W e b m a s t e r R e s o r c e A c t i v i t y. M a r. 2 0 0 1
7 Mar.2001 晴 in SQ997
実はこの写真,2年前のモノ ・ついに日本在日最終日。今日は飲み会の予定があるハズも無く、川崎の方の客先へ打ち合わせに行って、その後川岸のほとりにてパソコン のセットアップ作業をしていたら、何と夕方過ぎまでかかってしまった。その後客先に挨拶をして、同行していた同期を鶴見駅まで送って 会社に帰社して、荷物の最終準備をして率先90にて帰宅。この通勤快速“率先90”とも暫くお別れである。EFI式のクルマでも暫く エンジンをかけていないとなかなかエンジンがかかりづらいが、キャブ式のバイクはもっと悲惨である。1ヶ月も放っておけばすぐ掛から なくなる。クルマは友人に運用して貰うので良いとして、この率先の面倒は誰が見るだろうか?親父が使ってくれればよいが、親父は自分 用の単車もあるので大して使わないだろう。カリーはカリーでDio50を持っている。その前にカリーはライセンスの問題もあって乗れない。 昨年末にかけて徹底的にオーバーホールを行ったのに勿体無いハナシである。
・自宅に到着したのは夜9時過ぎ。最後の晩餐はやはり定番の寿司であった。うーむ。シンガポールでも寿司は食べれるとは言え、値段的 には大した額となるから、今後しばらくは食べられないだろう。友人から貰った日本酒を飲み、未だ準備も半分程度しか終わっていないと 言うことで酔う前に切り上げる。もともと生まれてからずーっと同じ家に住んでいたので、この環境からの大幅な変化と言うのは過去に経 験がない。一番大きいのは、やはりCATVによる超高速イソターネット回線が無くなること。次にはブリブリに3Dが動くデスクトップパソ コンが無くなる事と、愛用のナナオモニタが使えなくなると言う事である。何はともあれ、Webmasterはテレビよりパソコンの方が見る時 間が長い程にパソコン漬け生活なのだ。
・後、せっかく通い初めて4ヶ月程度のスポーツクラブも無論退会する事になった。プールの脇にあるぬるいサウナ(採暖室と言うらしい )でロリロリなインストラクターと知り合う機会も出来たのに、いや、せっかく体力も付いてきて、毎日快適な生活を送れるようになった のに至極残念(Zang-Neng)である。ま、スポーツクラブなんて行かなくても体力づくりは出来るから、良しとしよう。退会しても1年間は 休会出来て、再入会の時は入会金取られないらしいし。
・結局、翌日は昼間の飛行機で寝れば良いと言うことで徹夜で入念な準備を行った。あれもこれもとなってキリがない。朝方になって、 連日の飲み会続きで急に眠くなり居間で寝始めてしまった。次に起きたのは朝7時である。これはヤバい。成田エクスプレスは8:36に横浜 を出るのである。まぁだいたい準備は整っていたので、朝食を抜けば何とか間に合うレベルだったのだが、母親が“最後の朝食を”と言う 事になって、焼き魚とか作ってくれたので要らないとも言えず、落ち着いてゆっくり味わって食べているフリをする。さて、トイレも済ま せ、そろそろ出ようかとスーツケースのフタを閉めるが、今度はカギが無い。探して見つかったときにはもう7:40を過ぎている。急いで JR横浜線の最寄り駅まで送迎してもらうが、このJR横浜線、結構な田舎電車である故、ラッシュ時でも10分ぐらい電車が来ない時が ある。タイミング悪く、重いスーツケースを頑張って運んでホームにたどり着いた時に丁度電車が出発してしまった。次に来た電車に乗る が、何とコレは東神奈川駅5分ぐらい停車して待ちやがる。横浜駅ホームに入線する時に、ちょうど総武線ホームでは目的の成田エクスプ レスは発車してしまっていた。もう間一髪と言うか、3分ぐらい遅かった。この成田エクスプレスに乗れないと言うことは飛行機も怪しく なる。チビりそうになりながら、駅員に聞くが、いや〜NEX(成田エクスプレス)は1時間に1本しか無いのでね〜。ありゃ〜と思いつつ 、10分後に快速エアポートとか言う電車がある。コレに乗るとどれぐらい掛かるのか聞くと、2時間ぐらい掛かるらしい。でも次のNEXに 乗るよりは早く着く。選択の余地が無いWebmasterはこの快速エアポートに乗り込んだのだが、これまたスゲーラッシュの通勤電車。でか いスーツケースは隣人からピーキーな顰蹙を買い、品川とか東京とか、乗客の出入りも多く、もの凄いパイルアップを喰らう(笑)。船橋や ら千葉の方に来ると、徐々に客は減って、何とかイヂめられないでも済むようになってきた。しかし、せっかくのNEXの券は、払い戻し出 来ないらしい。
・で、快速エアポート号で、NEXに比べて50分程度遅れて成田第1ターミナルに到着する。SQ997が離陸するのは丁度12:00。まだ1時間程 度あるので、成田空港に送って置いた荷物を受け取り、何とかチェックイン完了。後はDFSでタバコを買って、乗り込むだけである。2年 ぶりのシンガポール航空だ〜。今まではSQ(スケルチ)のユニフォームがお気に入りだったが、最近はマレーシア航空(MH)の方が ちゃちいデザインだがやや若向け(笑)でこの所浮気気味である(謎)。
・機内に入って、離陸前、とある人間から貰ったメッセージを読んで無性に悲しい想いとなる。あ〜日本にも当分帰れないんだな〜。そう 言えば、カリーに送迎して貰った最寄り駅の十日市場では、カリーも涙していたな...と思いにふけると、Webmasterも目頭が熱くならざる を得ない。やがて離陸体制に入り、滑走路を進む。機体が日本の地面を蹴って宙に浮いたとき、滑走路脇の植え込みで描かれた"NARITA"の 文字が見えた。間違いなくこの飛行機は日本を離れたのである。ありきたりな日本生活も、いざ異国へ行くとなると今まで気づかなかった 日本での充実感に気づく。シンガポールで“ヨッシャ!ここで一旗揚げたるで(c)天下取ったる”と思って も、どうやらシンガポールではメンテナンス部隊っぽい仕事になって、すこぶるヒマらしい。まぁいいや。ヒマなら他の勉強でもしよう。
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