Webmater CPU使用率 99年8月号

XX Aug.1999(Xxx.) XX
・シンガポールホテル事情についてハナシを引き続きしてみたい。
$45/one stay(19$45/one stay(2)     $30/3hours rest(1)$30/3hours rest(2)
・画像イメージ4枚立て続けで申し訳ない。まず、左2枚が、最初に行ったホテル。前回紹介した$45のホテルのルーム内の状況である。いかんせん部屋全体を1枚に納める事が出来ないので状況が解りづらいだろうが、この画像で部屋全体をカバーしていると思ってくれて差し支えない程度の大きさである。
・続いて右の2枚が、後日発見したGEYLANG最安値の宿泊$38ホテルである。ベッドメイキングこそはちゃんとキレイなシーツを使っており、清潔ではあるが、枕元の電気スタンドは斜めに傾いて点灯不能であり、一番右の画像はベッド脇のコントロールパネルだが、もはや原型を留めていない程に配線もグシャグシャである。唯一内線電話だけはSingapore telecom製の新型のものにとりかえられていたが。このホテルは設備全体として最悪であり、エアコンも殆ど効かないので、赤道直下のSingaporeでは大変キビしい状況であった事や、シャワーからはぬるい水しか出ず、シャワー共用のトイレにはトイレットペーパーホルダーなるモノが無く、床にロール紙がドンと置かれている状態。しかもベッドサイドにもティシューは無く、ここでもロール紙が1つ置いてある状態であった。
・実はこの$38ホテル、最初は行くつもりは無かった。この日は、またしてもパスポートを忘れていたので先日の如く適当にパスポートナンバーを書いてやり過ごそうと思ってHOTEL81に向かったのだが、流石と言うべきかHOTEL81はセキュリティが堅く、パスポートそのものの提示が無いとダメとの事。日本の運転免許や、VISAクレジットカード等も見せてみるが、どれもIDとしては情報不足との事で門前払いを喰らった経緯がある。仕方なくこの$38ホテルに向かうと、例の如くパスポートナンバーを適当に書くことでOKであった。但し保証金として$20程度のデポジットが必要であった。これはホテル利用後に返却される。
・後日、何としてでも"HOTEL 81"を利用すべく、今度はパスポートをしっかり持参して万全の体勢で望んだ。パスポートがあれば、宿泊も休憩も何ら問題なくスムースであった。この時は2時間休憩をして$20。やはりHOTEL81は設備もしっかりしており、歯ブラシ・シャワーキャップ・コーム等のアメニティもちゃんと置いてあった。日本のラブホテルにもたまにあるが、カップラーメンも1つだけ置いてあったので持って帰ってきた。やはり先日のタクシー運ちゃんのリコメンド通り、“HOTEL81が一番ベター”と言うのも納得出来る。 更にHOTEL81はISO9002認証を取得している。ISO9001はWebmasterの会社でも取得しているが、ISO9002とは一体何の対象項目なのだろうか?とにかく他のテルホーとは一線を画しているようだ。ホームページも開設されており、ドメインも取得されている (http://www.hotel81.com.sg)。
・残念な事に、この時はデジカメの電池がDISABLEであったので、HOTEL81の内部状況は捕獲出来なかった。Webmasterの使用している三洋製Multi^z DSC-X100は、電池の使用率が激しく、肝心な時に電池切れで動作しない時が多々ある。

24 Aug.1999(Tue.) 晴かな?
・今日は皆の気にするハムヘアーの戦利品であるdigitalの486DX2/66MHzのナゾマシンについて紹介したい。
・まず、ケース背面の八万ロック(正式名称不明)の鍵は、内部の錠前部にあるべきフック(これでフタが開かないように引っかける)が取っ払われており、鍵を掛けようが掛けまいが、ロックはDISABLEになるようになっていた。まぁこれはこれで安心である。
・次は気になるVGAカード。皆の予想する通り、S3社mach64のVL-Bus版である。VRAMは空きソケットがあったが現状2MBだろうか?マザー自身はVL-Busが1スロットであり、残りの4スロットはISAであった。勿論このISAにはFAXmodemが満載されている。そのFAXmodemからはフラットケーブルがそれぞれ生えており、5インチベイに装着のステータス表示用LED群に向かっている。
・これ以外はこれと言って特筆すべき点が無かった。まぁこれだけあればテレクラ2ショット用のホストには十分使用できるだろう。 但し、このDECは、ファンの設置位置がユニークで面白い。フロントグリルに吸い込み用のファンが搭載されていて、そのファンからはラッパ状のダクトがあてがっており、そのラッパ状の狭まっている側はCPUの放熱板に向けられている。そう、つまり、今最も定番とも言えるCPUの頭に直付けのCPUクーラーより効率的な、外気を直接吹きかける効率の良いクーラーなのだ。この意向はある程度数値として現れる程度の違いが出てくるのではないかと思われる。
・期待のHDD内のテレクラホストソフトであるが、残念な事に全て消されて、起動するとMS-DOSが立ち上がるのみで、ディレクトリを見てもCOMMAND.COMしかない。ちなみにHDDの容量は340MBで、ドライブはMAXTOR製であった。先日ひょんな事から、16MBのSIMMを入手したので、コイツを挿して少しはマシなマシンにしてみようかと思う今日この頃である。

16 Aug.1999(Mon.) 晴
・Webmasterの所有するS14シルビアが車検となる。前回の車検(その時はS13だったけど)から、ユーザー車検を採用していた。しかし、その時は学生であったこともあり、時間的に余裕もありメンテナンスを行うのもラクチンであった。しかし、今回は社会人になってしまった事もあり、Webmasterはユーザー車検代行でやってもらおうかと考えていたのである。
・しかし、シンガポールから帰国して、少しの間ヒマが出来た事から、有休を取ることが出来たので、Webmasterの車検事情の定点観測と言う意味合いも含め、わざわざ川崎まで向かい、代行一切無しのフルユーザー車検を行う事にした。
・前回のS13の時に比べて、時間的な問題から、やはり整備が手抜きになった。時間的には2〜3時間で整備を終了させていただろう。タイヤを外してブレーキ周りを清掃し、油圧フロアジャッキで前と後ろを持ち上げて錆びている所は適当にペイントスプレーを吹きかけて、後は各ボルトの増し締め(と言っても車のボルトなんか殆ど増し締め等出来ない)を行っただけである。 あと小細工としてはJT式にA31セフィーロに装着されていた新品のタイヤを借りて、前輪に取り付けておいた。Webmasterのクルマの前輪はややハイグリップなモノが前のオーナーによって取り付けられており、購入時から既にスリップサインが出ている状態であった。
・お盆明けと言うこともあってか、恐ろしく車検場は空いていた。時間的に陸事にいた時間は、書類作成も含めて30分以下だったと思う。検査自身は5分ぐらいであった。前回はヘッドライトの光軸調整を\2,000でやって貰ったのと、書類作成代行を\500でやってもらったのだが、ヘッドライトは現状のママとし、書類作成は自分自身でチャレンジしてみた。実際書類を作成してみて、とてもでは無いが、代書屋に頼む程の高度な内容とは思わなかった。ユーザー車検にチャレンジしてみたいムキは是非とも書類作成まで自分でやってみて欲しい。
・今回の車検一式に掛かった費用は、まず、自賠責2年分(\27,000)・検査用書類代(\50)・自動車重量税(\37,800)・検査手数料(\15,00)のみだ。全部足して、7万円でお釣りが来る。更に細かく勘定するなら、川崎自動車陸運事務所までのガソリン代・そこまで行くのに首都高速横羽線に乗ったから\500円掛かっているけど...
・全体的な感想としては、陸事の職員はお役人的対応ばかりするだろうと予想をしていたが、意外なほどに素人に対しても親切な対応をしてくれたことであった。中には女性一人で車検場に自分の車を持ち込んで検査を受ける勇敢な方もおり、ユーザー車検の普及が感じ取れる。“クルマは移動するだけの為の道具”と言う認識なムキは良いが、少しでも自分のクルマに愛着があるのなら、金銭的に有利とかでなく、自分の愛車のコンディションを最低限でも把握しておく意味で、ユーザー車検にチャレンジしてみることを勧めたい。「自分で整備したクルマに乗るのは不安」と言う言葉を良く聞くが、これは逆であるべき。自分のクルマを整備業者と言う第三者に委託して整備して貰う方がよっぽど不安であるハズなのである。

23 Aug.1999(Mon.) 晴
・今日は知る人ぞ知るハムヘアーに、ガビー連中と向かった。以前は晴海貿易センターだったり、幕張メッセだったりしていたが、今回はパシフィコ横浜にグレードダウン。まぁ、毎年少しずつレベルが下がってきている気はする。もしかしたらWebmasterのレベルが上がったから相対的にそう感じるだけかも知れない。
・去年は何があったか忘れたが、珍しくハムヘヤーには行けなかった。そう。ガビー連中はTWAIN32に行っていたのだ。Webmasterは多分仕事していたのだろう。
・で、入場料\1,500をCRCKしようかと考えたが、どういう訳か皆正規料金にて入場。あれって3日間開催して、通しで使えるからダフ屋的な人間が現れても良いのでは無いかと思うのだが、いかんせんハムっ子(笑)ぐらいのシェアだと実現は難しいのかも知れない。
・で、この数年間“てぃーえぬしぃー”なるものを全く使っていない我々としては、一体アマチュア無線の何処に魅力が残されているのか?と言うもっともな疑問が出た。確かに、144MHz&430MHzのハンディ機が数万で売られていたとしても、見る気もしないだろう。数年前からのパソコンブームでアマチュア無線機よりパソコン関連ジャンクパーツが目立つようになって来たのもその頃である。まぁ我々もアマチュア無線機よりパソコンのジャンクビデカーとかを期待している様な気がするけど。
・で、ハムヘヤーに来ていつも思う悪い癖に、せっかく来たのだから、何か買っていこうと無理矢理衝動買いをするのである。今回も大物であった。我々は最終日に行ったので、いつもの如く午後を過ぎると大物は投げ売り若しくはロハで提供される。で、デヂタル・エクィップメント・コーポレーション(コンピュータ?)の"DECpc LPx+ 466d2"なる、i486DX2/66MHzのデスクトップが\1,500→\1,000になっていた。\1,000ならインテリアとして買っても良いかなと思ったが、ちょうどそこでMODチップが\1,000にて販売中だったので、プレステ所有者は全員購入した(3pcs.)。で、3つも買ったのだから、このDECロハにしてくれよん。と言うことで交渉成立。どうやらISAバス内蔵FAXモデムが4連で装着されており、インジケータLEDが、5インチベイに並んでいた。なかなかお目にかかれないソリッドステートな一品である。で、会場ではこのビデカーは何処のメーカーのだろう?と疑問であったが、フタを開けれずにその場では断念。このナゾマシンについては、後日報告したいと思うので乞うご期待。Linuxyにでもするかねぇ。
・って、こういう風に日記を書いてはいるが、この日って全員この"Webmasterリソース使用率"を読んでいる方々ばっかりなのよねん。こんな事書かなくてもみんな知っている事柄なのである。

22 Aug.1999(Sun.) 晴
・土曜は横浜市鶴見区の某石油会社のオイル充填工場にてVisual Basicを使用した生産管理システムの改造作業を行っていた。OSにWindows NT4.0を使用しており、TCP/IPとNET BEUIとシーケンサーを組み合わせたシステムであり、各生産部門毎に設計担当会社が異なる事と、システムに改造に改造を重ねた点などが起因して、ネットワーク層はつぎはぎだらけと言ったイメージがあった。
・富士通のパソコンだが、FMRの時代は堅牢なものであったろうが、現在の高倉健時代のデスクパワーはあらゆる所にコストダウンが図られており、数回マザーが故障したらしい。ハードデイスクも1回クラッシュ済み。となると次は電源だろうか? COM1ポートは既に「インターネットサーフィン用」に取り付けられた33.6kbps内蔵モデムに奪われており、1ポートのみの使用しか出来ない。Webmasterの記憶では、確か内蔵モデムはISAバスか何かで繋がっており、外すと2ポート使用可だったと思ったのだが、このパソコン導入時の担当者は、諦めてPCIのRS-232Cボードを購入していた経緯がある。
・車好きなムキはエンジンに使用するオイルに拘って、「冬は5W-30」だの「オレはブン回すから10W-50」だの言って、100%化学合成しか使わないとか言う者もいるだろう。しかし、やっぱりと言うか現実は結構いい加減なのである。オイル製造プロセスは案外簡単なもので、原油や添加剤などが入っている巨大タンクをヒーターなどで加熱しながらプロペラでゴンゴンかき回しているのである。
・当然、ドロドロの油が配管内を通るため、同じラインで違う種類のオイルを充填するとなると、最初のうちは前回の配管内に残った油が混ざって出てきてしまう。大体同じラインで一日5,6種類の油が充填される様子だったが、それぞれの油種(ロット)の違いが大差無い場合は、ロット切り替えの時もそのまま充填してしまう。仮に、前回ロットがHELIX 100%化学合成API/SJ 10W-60で、次がヤンマー純正ヂーゼル用 API/CC級10W-30だとすると、このヤンマー純正の最初の方に充填したものは高級なオイルが混ざって、耕うん機も高回転まで回せるレーシングエンジンになる(わけないけど^^;)のである。このケースと逆の順だと、せっかく4Lで1万円以上して購入したピュアレーシングで、自慢のGT−Rに注入したとしても、オイルはヤンマー純正がチビっと混ざっているのである。
・結局、やれオイルには拘るだの言うムキは多いようだが、品質には偏りが結構ある事が解った。勿論抜き打ちで数ロットに1回ぐらいサンプルを抽出し、品質検査は行っているようなので、とんでも無く粗悪なモノは無いだろう。オイルなぞ使っていても誰も解らないぐらいの差だろうけど。
・加えて、プラントは大きいので、この原液の入ったタンクから充填マシンへの距離も結構長い。この混ざってしまう影響はオイルマニア(謎)には結構無視できないプロブレムである。そこで、ロットの継ぎ目で、それぞれの油の性質が大幅に異なるモノは、“ピグ”と呼ばれる配管の内径と同じ大きさの黒い玉を一度配管内に通して、掃除をする。このピグは、吹き矢と言うかエアガンと同じ原理で、圧空により配管内を通過させる。たまに配管が入り組んでいる所ではこのピグが途中で引っかかり、プラント内でゴキーンと激しい音が響きわたる。で、詰まって動かなくなってしまうと、その音を頼りに近くの配管の継ぎ目を外す作業をしているようであった。
・オイルにもOEM生産がさかんな様で、貝印ブランドのオイルより、日産・スバル・ベスコ・コスモ・ホンダ等、自動車メーカーの発売するオイルが目立つ。トヨタは見なかったので、自社で作っているか、またよそで作っているのだろう。アジップ・BP・カストロール・バルボリン等の外資系オイルメーカーのものは流石に無いようであった。

4 Aug.1999(Wed.) 晴 (in Singapore)
・シンガポールで何度か休憩目的でホテルを利用したので、コレについてハナシをしてみたい。まず、日本で普通のホテルで「2時間休憩したいんですけど・・・」と言って、OKなホテルは無いであろう。そう。日本だとラブホテルじゃないと休憩は出来ないハズである(多分)。ラブホテルは休憩・宿泊両方OKなので便利と言えば便利だし、施設が充実していたり、妙にエッチっぽい雰囲気であったりして面白い。 で、日本の場合ラブホテルの所在は外見上からの判断若しくは立地条件(高速インターの近くとか)、“休憩\4,500〜 宿泊\7,000〜”等の看板が有ることを確認してやっと「エッチ用ホテル」と言う認識が出来る。まぁ殆どは雰囲気ですぐラブホテルだろうと言う事は解るが。しかし何処にも「エッチしてはいけないホテルです」「エッチして良いホテルです」等と書かれていないのである。 昔ヒロとハナシをしていて、「何故日本は、H用と普通に宿泊する用と大きく分別されているのだろう?区別を無くせば相互に客層が分散し、両方の利益になるハズだ。」と言う、まぁもっともなハナシが出た。確かにHなど何処でも出来るし、場所を特定する必要もない。男と女がいれば出来るのである。
・ややハナシが脱線した。そう、そしてここシンガポールでラブホテルを探すのは大変であった。クルマも無いから「雰囲気的にラブホテル」なんてモノを探す術も無いし、恐らくSingaporeのラブホ事情は日本の感覚と大きく異なるだろうとは思った。電話帳を見たって、名称から判別は出来ない。絶望的であった。7/25まではホテル住まいだったが、それ以降は先輩とアパートで共同生活だったので、女人禁制であり、どうやっても連れ込むことが出来なかった。
・そんなある日、仕事のお客さんから「ホテル81」なる、シンガポール全島チェーンのラブホテル的なホテルがあるという事を聞いた。宿泊$45程度と言う。勿論休憩も出来るらしい。宿泊の値段からして、休憩は$20前後だろう。何処にあるのかと聞けば、チェーンだからとにかく色々な所にあるとの事。コレだ!それからは"HOTEL 81"をキーワードに、タクシーの運ちゃんに「ここから一番近いホテル81に行ってくれ」と頼む。そうすると運ちゃんはニヤッとして、「ここから一番近いのはGEYLANGだよ。あそこだけで81は3カ所ある。」と言う。更に「他にもホテルはGEYLANGにいっぱいあるが、81が一番きれいでベターだろう。」との事。この時点でWebmasterはHOTEL 81はラブホテルなのだ。と認識した。着いてみると、建物の形は普通のホテル(と言うかアパートみたい)だが、外壁中に紫色の不気味なネオンが引かれており、建物周辺はその紫色に染まり、異様な雰囲気であった。価格は日本と同じように、「休憩2時間$18 宿泊$48」と書かれていた。ん〜これはナイス。HOTEL81(Orchid)
・で、HOTEL 81の周りにも、タクシー運ちゃんの言う通り、幾つかホテルがある。一番安くて宿泊$45だった。HOTEL 81ではないが、まぁこれも同じだろう。81はまた今度来れば良いとして、一番安い所にした(後日、もっと安い所を発見してしまったが)。で、フロントに行く。可愛い華人がいた。多少照れたが、ここは異国の地。REST希望の旨を伝えると、PASSPORT見せてくれとの事。え゛?今は持っていないよ。アパートにあるよ。しかし、どうやら身分を証明するものが無いと困るらしい。と言うと、財布に入っていた日本の運転免許証しか無い。コレを見せてみるが当然オネーちゃんは読めないから、ダメ。困ってしまったが、パスポートナンバーを此処に書いてくれと言う。そんなモノ覚えていない。確かTF384...だ。と適当に書いたら、どうやらそれでOKであったようだ。料金前払い制で、金を払い、キーを渡され、部屋に向かう。これはワクワクする瞬間だ。で、部屋に入る。
・何と、至って普通。。。しかも狭い。ダブルベットと、トイレ共通のシャワールームしか無い。あとはクロゼットと鏡があるだけ。ポットとインスタントコーヒーが置いてあった。後は17inchぐらいのテレビ。とティッシュ。で、肝心なゴムが無い!どうしよう? ここでWebmasterは瞬時に理解した。そう。シンガポールは、ヒロと昔話していた“ラブホテルと普通のホテルの区別が無い”理想的なシステムなのだ。H専用では無いから、ゴムの提供はされなくても当たり前である。しかしWebmasterはH目的でこのホテルに来たのだ。ナマでやろうかとも思ったが、ビョーキが恐かったので、さっきの可愛い華人のいるフロントに行って、ゴムの英語名が解らなかったので、「ワシはカバーがいるんすよ。ここに置いていない?」と聞くと、すんなり彼女は理解して差し出して来た。すると1個$2する。結構高いと思いつつ、休憩代は日本からすると半額以下だから、まぁヨシとした。
・後日、HOTEL81含む他のホテルに更に2回行ったが、やはりHOTEL 81が一番マトモであった。 この続きは、また今度書くとしよう。

3 Aug.1999(Tue.) 晴 (in Singapore)
・最近の出だしが“シンガポールの×××事情についてハナシを・・・”ばかりである。殆どコレは内容と日付が一致していない。
・シンガポールのタクシーだが、至極安い。初乗り$2.40で確か200m走行毎に¢10追加である。Webmasterの滞在するMARINE PARADE ROADはSingaporeの郊外に位置しており、中心街に行くにはタクシーでハイウェイを使っても20分弱かかる。しかし、$5か$6ぐらいでたどり着く。日本円で350円ぐらいだ。中心街で1,2時過ぎまで飲み明かしてしていても気軽にタクシーで帰宅できるのが日本と違う感覚である。但し日本と同じ“割り増し料金”制度はあり、深夜12時(11時?)から朝6時までは料金が50%増しになる。電話呼び出しによるON CALLは+$3.00となる。 SIngaporeのタクシーの車種は60%が初代FFの豊田コロナで、20%がCOMFORT若しくはキャブ用クラウンで、15%が日産セドリック(と言っても最悪グレード)、残り5%がベンツ(C200相当)だ。ベンシは1回だけ乗ったが、さすがベンシだけあって、中身も綺麗であった。 とは言え、殆どはやはりオンボロカーが大半なのである。確認した積算走行距離計でグランプリ賞だったのは何と「390000km」。日本で中古車を買う際に「メータ戻してるんじゃないの?メータ新品に取り替えてない?」と気になるが、ここまでスゴいと逆に、「メータを中古のに取り替えてない?」といった疑いが発生してしまう。39万キロと言うと、人間が18歳で免許を取り、年間1万キロ乗ったとして57歳まで運転した距離になる。ほぼ一生涯の距離だ。でもって、Singaporeドライバーは、路線バスにしても結構ラフな運転をするムキが多い。回転計は無いが推定5000rpm.まで引っ張るタクシードライバーが多い。こんな状況で39万は凄い事である。ドアは走行中もガタガタ言っており、各ドアのヒンジはかなりガタが来ている様子。恐らくミッション・デフ・エンジンはそれぞれ1回は交換しているだろう。フシギなのは、こんなオンボロでも、カーステレオはそこそこ今風なカロッツェリアとかソニーの社外品が多いのだ。多くはカセット+PLLシンセサイザチューナで、アンプ出力30Wと言った所だが、妙に廻りとのギャップで最新式に見える。ナビ付きカーは当然と言うか、1台も見かけなかった。

2 Aug.1999(Mon.)晴 (in Singapore)
・シンガポールのページャ事情を前回書き忘れたので、今回述べてみたいと思う。
・Webmasterはシンガポールのページャの鳴らし方が解らなかった。かけてみると「STARを押してコンタクトナンバーを押して、STARを2回押せ」と言っている。STARと言うと*印か?これはアスタリスクとか言う名前ではなかったのだろうか? まぁ良い。*の後表示させたい番号を押して、最後に*2回押してみた。するとOKだったようで、じきにページャ持ち主から電話が掛かってきた。どうやらWebmasterの認識は正しかったようである。
・後日、先輩に聞いてみると、何と、コンタクトナンバーを押さずに*3回押すだけだと、自動的に発信元の電話番号が相手に送信されるらしいのである。これは便利な機能だ。日本でも発信者番号通知サービスが開始されたのだから、この便利機能は応用できるハズである。
・欧米ならアルファベットと数字で全ての文章を表現できるが、日本だとカタカナぐらいは欲しくなる。もっと問題なのが中国語ページャだ。これは存在する。見た感じ12*12ぐらいのドットマトリクスで構成されたディスプレイだ。しかし、あの漢字はどうやってDTMFで送信するのか不思議に思うだろう。どうやっているのだろうか?? 何となく解ったのだが、どうやらオペレータにによるコールが出来るようである。しかし、オペレータコールでは人件費がバカにならないだろう。

1 Aug.1999(Sun.) 晴 (in Singapore)
・毎度毎度、天気が”晴”だが、これはシンガポールならでは気候で、雨が降るときはスコールとなり、ザッっと降ってその後はまたすぐピーカンになるのである。時間的なアベレージからすると、結果的に「今日は晴れだった。」と言うことになるのだ。ご了承いただきたい。日本のようにジトジト降るといった事が無いのが嬉しい。
・シンガポールの自動車事情についてハナシをしてみたい。語学力不足な・・・・ってこれはWebmasterが見たままの事なので・・・
・やはりWebmasterが気になるのはスポカーである。結論から言うと、スポルティーな日本車は最高峰のモノでS14シルビアであった。豊田スープラ・MR2・セリカ・日産300ZX・スカイランなど有名な国産スポーティカー(若しくはスペシャリティカー)は皆無。S14シルビアは2台見た。どちらもエアロ仕様であり色はダークブルーと白。両者とも5穴のアルミホイールだったのでターボ仕様のK'sと言うことになる。向こうでは名称が200SXとなっていた。シンガポールは自動車の値段が恐ろしく高いので、若者(それでもやはりブルジョアな部類)はオンボロカーを中古で買って、ちょこちょこ改造する事になる。一番凄かったのが我々が幼稚園ぐらいの頃に現役だったカローラの2ドアハッチバック(見た感じハチロクかTE27かな)にヴェイルサイド顔負けの飛びそうなリアスポを付け、14インチぐらいのアルミホイールを履かせて、後はステッカーチューンである。最高に受けたのは日本で言う”柿本改”(”改”の部分は反転)でなく”秋本改”ってのが貼ってあった。反転の仕方は柿本のそれと同じ。下には"AKIMOTO RACING"と書かれていた。これは是非デジカメにピックアップしておきたかった。
・意外だったのがS13を1台も見なかった。今となっては値段も手頃だし、若者にはウケるデザインだし、何台か見受けられても良いかとは思ったのだが・・・赤の180SX(1800cc.のヤツ)は1台のみ見ることが出来た。日本では何て事は無いワンエィティだが、シンガポールのようにオンボロカーが往々にして走っている所でみると、NSXクラスのスポカーに見えるので不思議である。日本ではゴマンと走るスカイラインだが、見事なまでに皆無。やはりスカイラインは日本のクルマなのだろうか?
・スポルティーカーのシンガポール流定番チューンとして感じられたのが、アルミホイールである。普通のファミリーカーっぽいのでも17インチ程度の日本では“ややヤル気”的なエンケイのアルミを極普通に履いているクルマが目立つ。他、見て解るモノとしてマフラー・ローダウンおよびサス強化・ロールバー等のフレーム強化など、走りに関するチューニングを施しているムキはほぼ皆無であった。1台だけシビックに社外マフラーを付けているのを見かけたが。この調子ではエンジン内部までイジっているシンガポールチューナーは皆無だろう。
・向こうで言う“走り屋”的なクルマでNo.1だったのはシビック(頭文字Dに出てくるヤツ。EG6とか言う)だと思った。次に多いのはCR−X。次にミラージュ。もうこの辺になるとスポカーと言って良いのか難しいレベルである。
・シンガポールはあらゆる所に強制減速のデコボコが道路に存在するので、あれでは車高は下げられないのも納得。
・このような状況で、頑張ってちょっと昔に流行った日本の典型的ドリフト族スタイルである鬼キャンのピンク色(若しくはスケベイスゴールド)のシルエィティでも乗っていると、ヒーローものである事は間違いない。
・ガソリンの値段は、面白いことに日本のようにハイオク・レギュラーと言う完全2分化ではなく、希望のオクタン価がchoice出来る仕組みになっている。小さめなGSではUnleaded92とUnleaded98ぐらい(つまりはレギュラー・ハイオク的存在)しか無いが、大きな所では、何種類もあるらしい。日本もこのシステムがあれば、面白そうだ。
・ちなみに、街で見かけたスバル・インプレッサWRX2Dr.(tuned by STi)の展示販売では、S$160,000のプライスカードが。日本円にして1,200万円程度である。これは車両本体価格であり、この後更に車両所有権だかの権利を買うのに3〜400万円かかる。まさにフェラーリクラスの買い物である。トヨタカローラが新車で乗り出し価格1,000万と言うのも凄い。たかが1500cc.のスタンダードカーに1,000万出すならクルマは買わず、その分タクシー代にプールしておくのが賢いやり方であると思われる。
 



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