りそーすしようりつ。 1999年12月号

29 Dec.1999(Wed.)晴
・西暦2000年も間近である。パソコンの2000年問題も大詰めを迎えており、社内ではMSから配布されているらしいWin95とOfficeのパッチを当てさせられた。Webmasterの周りではこのパッチを宛てたことでWinが二度と起動しなくなったりしているので、実は当てたくは無かったのだが、これを入れないとシステム部の人たちが来年のPCの動作を保証しないという事である。じゃあ、当てれば保証してくれるのだろうかとも思うが、多分明快な回答は返って来ないだろう。Webmasterの考える範囲では、他にも様々なアプリが動作しているし、多くの*.dllや*.vxdファイルが共有されている訳なので、Win95をプラットホームとしたパソコンでの2000年問題を完璧に解決する方法は無いのではないかと考えられる。パソコン関連の2000年問題のトピックをWebで見てみても、一つも動作保証するメーカーはない。何処も“弊社の2000年問題に対する見解”等とされており、「多分動きます」という回答である場合が殆どだ。これは仕方のない事であり、複数のベンダーが提供するアプリが動作しているWin95と言うOSでは、責任の所在が今ひとつはっきりしないのが問題である。
・さて、西暦2000年を迎えた時に、どのような状態になるか皆が予想しているわけだが、予想する前に、一回日付を2000年に変えてみればすぐ答えは出る。で、実際にやってみてもOSやアプリも問題なく使用できるし、ファイルの読み書きも出来る。勿論細かな部分では弊害が出るだろうが、取り立ててパソコンに関しては2000年を迎えるまでに対応をしてなくても、後で徐々に解ってくるだろう細かな問題を解決していけば良いと考察できる。
・どこぞのエレベータには、「このエレベータは2000年問題には影響無い事をメーカーに確認していますが、念のため、年の移り変わる時は使用しない事をお勧めします。」等というユニークな張り紙が施してあった。見た感じ古く、どうみてもリレーシークェンス回路で動作している様に見えるエレベータで、y2k問題が絡んでくるとは、逆立ちしても考えられない事であると思う。これだったら、ザイログ社のZ80相当のコンピュータを燃調計算に使っているクルマも乗らない方がベターである。

27 Dec.1999(Mon.)??
・つい最近まで、西暦2000年と言うともの凄く未来といったイメージがあったが、もうすぐその未来はやってくるのである。先日とある方と談話をしており、「2001年宇宙の旅」の映画で出てくるHAL9000なる人間を卓越してしまったコンピュータは、どうやら2001年になっても登場しないようだ。等と笑い話をしていた。確かにこの調子では21世紀になってもドラえもんも出てこないし、どこでもドアはおろかタケコプターすら実現されないだろう。せいぜい携帯電話の液晶が256色のカラーで表示されるぐらいである。液晶カラーテレビなら10年以上前に世の中に存在していたハズであるから、特に斬新なテクノロジでは無い。“発明”と言えるテクノロジは、トランジスター以降無いのではないか?
・ただ、見方を変えれば、携帯電話を例に取ってみると、それなりの革命があった。Webmasterが中学生の時は、未だNTTではムーバも出ておらず、出力5Wのショルダーホンか、ティッシュ箱弱のハンディホンしか無かった時代、巷のジョシコーセイまでが携帯電話を持つ時代がこんなに早く来るとは思っても居なかった。携帯電話の小型化がどうのこうのより、ここまでのボウフラの様な普及率がWebmasterとしては凄い事であると思う。

23 Dec.1999(Thu.)晴
・驚愕のテイルズ・オブ・ディズニー
・Webmasterの様なオヤジ指向な合理主義人間は、120分も行列に並んでわずか2分のアトラクションに乗る(見る)と言うのは、どう考えても納得しがたい事実である。強いてこれを納得させるなら、これを“合計122分のアトラクション”と認識すれば納得行くが、この待ち時間こそ執筆活動に向けたい時間である。
・お土産屋さんも大変な混雑であり、中で客同士で押すな割り込むなの喧嘩が始まる始末である。こんなに苦労して買うなら、会計をしないで持ってきたほうが随分楽になると思った(笑)
・ここで特筆したいのが、ディズニーランドの恐るべきカリスマ性である。この時期だと、やはりパレードもサンタクロースが登場していたりするが、このパレードの最中に、サンタは紙吹雪を何回か撒くのである。で、その紙吹雪はミッキーマウスのシルエットをあしらった形なのであるが、これを大衆は争ってかき集めるのである。何の変哲もないネズミの形をした紙切れなのであるが、ここまでの執着心があるのには驚いてしまう。確かに持ち帰れば記念にはなるが、普通の紙をネズミ型にカットした紙が果たしてどれぐらいの付加価値を付けられるのであろうか?ここまで並んで、大衆に揉まれ、5,200円まで払って手に入れた紙キレは、相当な価値があるに違いないのだろう。

22 Dec.1999(Wed.)晴
・今日は会社が臨時休業と言うことで、姉PC構築・年末大掃除・年賀状作成などの余暇ライフメニューを考えていた矢先に、前日の夕方、ひたちなか市にてTOXIC WASTE DAMPが停止したとの通告を受け、やむを得ず現場に急行する羽目になってしまったのである。Webmasterはクルマの運転が嫌いではないので、突然の長距離ドライブだ〜と思ったが、行きは首都高ワングガングが大渋滞で、帰りは眠かったりで快適なひたちなか出張では無かった。で、何故TOXIC WASTE DAMPが停止したかというと、ピニオンギヤに肉が詰まりすぎて軸受け部に応力が掛かり、ベアリング部が破損すると言う、WASTE DAMPにはアリガチなハナシであった(謎)。
・作業が終了したのは深夜1時過ぎであり、もうノーマルな宿は期待できないし、翌日は休みであることから、是非とも“ひとりでパイネ宿泊”をやってみたかったのだが、会社のロゴ入りなクルマでは恥ずかしかったので、眠い中仕方なく横浜に帰宅した。しかし、那珂はパイネの数が少ない様である。土浦辺りは素晴らしくパイネが充実しているようで、電車で出張して、帰路は土浦までしか行けない〜 なんて時には是非チャレンジしてみたいところである。

21 Dec.1999(Tue.)晴
・今日は天気が良い。しかし朝はすこぶる寒かった。冬なのに暖かいとか言っていたが、バレないように徐々に寒くなっているのである。Webmasterは最近運動も何もしていないため徐々に太っているが、しょっちゅう会っている人間には勿論気づかれない。会社の人達で、現場等に長期出張していて久々に会う人からすると、太ったのが良く解るそうだ。かつてのガビーPCも論理は同じであり、メモリは8MBづつ、CPUは33MHzづつ下げていけば、気づかれる事は無いのである...(?) しかし、32MBを2枚抜いて、代わりに8MBを2枚刺しておいた時は、一部の人間にバレた記憶がある。

16 Dec.1999(Thu.)晴
SCPH-7500ぐらいのオジ様向けカタログSCEIのプレイスティショォン販売戦略だが、最近入手したパンフレットによると、今度は巷のママ相手にも売り込もうと言うキャッチで鈴木トロ(どこでもいっしょのキャラクタ)が登場している。
・1年ぐらい前、巷のパパをターゲットにした販促パンフがあった。表紙はややハードボイルドな雰囲気が漂っており、プレステの隣にはパイプが置いてあったりして、なかなか気分が出ている。SCEIはもはやプレステをドンキーコング時代の子供向けTVゲームと言うカテゴリから、電化製品と言う位置づけに持っていこうとしている傾向があるようだ。Webmasterの世代は、小学校1年ぐらいでファミコンが発売されており、今日でもプレステをはじめとするゲーム機に囲まれている生活である。つまりは幼少の頃からそろそろオジさん世代に踏み入れる今日までゲーム機の存在は有ったワケなので、TVゲームに関する受け入れは全く持って抵抗が無いが、第二次世界大戦で鬼畜米英ブーム(?)世代のオヂさんオバさんに対するプレステは、すんなり受け入れられるのだろうか?
・このハナシに関連して、つひにi486DX4/100MHzなPC9821Xpはカリー用マシンとなり運転を開始した。しかし、運用に関しては大変な苦労を強いられている様である。まず、マウスをクリックしながら、マウスを転がす事が難しい。転がすだけなら出来るらしいが、人差し指に力を入れながら、手首を動かすと言う筋肉のマルチタスクが動作不能なのである。これを無理矢理やらせると、今度は左クリックに集中してしまい、転がす前にやがてマウスを中に持ち上げて行ってしまいボールが回らない始末である。よってクリック&ドラッグは不可。キーボードは、昔ワードプロセッサをちょっとやっていたこともあり、FEPの起動方法を教えるぐらいで何とかなった。マウスはGUI環境における最もポピュラーなユーザインタフェイスであり、Windows草分け時代では、マウスを使って誰でも視覚的に操作できると言う事でもてはやされたが、逆に普段全く行わない筋肉の使い方を強いられる側としては、マウスほどいやらしいインタフェースは無いかも知れない。その後カリーは右手が筋肉痛と言う報告を受けた。

15 Dec.1999(Wed.)晴 (今日は2個掲載ニャ)
・モーバイラー(仮)としてふと気になるのに、Pentium2or3など積んで1024*768な超弩級戦車マシンにてモバるムキが結構多いのに気づく。さっき見たのはA4ファイルサイズの戦車VAIOに、マウスとヘッドホンまで取り付けてモバっている方がいた。これには全く持って閉口する。モーバイルとはスタイリッシュでなければならない。新幹線の座席はコード類だらけになり、ガビー部室を露呈している。しかも、戦車液晶と戦車CPUは電気を良く喰うから、2時間持たないのではないだろうか?あれだったら背中に自動車用鉛蓄電池を3個ぐらい並列で繋いだモノを担いでおくと良い。これで2日ぐらいフルパワーで動くだろう。
・ふと思ったのだが、リブのHDDは2.1GBだが、mpegで圧縮率をピキピキにすれば、映画1本入るのではないだろうか?だとしたら今ハヤリの(?)携帯型デーヴィーデー閲覧器具(ナショナルとかピオネールあたりで出している、液晶TVつきDVD又はDVD付き液晶TV)もどきがリブで実現可能ではなかろうか?映画が2時間として7,200sec.だから、10秒当たり1.38MBぐらいに納めれば1GBになる。これは早速自宅にて実験してみたい。ダメだったら3〜40分程度のポルノビデオ(懐)でも良い。これなら現実的な時間である。これを新幹線のグリーンで見れば、これぞ真のミスターカドマーワンだ...

15 Dec.1999(Wed.)晴
・昨日のケチケチ普通電車とはうって変わり、今日はスパスピ長野新幹線で上田まで日帰りお出かけである。昨日の電車は、途中でたまに電灯がきれて非常灯がつく、昔の銀座線みたいなレトロトレインであった。勿論、Webamsterのポリシーとしては、長野も各駅で行きたいが、既に長野方面の在来線は横川の部分で廃線となってしまっており、どうやっても無理。時間もだいぶかかるだろう。仕方なく今日はラグジャリー長野新幹線でリブって気分は前述のミスターカドマーワンである(笑)。
・やはり長野新幹線は電車界のセルスターである。多分V8エンジンなんだろう....先日、他の電気業をやっている人と現場でちょっと親しくなり、帰りに駅まで送迎してもらったが、クルマが買いたてホヤホヤ総本皮シートのセルスターなのである。アリストと言い、セルシオと言い、茨城の人はなんでみんな良いクルマに乗っているんだろうか? それは良いとして、このクルマ、アイドル時はエンジン音が無音。走っていても微かに聞こえるだけという、なんかリニアモーターカーみたいなクルマでちょっと不気味であった。多分Webmasterのような低品質カーばかり乗り回しているムキは、エンジンを消し忘れるだろう。あ、でも小手先機能豊富な豊田だからエンジン止め忘れ防止機能とか付いているカモ。でもどうやって止め忘れを防止するんだろう?

・考えてみると、もう1999年も残り15日である。ミレニアム,ミレニアムと最近はうるさいが、ミレニアムって何なんですか?人に聞くと千年忌(?)なんだそうな。とりあえずWebmasterのPCのビデオカードはRIVA TNTからMatroxミレニアムG400に買い換えたので、ミレニアムは問題なく過ごせるだろう(意味不明)。今年の日の出は年明け深夜までひたちなか市の工場内にいるので、それが終わってから九十九里に向かって、初日の出を拝めるかもと計画しているのだが、どうなるだろうか?

14 Dec.1999(Tue.)晴
・更なる茨城B.S.E.進化論
・この所、ひたちなか日帰り出張が頻出である。Webmasterの自宅からだと夢のシングルひたち号で2時間半程度。普通電車派なWebmasterは無理して普通電車で行くことが多い。電話はCdmaOneで新幹線から得意先へE-mailを発信し、マイレージカードは貯まりまくりの小田裕二式スーパービジネスマン(以降これをMr.CdmaOne“ミスターカドマーワン”とする)とはほど遠い環境である。でケチと言われればそれまでだが、これはこれで各地方の景色とそこに住む人々のヒューマニズムが感じ取れるので、ひたちなか市程度の中距離ならチャレンジしてみてほしい。特急との時間差は1時間弱である。しかし、上野〜勝田まで、特急料金は\1,200ぐらいなので、普通の人間ならペイしないかも。
・で、昨日は会社から帰宅の時にリブのバッテリを使い果たし、不覚にもチャーヂせずに寝てしまった為、リブをお供にすることが出来なかったので、現在はThinkpadでのポータブル運用である。これは電池を良く消費していかん。SVGAの画面と、このキーピッチはやっぱり魅力だが、何はともあれ電池の持ちが一番重要である。
・で、先日普通電車+ボクシーでのリブレット使用レポートを行うと書いたので、コレを題材にする。結論からすると、別にスーパーひたちじゃなくても、横並びのボクシーではミスタイプが多くなると言うカンによるベンチが取れた。つまり最高にリブ向きな電車は、存在しないが長野新幹線の縦並び通勤電車仕様である。ここでリブに対する快適性の順番をまとめておこう。
長野新幹線−E電(縦並び通勤電車)−トイレ付き中距離普通電車の縦シート−トイレ付き中距離のボクシー−在来線特急のボクシー
となる。未だ東海道や東北新幹線のベンチを取っていないが、Webmasterの仕事の関係上、この路線に乗る機会は極めて希である事を御了承頂きたい。あと、緑席はWebmasterのペーペーでは勿論使用不可であるし、シャム猫を飼っていないので、これまたベンチは取れない。取れたとして数十年後だろう。
・ところで、題名通り、茨城と言うか地方のB.S.E.度を示す決定的なワンシーンを取得した。今、Webamsterの隣では、駅の立ちそばのテイクアウトを食しているおぢさんと、朝から日出盛とソーセージを食しているおぢさんがいる。なに?そんなの全然B.S.E.してない?もっと凄いのは、やはり車内で平気で喫煙するオヤジが目の前で出没したのである。しかもこれは縦並びシートで客は80%程埋まっている状況である。これは相当なカルチャーショックであり、見た目かなり新鮮であった。“電車内では禁煙”と言う掟が常識化してから随分久しいが、往々にして飾らない男の悠然たるシーンを堪能させていただいた。

11 Dec.1999(Sat.) 晴
・土曜日のWebmasterの典型的な過ごし方は、平日より1時間ほど遅れて起床して、着替えもせずにヒーコーでも飲みながら部屋でゲームか何かしてて、昼過ぎぐらいになると無線に出る輩がいるから呼んでみたりして、くだらない話をして午後2〜3時を迎える。とりわけ出かけるのが好きな性分であるが、土曜日は自宅でガサゴソしているのを好むようだ。土曜日ぐらいは自分の好きな事を好きなだけやって趣味に没頭したい。
・で、この日は昼過ぎにヒロと無線にて話し、DMCに向かうことにした。ヒロ氏はパソコンのモニタが必要ということで、SONYのGDMかCPDか、NANAOのFD管(SONY製)、三菱のダイナマイト管をターゲットとしたが、店を見て歩いていて、やっぱり最高なのはGDM、次にNANAO、次にCPDと来た。三菱のフラット管はどうもイマイチである。GDMは同クラスの製品でも倍近い価格を設定しており、今も昔もハイエンド指向であることを主張している。ちなみにGDMは19インチFD管で実売14万ぐらいする。それ以外のは7万から8万ぐらいが相場のようだ。NANAOは管は全く同じSONY FD管であっても、CPDより1割弱高いが、その差は歴然としており、1割弱の値段差なら、ペイできる品質の違いがある。
・モニタのハナシはここまでとして、Webmasterは久々にパソコン周辺機器でくだらないグッズをDMCの○ルテックで購入してしまった。Leadtek VC100と言うもので、簡単に言えばBt878を使ったお手軽ビデオ・キャプチャカードである。プライスは\5,800である。これが高いか安いかは使い方次第であるだろう。
・取説が“Win Fast VC100簡易安装説明”と言うのしか無くて意味がさっぱり分からなかったが、どうやらPnPによるドライバのインストールは全部キャンセルして、付属のCD-ROMのユーティリティを最優先でイソストールするベシと言う事である。なるほど、最初はPnPでドライバの場所を附属CD-ROMの適当な場所を指示していたが、動作しなかった。
・で、使用感。附属のアプリはチューナ付きカードのものと同じモノのようで、チャンネルの切り替え等も出来るようになっているが、Webmasterの購入品はチューナ無しなので、そこは何にも写らない。コンポジットとS信号の入力が出来るので、適当にプレステの画面を写してみた。ん〜若干の画質の劣化が見られるが、コンポジットではこれが限界なのかもしれない。
・で、問題の動画キャプチャであるが、320x240で30.0fps程度のようだ。但し、無圧縮でHDDにリアルタイムに書き込んでいくと、書き込みが間に合わなくてコマ落ちが出る。そこでIntel Indeo(R) Video Interactiveと言うモノでリアルタイムに圧縮をかける事が出来るが、これまた品質が悪いのでなるべく使いたくない。つまり、使用するPCのパフォーマンス内で、コマ落ちが無い程度の圧縮を掛けてやるのが一番最良の方法である。こればっかりはイロイロやってみるしかない。他にもFSWでキャプチャソフトは存在して、これも同じ圧縮co-decを使うようになっているが、こっちの場合は他にも数種類のco-dec(Brooktree ProSumer Video等)が使用可能であり、こっちの方が画質の割に圧縮効率が良く、コマ落ちも少ないようだ。
・ここまでハナシをしてきたが、これではこのキャプチャカードの本来のパフォーマンスのレビューになっていない。結局キャプチャしてそれを記録する部分でボトルネックが生じてしまうのである。やっぱりこれはUltra SCSIとかRAIDでHDD群を構成するしか解決策は無いのかも知れない。キャプチャカードそのものの性能としては、値段からすると、“それなりに遊べる”レベルのモノであったと評価しておきたい。ただ、それなりにパソコン自身のスペックも必要であると言うことを念頭に入れておく必要があるだろう。

10 Dec.1999(Fri.) 晴
・最近Webmasterを取り巻くPC環境が大きな変化をしているため、なかなか従来の感覚でこの日記を書く事が難しい状況になっている。いまだブラウザもI.E.3しか入っていないし、ftpクライアントもなし、ダイアルアップの設定もしていないし。結局UnrealとQuake3だけの為のパソコンになりつつある。現状だと、NewPCよりむしろリブのほうが執筆活動には向いているGearである気がする。確かにワープロごときにギガエイジ・プロセッサ(TM)はもったいない笑い。ああ(笑)も登録されてないじゃないか〜 何より、こう編集するマシンが多岐に渡ってしまうと、それぞれのファイルの整合を取るのが難しくなる。無駄にノートパソコンを増やすのも考え物である。
・今晩はハナキングだと言うのに定時にて速攻仕事をあげ、飲みに行くわけでも無く自宅に帰った。早いウチにカリー&アネカリのPCを構成してあげないと、やれ年賀状だか住所録だか筆まめだの血豆だのとクレームが出かねない時期になってきている。 で、とりあえずはカリーのパソコンからイソストールを行ってみたが、いかんせんQuantum3.2GBに旧8用Win95が入らない。某氏に言われた "FDISK /MBR"をやってみるが、それでもダメ。どうやらDOS6.2じゃないとこのQuantum HDDが認識しないようだ。仕方ないのでWin95の起動ディスクを作成し、それにconfig.sysを追記してCD-ROMドライブを使用出きるようにしたが、今度はMSCDEX.EXEがDOS5.0付属のモノだったので、Incorrect DOS versionとなってしまった。Win95のDOS(謎)で動くMSCDEXは無いのか〜と探したがダメ。で、ダメ元でIBM/PCの中に入っているMSCDEXを差し替えてやってみると、すんなり動く。MSCDEXってBIOSに関係なく動作するようだ。
・で、無事Win95をイソストール出きるかと思いきや、フロッピーからブートしているから、Win95setupはフロッピーのブートセクタをいぢくろうとしやがる。そういえばこのQuantumにはブートセクタに何もかかれていないハズだから、システム転送しないとダメじゃないか。でもこのHDDを認識するDOSは無い。Win95DOSでもいいから何とかシステム転送しないとお手上げである。そこでマスタに既にwin95がイソストールされてブート可能な340MBのHDDを繋いで、スレーブにQuantumHDDを繋いで、format後システムを転送してみた。どうやら平気な感じ。 で、今度はQuantumをマスタに接続してブートすると、見事"Window95を起動しています"の後プロンプトが出てきた。後は同様にconfig.sysを変えてCD-ROMドライブを認識させればすんなりイソストールを行うことが出来た。めでたしめでたし。
・このWin95は初代のもので、余計なアプリは殆ど入っていなくて好感が持てる。強いて言うならMSN入会のショートカットが邪魔なぐらいか。カリー仕様と言うことでヘルプファイルなどはてんこ盛りにしたが、HDD使用量は100MBとちょいであった。

9 Dec.1999(Thu.) 晴 in S.H.(夢のシングルひたち号)
・現在久々にリブっています〜。しかし、前に『リブのキーボードは見た目よりは使い勝手が良い』とレポートしたが、何故か今はどうもしっくりこない。原因としてこのスーパーひたち19号の横揺れが顕著に現れていると思うのである。JR横浜線の縦並びシートの時は、隣の人に遠慮して肘が当たらないように考慮してタイピングしているにも関わらず、それなりのスムースさが見られた。今は横並びのシートだし、左右のクリアランスにも余裕が有るはずなのにNGである。考えてみると在来線の特急(L(エル)特急と呼ぶらしい)に久しく乗っていないが、こんなにも良く揺れる中距離電車は久々である。新幹線でのリブオペレートは極めて快適であったが、在来線の特急では、リブレットの使用が難しいかもしれない。特に横方向へのGは、ミスタイプを続出させられる。帰りは普通電車で帰ろうと思っているので、またあとで普通電車横並びシートでの使用感レポートをしようと思う。

8 Dec.1999(Wed.) 晴
・長野出張は、水曜日の夜に終わらせて、夜遅くに横浜に帰宅した。しかし、翌日はまたひたちなか市に行かなくてはならない。Unreal tournamentもやっているヒマは無く、風呂だけ入って缶ビール1本飲んで寝た。

7 Dec.1999(Tue.) 雪 in NGN
・前日は客先と話をしていて、明日は雪が降るとか言われ、Webmasterの昨シーズンの悪夢を蘇らせる想いで気が滅入っていた。しかも仕事でクルマを運転して、トラブルだなんて泣くに泣けないハナシである。
・翌日、風呂に入らずに酒で酔いつぶれてしまったWebmasterは、朝6時ぐらいに目覚め、朝飯前に温泉に入ることとした。二日酔いの朝も、温泉でリフレッシュである。ふとカーテンを開けてみると、恐るべきユキが降っている。ありゃ〜やっぱり会社のクルマで来れば良かった〜。まだ積もってはいないが、この調子だとヤバそうな感じである。
・幸い雪が積もると言うことは無かったが、工場から帰るとき、路面に残った水は凍り付いており、歩いていてツルツルである。何とかホテルまでは帰ることが出来たが、もう冷や汗モノであった。

2 Dec.1999(Thu.) 曇
・WebmasterのAthlonお預け長野出張記
・と言うことで、11/30の夜8時過ぎまで出張の準備を行って、その後帰宅し夜10時過ぎにクルマにて一路長野へ。今回は電気配線をしてもらう職人の薦めにより、更埴市の隣町になる戸倉町の上山田温泉のホテルを予約しておいた。ここはビジネスホテルだけど温泉街の中心に位置しており、ホテル内にも温泉があるため、この温泉でかったるい出張の気を紛らわせれば幸いであると考えていた。なにより、Athlonのお預けの代償はそれなりのモノでないと全く持ってペイしない。
・温泉であるが、この所温泉らしい温泉に行った記憶がない。幼少の頃は良く家族で父親の会社の保養所に行っていたが、その頃は温泉が気持ちよいと言うより、普段の家と違う雰囲気や、どこか出かけている雰囲気が楽しかった記憶がある。ところが、はやり年寄り症候群が出てきたのか、今回はやたら温泉が心地よい。ホテルの温泉に入浴すると、何か普段の真水の風呂とは刺激が違う。出張中は普段よりは身体を動かす仕事が多いので疲れるハズだが、温泉に入れば特に疲労を溜める事もなく、グッスリ睡眠で翌日の目覚めもスッキリである。何と言っても身体の保温が良い。また、入浴後のルービーはまた格別である。
・何にも楽しみが無い長野であるが、この温泉が出張期間入れるなら、それなりに充実はしていると判断できるだろう。 ただ、Athlonお預けの代償となるかどうかは疑問の残るトコロではある... 明日の金曜は一旦横浜に帰って、日曜の夜にまたこっちに戻ってくる予定。



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