瀬にはいない(-_-;)と言っていたエナガがいた。超珍しい、昨日もいたらしいけど、探すのが大変だった。シジュウカラ、コゲラ、メジロのかなりの混群の中にいて、しかも枝の高いところ。4人で見ていて、私が最後に見られた。
最近目が悪くなったのか・・・。
他はアカゲラも混群の中に・・?。カケス、キビタキのメス、エゾビタキもいたようだけど、見られなかった。


10/08 多摩川河口
到着すると、雨が降り始めた。
水は満杯で、少しの干潟にセグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメ、カワウが並んでいた。
下まで歩いて、ヒドリガモが10羽ぐらいと、マガモが少し。他、ダイサギ、コサギ、ハクセキレイなどいつもの連中。
桜の木の下で誰かが焚き火したらしく、上の焦げた枝にはナント桜の花がちらほら咲いていた、春だとおもったのか・・。
河原はまだゴミの山、圧倒的に多いペットボトル、ボリタン、発泡スチロールの食品トレー、トロ箱、冷蔵庫、Araiのヘルメットなどなど。


10/13 多摩川〜秋ケ瀬
朝7時着、雲ひとつなくすっきり晴れ、さわやか。
かなりひいていて干潟は鳥も少なくだだっ広い。でも中州にはオオソリハシシギ、ダイゼン、シロチドリ、ハマシギ、トウネン、メダイチドリ、が少しずついて、あとはセグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメはあちこちに散らばっていて、カウントの時ぐらい集合、整列して欲しいと思ったり・・・カモはヒドリガモと、いつものカルガモが妙に少ない。空ではヒヨドリが30羽、10羽と群で、うるさく飛び交う、数えられない、他でした。

秋ケ瀬にはマヒワがいたらしいので、今季初、ということで行ってみるも、着いたのはお昼頃で、いない。オオルリのメス1羽、アカゲラ、と今季初のシメ、ピクニックでカケス、他いつもの鳥ぐらいだった。みんなが見たのは、他にコサメビタキ、キビタキ、トラツグミ、マヒワ、(アサギマダラ蝶)
花はセイタカアワダチが咲き始め、足元にはヨメナ?が咲き、イシミカワの青い実、ミゾソバの可愛い花がたくさん咲いていた。
彩湖 には、ノビタキとアリスイもいたらしいけど、回らず帰る。


10/20 日向山(山梨県白州町)  デジカメ写真はこちら
山行きたい・・・、じゃ日向山(標高1660m)に行こう、うん、でどこにあるの?ということで、4時30分発、矢立石の登山口には7時に着、まだ車は3台ぐらいしかなく、まず朝食をとって、登り始める。途中の木々は、少ししか紅葉していず、カラマツ林も少しだけ。その中にちらちらという感じだったけど、(ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、ミネカエデ、ダンコウバイのチューリップの花みたいな葉、ヒトツバカエデ)、頂上に近くなるとかなり黄葉、紅葉していた。この登山道はずっと展望が開けず、登りが長く感じられる。
鳥はカラ類、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、エナガが少し、大きな混群には出会えなかった。オオタカが山の上を旋回して、次に見ると、今度
はノスリが旋回、カケス、ミソサザイ、ヒヨドリ、ウグイス、頂上でビンズイなど。

1時間30分コースを2時間かかって、やっと頂上に登ると、思わず、あっ!、とか、わーっ!とか、回りは、今まで展望のきかなかったお返しのように、雲もなく、白い花崗岩の山肌に180度以上、回りに山々が広がる。まず北東に八ヶ岳、遠くに低くこそっと、そして、左に南アルプスがせまって、多分、甲斐駒とか、北岳とか、あとでカシミールで見ようっと、で、富士山!は薄いストールのような雲を首にかけていた、が南南東に遠くにかすんで見えた、うるわしいお姿。(*_*)。
岩に登って、おどおどと下をのぞき込んだり(くらくらするほど深い)、写真撮ったりで、回りの紅葉の山々を堪能して、下山は1時間で転がるように降りる。
花はなかった(に等しい、かも知れない、でもわずかにトリカブトとシロヨメナ)
下山の頃登山者がどんどん登ってきて、もう登ってきたのですか?などと聞かれた、健脚に見えるかな〜(単に朝に強いだけなんだけど・・ね)。


10/21 秋ケ瀬ピクニックの森〜大久保
どんよりしていたけど、風がない。まだカツラの木とニシキギが少し紅葉している程度だ。
まず、カケスの声と、カイツブリのけたたましい声、エゾビタキが高い枝にいた。それからキビタキの声、マヒワの群れが飛び回り、1本のハンノキに50羽前後止まった、これは今季初(私の確認が)、それからジョウビタキのオスも池の向こうで目立つ柿色のお腹を見せていた。(これも今季初)そしてまたエゾビタキ、シメがたくさん飛び交う、なかなかでした。でも早朝上空をマガンの群れが雁行で南に渡ったというのは、やっぱり見たかったな〜。
あとは大久保Aダッシュにムナグロを探しに、冬色のまったく目立たないこの鳥は土の凹凸にうずくまっていた。33羽の田んぼと+43羽の田んぼ=76羽、けど、あれっ?ハマシギが3羽入っていた。2羽はムナグロのようにうずくまっていたけど、1羽は忙しく歩き回っている、変なの!
他はカラスがヒマそうに集まっていて、中にはトビ蹴りの練習をしているのもいた。


10/27 秋ケ瀬〜彩湖
朝靄の秋ケ瀬、7時前に着、昔は暗いうちに着いて、鳥が起きるのを待っていたり、霜や薄氷をバリバリと踏む朝もあったり、などと回想にふけりながら・・・。
昨日からオオアカゲラがいるということで、内心うきうきでした。私の記録では95年を最後に北本の自然観察園で越冬しなくなり、秋ケ瀬では初記録とか、懸命に幹を掘っているので、気に入ってくれたら冬中いてくれるかも、大切に見守りたい。
他には今季初のクロジやアオジ、ホオジロ、シメ、アカゲラ、ツグミも今季初、ムクの実を食べていたけど、ヒヨドリに追われた。やぶで冬鳥のチッとか、チャッとか、チンとか、チチッとか、ヒッとか、さかんに聞かれるようになった。ツミが静かに飛んできて、また飛び去る。あとはウソやベニヒワやベニマシコやルリビタキなんか入ってくれるといいな〜。
他彩湖では、セイタカアワダチソウがまっ盛りで、土手を鮮やかな黄色に染めていて、ジョウビタキ、オオジュリンなどでした。


10/28 多摩川河口
雨が降るかな〜と思いながら出掛けると、途中から降りだした。着いて、スコープをかかえ、傘をさし、双眼鏡が濡れないように、と図鑑とデジカメと手帳を入れたバックを脇に下げて、と、がんじがらめの格好。とりあえず下流に向かって土手をがちゃがちゃ歩く。干潮時間で干潟は広く、鳥はまばら。カンムリカイツブリやカイツブリ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、その他。セグロカモメとユリカモメ、ウミネコ、たくさんのハマシギ、と少しのトウネン、シロチドリなど。ホイグリンカモメは大きな魚に取り組んでいた。見た目には足が黄色く見えるのにデジカメで撮って再現すると黄色くない、その繰り返しを何度もしていたら、セグロカモメが2羽やってきた。ホイグリンは大きな声で、わめいて、そのわりにはさっさと譲って飛び去った。



ホイグリンカモメ


11/03 多摩川河口
どんよりで今にも泣きだしそうな空、でも予報どおりお昼までもってくれた。
肌寒いけど、風はない。あまり、特別、いないけど、オオジュリンが入ったのと、カワアイサ2羽メスタイプだけどいた。でもすぐに上流に飛び、早く来た人だけ(もちろん私も)見られた。ホイグリンは下流のどんづまりにいた。先日見た時には、気が付かなかったけど、足の先がなかった・・・。ハマシギ、シロチドリ、メダイチドリ、カモはキンクロハジロ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモなどでした。お花はアメリカセンダングサがいっぱい、クコの赤い実がぶらさがっていたぐらいかなあ〜。見られなかったけど、クイナが走り回っていたとか・・。



11/04 秋ケ瀬〜彩湖
風があり、少し寒い。まず荒川土手を少し歩いて、今季初のカシラダカが枝にぴょんと止まって右、左、右、左ときびきび回りを偵察、ふわふわと7羽ぐらいの群れで川の上空を移動中のタゲリも今季初!
ピクニックでは、久々の鳥仲間にも色々会えておしゃべりが忙しく・・・。カイツブリ、キビタキメス、カワセミ、シメ、マヒワは30ぐらいの群れ、ツグミの声、ホオジロ、アオジなどを見た。
彩湖は、風がありオオジュリンはだめだった、ジョウビタキ、モズ、カワラヒワ、シジュウカラなどとチョウゲンボウ、ハヤブサ。
カモはヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、カルガモ、オナガガモ、マガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリと、そんなところかな〜。他ベニマシコはいたらしい。



11/10 多摩川河口
雨がずっと降って
いる。弱くなったり強くなったり、でもとりあえず、ざっと見て回る、安心だから・・・。ハマシギもシロチドリも雨なんて気にしてないみたい。バン、オナガガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、などなどなど。ツグミが1羽、干潟をピョンピョンしていて、オオジュリンがアシ原を飛びまくる、数が相当増えた。中州にはユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、カワウがたたずんでいた。という風景でした。



11/11 奥日光
今日はお天気、早朝に出発して、
途中で見る男体山はうっすらと雪をかぶり赤く染まっていた。
男体山 日光市内方面

いそいで戦場ヶ原に行くと、一面霧氷と霜で飾られていた。
日が昇り、とけるまでの短い時間が最高にきれい。このためだけにでも早起きできるっ、夢中で写真を撮りまくる。
やっぱりデジカメはごちゃごちゃした風景はだめみたい。
鳥さんは、まだ寒いのかあまり飛ばない。
カワガラスが水辺で静かにくるくるしていたのと、エナガとコゲラの混群がすぐそばをにぎやかに通り過ぎた。取り残された私はやっぱり寂しい。
湯滝ではミソサザイがさえずり交わしていたり、カワガラスが沢を登ったり、下ったり、鳴きながら忙しくしていた。
あとは地面と下枝をとびとびのルリビタキ。
マガモのメスタイプは一瞬、アオシギと見まがう。(期待ほとんど)
わけあって、9時30分に下山。
いろは坂下りと中禅寺湖あたりはまだ紅葉の名残りで楽しめる。



11/17 秋ケ瀬〜彩湖
朝から気分いい空、ゆったりした青色に白い雲、ピンクの雲、グレーの雲の帯。
7時前について、子どもの森をざっと回る。ツグミとシメが多い。他、シロハラ今季初。紅葉もそこそこ、桜の葉は落ちてるけど、他、イチョウ、メタセコイア、ニシキギ、ポプラとか今本番、トウカエデはもうすぐ。
ピクニックの森はシメ、ツグミ、モズ、50羽ぐらいのマヒワ、長靴をはいて裏道を歩く、長靴の半分ぐらいの水かさはここは道、あそこは沼って分からないぐらい。ゆらゆら水をかいて歩いていると、オナガの群れが飛び交い、草藪からあっ、飛んだ。ヤマシギかと思ったけど、トラツグミだった。高い枝に止まると、すかさずオナガに包囲されて、居心地悪そうにひらっと移動した。
他、ジョウビタキ、カワセミ他。
彩湖 オオタカを見た、上流に飛ぶ、あとで下流に何か獲物を足に掴んで飛んでいるのも見た。ジョウビタキ、アオジ、ホオジロ、ツグミ、モズ、他。カモはカンムリカイツブリ、カイツブリ、ミコアイサ、とオカヨシガモ、オナガガモ、まあ一般種。湖は無風状態で、対岸の木々はそのまま湖面に写っていた。
オオジュリン、ベニマシコは見られずだった。
管理橋より下流はオオバンが多いのと、コガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモなど。
今日はよく遊んだ。帰る頃はきれいな夕焼けだった。



11/18 大井野鳥公園
のんびり到着、色々な木々が紅葉していてキレイだった。特にマンサクやニシキギ、桜は鮮やか。赤い実を付けている木も色々ある。クロガネモチ、ピラカンサ、ナンテン、ノイバラ、マユミなど。
鳥は普通種を25種類見られた。オオタカの若がハイライトか。カモもまだそれほどでもない。オナガガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コガモ、オオバン、カイツブリ、開けた丘みたいなところでは、アカハラが右往左往していた。11月25日までグリーンボランティアの文化祭があって、飲み物サービスや色々な展示をしていた。
そこでみた意外と(失礼!)キレイなムクドリとハシブトガラスの卵。
ハシブトガラスは大理石みたいな模様、その上の2つ入っているのがムクドリ。ムクドリの左がドバト、その左がにわとりの卵。





11/22 高尾山
紅葉の様子を見に・・。天気は最高、雲一つない。
朝10時30分に登山口に着、6号を登りはじめる。平日でもかなりの登山客だ。やはり紅葉の時期だからかな〜?
ツリフネソウがまだ残っていたり、サラシナショウマが残っていたり、初めて見るカンアオイの地味な花。モミジ平はさすがにキレイだ、富士山は遠くに白く見えた。イロハモミジが燃え尽きようとしていた。休憩して、一丁平に向かう。12:30着。折り返して引き返す。稲荷山コースで下山、こちらも紅葉がきれいだ。ダンコウバイやヒトツバカエデ、もあり黄色も鮮やか。鳥はジョウビタキのピンとしたのがいた。羽織に折り目がきちんと付いているような、そんなきっかりしたジョウビタキ。他、ガビチョウの地鳴きかメチャクチャな声のと、メジロ、カラ類、ヒヨドリ、ミソサザイの地鳴きみたいなの、ウグイス、ホオジロ。下には4時に着いた、久々のんびりできた。

カンアオイの花 八王子方面を眺める



11/23 秋ケ瀬〜利根川
秋ケ瀬はひと回り、ぱっとしない、ヒヨドリとオナガが山ブドウの実を食べていたのと、アカハラ、ツグミ、マヒワは見られず。
トウカエデは黄色くキレイに色づいていた。
深谷市の利根川河川敷にケアシノスリがいるというのでそちらに向かう。惨めなくらい渋滞している。秋ケ瀬から2時間30分。着いたら、私の頭の上を通過して、上流に行ったという嬉しいお言葉。
見てない(-_-;)。でもケアシノスリはいいやつなのだ。しばらくすると戻ってきて、上空をオオタカと飛ぶ。河川敷の低木に止まる。また飛ぶ、とか、そのあたりでずっと遊んでいた。距離はあるけれど、とりあえずデジカメ。朝日池で見たのより腹巻きが濃い。
ここは禁猟区ではないので、気をつけよう。


ケアシノスリ



11/24 多摩川の六郷干潟
シギチが残っている様子なので、ちょっと偵察。快晴でおだやか。運動場では、ちびっ子球団の練習で、「ほら〜、お前の球だろー!」って。
鳥はまずビックリはオグロシギの真っ赤な夏羽、どうしちゃったの?という感じだった。他、アオアシシギ、コアオアシシギ、ダイゼンが1〜2羽ずつ。セイタカシギは20羽以上。シロチドリ、タシギがかたまって10羽と2羽。逆光の水面が眩しく鳥が見にくかった。



11/25 彩湖
彩湖 だけ散歩した。やはり雲ひとつない穏やかな晴天。
風の原っぱではオオジュリン、ホオジロ、アオジ、ハクセキレイ、湖はキンクロハジロ、オカヨシガモ、ホシハジロ、カルガモ、マガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、などなど、ベニマシコは今日も見られず、ジョウビタキはあちこちで鳴いていた。さきたま大橋まで行き、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オオバンを見て引き返す。途中、タシギが飛んだ。クイナの声も聞こえたような。
帰りの風の原っぱでは今日は見ずに終わるかと思っていたけれど、ハヤブサとチョウゲンボウを一緒に。しめて35種だった。