Webmasterリソース使用率2001年1月号
謹 賀 新 年 (King Gang Shing Neng)
旧年中は、格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し分けます.21世紀の1月19日ぐらいを新たなスタート点としてスタッフ一同頑張っていく所 存ですので真心を込めて皆様のご来店をお待ちすることになるかと思いますが、それ以外の責はご容赦ください.

27 Jan.2001(Sat.)雪&雪
・謎のマルチ食べ放題店【東方美食城】
・先日、池袋東口にて、極めてインターナショナルなお店を発見した。今回のトピックはこれで行きたい。概要からすると、何処にでもあ る一般的なバイキング形式の食べ放題店で、金額は¥1,980/2時間。メニューは焼き肉と一応しゃぶしゃぶ的肉と、海鮮と点心と、 デザートとなるアイスクリームとかケーキである。普通の食べ放題よりは若干内容が充実している程度だ。一応店としての定義は、日本料 理と中国料理、韓国料理を取りそろえていると言う事である。
・で、店の雰囲気。雑居ビルの2Fに位置しており、入り口には中文新聞。値段は¥250とか書いてあるが、大抵ロハである。で、邦人 が余り居ない。店内は中国の正月(1/24)を迎えている事もあり、中国か韓国のツアー客が多く来場している。一見台湾の夜市とラップして いる光景だ。なるほど、ツアー参加者はバッチをつけている。店内の放送もマルチリンガルである。日本語の説明の後は北京語,次にハン グル語でも同様の事を喋っている様だ。一瞬特殊かとも思ったが、ヨドバシカメラとかも確かマルチリンガルであった事を考えると、別段 異常な事では無いのかも。
・ハナシによれば、向こうの國での日本格安ツアーなるものは、夕食をここで食べさせるパターンが多いらしい。しかし、せっかく日本に 来たのにこの料理とは。それに、日本の料理って、余り無い。しゃぶしゃぶと言うのは日本独特の調理方法かも知れないが、このしゃぶし ゃぶも焼いて食べた方が良さそうである。
・次に杏仁豆腐の中にフライドポテトが多量に混入しているのに絶叫である。一番マトモなのは酢豚であ り、Webmasterはビールのつまみにそればっかり食す事になる。焼きそばの様なビーフンみたいなものをよそっていると、下の方からはま た別のゴハンの様なチャーハンの様な食べ物がほじくられてくる。これは一体何なのだろう?それを発見した傍らでは、前述のツアー客の 子供が、食べ物を取るハサミを床に落とした。子供はそれを拾って元に戻した!残念ながらその食べ物はその時点でDisableである(笑)。 Webmasterのレジストリに”=0”のフラグを立てたのは言うまでもない。
・肉とかの味わいは、どちらかというと調味料で味を濃くして食べればまた他のカテゴリに位置する食べ物として適当である。野菜とかは ちゃんと野菜である。
・で、是非ご賞味頂きたいのがケーキである。この犯罪的なバターの多さは他の食べ放題店の追随を許さない。見た目は美味しそうなので 2個ほど取ってきたが、1個でリタイヤである。山に登る時等にこのケーキを携帯すると遭難しても長生き出来そうだ。しかし、ツアーの 人達は極めてHigh-Energyを所望の様子で、平気で4つとか食べている。
・総評を述べると、味を期待してはイケナイ。雰囲気を堪能していただきたいのである。あの賑やかな雰囲気は皆様の明日への活力の源と なることでしょう(?)。+\1,280で普通ドリンクとアルコール類も飲み放題になる。酒はサントリーカクテルバーのコンクタイプ(濃縮)の ボトルをサーバーにセッティングして堂々と見せていたが、そう言う程度の飲み物を好きなだけ飲むことが出来るので、料理はちょびっと にして酒を飲みまくると言うスタイルも賢明な選択である。少なくとも、酒は衛生的には問題ないと思われる。
・しかし、この店は大人気なのである。狭い入り口には数十人の待ち客でごった返しているのだ。日本人は、待てば待つほど美味しくなる と錯覚する傾向があるので、お腹を空かして頑張って行ってみていただきたい。 http://gnavi.joy.ne.jp/gn/jp/G137000s.htm

21 Jan.2001(Sun.) 晴
・最近また更新が少なく、ときにクレームが来る事があり、この場を借りてお詫び申し上げたい。言い訳を述べると、

壱.ジョルナダが修理に出ている為、モーバイル機動性が低下。

弐.仕事が忙しくなった。プールに行く暇が無い。忙しいが、長距離出張は少ないので、執筆は出来ない。

参.最近殆ど土日は出掛ける様になってしまった。

・Sof地図のアフター服務は良くない。ジョナルダを修理に出したのは1/2の事である。一品一品仕込みで製作しているモノじゃあるまいに 、HPCの修理一つで2週間以上何の音沙汰も無いのは客をBKにしていると思う。いい加減にしやがれ。仕方なくピンチヒッターとしてリブを 復活させている次第である。
・仕事が忙しくなったのは、最近シークェンサーなる工場用マイコン(?)の仕事をやらされているからである。工場用マイコンと言ってもピ ンと来ないだろうが、噛み砕いて言うならZ80プログラミングのアセンブラ記述に似ていて、レジスタにやたら汎用性を持たせてあり、更に 計算に便利な命令が予め多数用意されているので四則演算等は1命令で実行出来る。格納するレジスタも大量にあり、特にレジスタ管理に 気を取られずにソフトウェアが開発できるのだが、実際のZ80ファームの開発と違って、計算するだけでなく、自動で運転中に発生するイレ ギュラー処理に対してのルーチンも組まなくてはならない。Z80内での計算だけなら、一連のフローで良いが、工場の各装置の制御となると 、やはり途中で肉が詰まったりして工程の継続が出来ない状況に陥ったりするケースは往々にしてあるのである。Webmasterは血液型がO型 で、更に頭が弱いのでこの手の繊細な仕事は至極苦手である。Webmasterの理想は客にコビを売って仕事を取って、「俺はエンジニアです」 と宣いつつ、実は下請けに丸投げしていて、うまくいったら「ほぉら、俺は凄いエンジニアでしょ。」と言い、ダメになったら「お前ふざ けんな。早く治せ。」と、また下請けを叩くと言う、何をやっても手を汚すことの無い実質存在価値の無い人間 になりたいのである...(すげー皮肉めいている一文だ)。いわゆる超ブローカーだ。商社の人間なら、技術屋気取りをする事は無 い。キャッシュフローのパイプ役になっているだけである。商社の場合は営業活動を行ったと言う報酬で、マージンが発生してピンハネさ れるが、技術者気取りのブローカーはタチが悪い。名目上“技術者”なので、営業活動の欠片もやっていないのに、しっかりピンハネする のである。やがてこの手の人間は減る傾向にあるが、現状日本では年功序列の風潮が消えない為、まだまだ健在である。
・で、最もリソース使用率トピックに相応しいネタが収穫できるのが土日のイヴェントである。最近はクルマで東京都内に出向くことが多 い。元々都内は電車ないしバイクロホンで行くモノと言う信念を持っていたWebmasterであるが、最近そうも行かないのである。最近DVD式 ナビを新調したせいもあるが、何処に行くにしてもナビにナビさせて都内中心を闊歩するケースが多い。これは是非ともガビーヤーとプラ ンニングして、お誘いしたい店舗並びに飲食店であるほど印象的である。詳細は、また後日纏める事にしよう。

11 Jan.2001(Thu.) in あずさ53号LTD.EXPRESS bound for MATSUMOTO.
トランスレスAC/DC電源回路 ・最近またタッピングツールに大変興味ありである。台湾(TWAIN32)で入手した秋月的キットシリーズ“小小案件・大大学問 〜挑戦高科技 就従DIY開始!〜”とか言うもので、僅かNT143元(日本円にして\500程度)のFMトランスミッターが売られていたので思わず購入したモ ノがあるのだが、先日それを作製した。調整のやっかいなコイル類は全て部品化(マイクロインダクター)されており、周波数調整箇所は5 pFのトリマーコンデンサ1点のみ。周波数安定度はイマイチであるが、調整箇所簡便性と、この部品点数でなかなかの変調率と、消費電力 も3V/16mA程度である事からタッピングデバイスとしてはなんとかボーダーラインとなる。乾電池を多量に並列接続し、電池ボックスなど使 わず直接電池にリード線を半田付けとする。タッピングデバイスというのは仕掛けたらもう捨てたと同様なので、無駄な部品は勿体無い。 加えて電池ボックスと言うのは接触不良を誘発する厄介なモノである。直接半田付けなら接触不良のトラブルは断線以外には皆無である。
・但し、やはり所詮はLC局発なので、静かに置いておかないとマトモに周波数が安定しない。ベンチでは最大1MHz程度の変動があるので ある。静かに置いておけばやがて周波数は安定し、200KHz程度の変動に収まる。まぁタッピング等、送信機がゴロゴロ動くモノでも無いの でヨシとしよう。
・ここで素朴な疑問が挙げられるのが、普通のマンガン乾電池と言うのは容量(mAh)としてどれぐらいのモノなのだろうか?と言う事である 。近頃のNi-MHだと単3型で1200mA/hとかあるが、マンガンだとそれの半分ぐらいとして600mA/h程度だろうか?今回セッティングしたのは 、単3を2本直列接続してそれを7段配列とした。単純計算として4200mA/hである。タッピングツールの消費電力が16mAだから約260時間、 つまり10日間である。そう考えると、長期戦となると結構厳しい状況だ。
・長期戦対策として、何処からかAC100VをCRCKしてやる方法がある。一番安全かつ簡便な方法はコーセルと言う会社のAC100V→DC5Vに変換 してくれるAC/DCダウンバーター(?)が秋月電子で@\1,000程で販売されいるモノを利用する。サイズもマッチ箱程度なのでスペース的にも気 にならないだろう。
・さらに格安・かつトランスレスな回路でAC100VからDC5V程度を取り出す方法としては、図のような回路を組んでやると良い。ちゃちい充 電式ヒゲ剃り等はこの辺の回路だと思う。この耐圧250Vのコンデンサの容量で最大電流が変化する。1uF当たり10mA程度だそうだ。耐圧250V で1uF超のコンデンサは若干特殊なので、ちょっと高く付くかも(@\200ぐらい?)。この回路を実験した事は無いが、多分リップルは結構あ るモノと考えられる。
・で、電池式としてセッティングしたタッピングツールを後日ワッチしに現場近傍まで向かう。実に楽しみな瞬間である。所が・・・何と 波が発見出来ない。無変調は聞こえるが、これは多分他の放送局の局発と思われる。案の定現場から離れてもクリアに聞こえた。周波数が 予想外に変動したか、あのタッピングツールは飛距離がやたら短いのか、バレたかのいづれかである。仕掛けて二日しか経過していないの で、電池切れと言うのは考えづらい。タッピングの夢はまた遠のいたのである...
・次回は高安定クリスタル(X'tal)な貴方仕様のタッピングツールを導入する予定である。乞う御期待(?)。
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