Webmasterリソース使用率 '00/04月号 |
28 Apr.2000(Fri.)晴・曇 in会津若松
・最近珍しく更新が途絶えていた。理由はいつもの通り仕事が忙しいのである。この所長野と福島会津に行ったり来たりなので、新幹線に乗る機会も多いのだが、2階建て新幹線で嬉しくて執筆活動どころではなく(笑)、帰りは磐越西線と言う結構ロカールで一部Tang-Tsengな在来線でルービー500mlとONECUPと水割りウィスキーなど飲み始めて、これまた執筆活動どころではない。さっきの2階建て新幹線Max-FX号であるが、これはMulti-Amenity-eXpressの略らしい。この乗車口のレベルは1Fと2Fの真ん中に位置しており、上に行くも下に行くも階段3段程度分のレベル差がある。車両間の移動でも一旦この真ん中のレベルまで来ないと行けない。で、ここでふと思ったのが、車内販売のネーチャンがゴロゴロ押している台車(?)をどうやって各車両毎にあるこの段差をクリアしているのだろうか?ただでさえ結構重そうに押しているのに、とてもではないが持ち上げて運べる筈は無い。
・ここに着目して車両の隅を陣取っていると、仕組みが解った。何の変哲もない壁にエレベーターが隠されているのである。その隠しエレベータの近傍にはキースイッチが設置されており、ネーチャンは、そこにキーを差し込んで秘密のエレベーターを起動している。これは確かにMAX-FX
Technology 2000である。
19 Apr.2000(Wed.) 雨
・近頃Webmasterの職場では、mp3の話題が多い。NetScapeにもプラグインとしてWinampが標準で添付されたりしており、SB-Pro及びPentium133MHz程度のCPUスペックがあれば手軽に音楽が聴ける事から結構な普及率である。さらにWebmasterの机のPlextorCD-RによりCD-DAを吸い出したりして社内LANでmp3が飛び交う御時世と相成ってしまった。Webmasterもmp3は初期の頃から気に入っており、CD-DAとして保存する程のモノではない音楽はmp3にしてCD-Rに焼いたりしている。mp3はWebmasterにとってMDに次ぐパソコンとオーディオ機器が融合された次世代メディアとして有望である。これを何とかクルマや通勤電車で聞きたいと願ってやまなかったが、最近ではやっと脚光を浴びて来て、藤痛やダイナマイトマルチメディヤ等の有名会社(?)からポータブルmp3プレーヤが発売されている。更にKENWOODではmp3が聞けるカーステレオも発売になった。ただし、浸透率は未だ低いようで、電車等でRioを聞いているムキはいままで見たことが無い。ところがカーmp3ステレオは売り切れ続出と言うことでKENWOODは増産体制に入っているようである。実際このカーmp3は機能を見てみるとスグレものであり、CD-RWも対応、MS-DOSフォーマットで8階層までのディレクトリに対応しており、こんな一流メーカーからTWAINもしくはR.O.C.品っぽいマニアックな製品が出ているとは驚きである。
・媒体として半導体を使うより、むしろCD-ROMを使ったモノのほうが普及する気もする。たしかに128MBのメモリに音楽を入れるとして、128kbps/fs44.1kHzとして約128分である。しかも128MBのメモリは安くなったとは言え2万円以上するので、いくら書き換えが出来てもペイしない金額ではある。
・先日、典型的なTWAIN製品であるポータブルmp3プレーヤ“FreshMusic(MP-2000)”を入手した。ポイントは安いこと(\7,999)、コンパクトフラッシュにmp3ファイルを放り込んでおくだけで再生できるので、専用の転送アプリ及び接続ケーブルが不要。この2点だけである。このプレーヤ、各Webでは音質の悪さで評判であり、OPアンプ部や電源部分のコンデンサを張り替えたりして音質の向上をはかるケースが多いらしい。それはそれでやる気にさせるmp3プレーヤであると思う(Webmasterにとっては(笑))。
・で、早速聞いてみた。最初に聞いたところは居酒屋で聞いてみたので、周囲は騒々しいので音質の善し悪しは付けがたい。その場では「思ったほど悪くない」と言うのが本音である。で、次は自宅に帰って静かな場所で聞いてみる。確かに高音の出は悪い。まぁそれはmp3フォーマットそのものの特性であるが、このプレーヤにより更に高域特性は悪化している様だ。そのかわりと言うか、ダメなんだけど不快なホワイトノイズが静かな場所だと顕著に現れる。ソースがHKあたりから入手した怪しいmp3ファイルと言う事もあるかもしれないので、自前でCD-DAから高級コンプレッサーで作成したものを聞いてみると、若干音質の向上はみられた。でも、やっぱりノイズは目立つ。やはりこのノイズはFreshMusicそのものの特性なのだろう。
・で、気になるのがどのサンプリングレートまで聞けるかだ。レートの低いモノから高いモノ、変動レートのモノも試してみるが、全て快調に聞ける。上は160kbpsまで試してみた。ただ、このプレーヤでは128kbps以上は無意味であると思う。96kbpsぐらいがちょうど良いかも知れない。
・一週間使用してみて、一番便利と思われたのは、構造上当たり前だがメカニカル部分が無いので、電池の持ちが良い。アルカリ電池で20時間程聞けるので長距離出張であっても替えの電池は不要。普通の単3電池だから、何処でも買えるのも利点である。問題は現状64MBのCFしか無いので60分ぐらいしか入らないので長距離の場合は寂しくなってくる。仕方なくリブレットに600MB分のmp3を入れて、その都度書き換える事にしている。あと、LCDディスプレイ等無いので、曲名等は解らない。まぁこれはこれでどうせ知っている曲しか聴かないからさほど不便では無い。
・結論としては、値段からすればそれなりのエンターテイメントを与えてくる電子グッズであると言える。後はクルマでmp3を聞きたい。昔パソコンをクルマに積もうかと思っていたが、電源とキーボード操作をどうするか考えると結構面倒くさい。やっぱりKENWOODを買うしかないのだろうか?
4 Apr.2000(Tue.)晴
・藤痛のHDDのハナシをしよう。結論としては単純であり、要は「ジャンクはジャソク(蛇足)でしか無い」と言う事である。Webmasterは、1G〜10GBとされるものを\1,000、10GB〜27GBとされるモノを\2,000で購入した。これらのHDDは、出元が良く解らない。まず、F通であることはダイカストの形状、及び搭載しているプッチにより解る。しかし、型式等が書かれたアルミシール等が一切貼られていなくて、のっぺらぼうなのである。友人のハナシによると、回転数は5,400rpm.らしい。
・で、殆どのモノがどこかしらにハンマーで殴った痕がある。大抵IDEコネクタ部分であり、激しいのはディスクが明らかに回転しているマウント部にクラックを与えているものもあった。
・で、これらののっぺらぼうHDDが無数に陳列されているのであるが、中には無傷っぽいものも存在する。動作確認が出来ない以上は、外見から判断するしか無いのだが、目を凝らして見ると、鼻くそサイズ以下の超小型チップ抵抗が欠けていたりするのである。勿論、本来抵抗が付いていないのが正しい部分もあるので、そこの半田の形状から判断するか、他の同ロットの基板と比較するしか無い。ロットは数種類あるが、同ロットの検索はさほど難しいレベルでは無い。で、Webmasterは、IDEコネクタ部分がちょっとだけ欠けて、後は無傷と思われるモノをチョイス。で、1個買って1個ダメなのより、2個買って1個でも動けば儲けモンなので、\2,000のと\1,000のを1つずつ購入した。この時は何となく両方動きそうな気がして、なるべく大切に扱っていた。
・で、一緒に行った連中とKNDにて呑むことにする。で、座ってつまみが出てくるまでこのHDDを凝視していると、ヒロ氏が何とプッチが明らかに欠落しているのを発見してしまった。ガ〜ン。もうこれで多分Disableである。しかももう一つもミニミニコイルが欠落している。ひょっとしたらこの部分はショートさせるか、適当な10KΩ程度のカーボン抵抗を取り付けると何となく動作するかもと思ってその場は何とか落ち着くことにした。
・で、帰宅して早速My sweet Athlon(笑)にこのHDDを装着する。やっぱりダメだ。2個とも認識すらしない。片方はモーターすら回っていない様子。で、やけくそにて例の取れてしまったプッチ部に適当な抵抗を付けてみた。すると、電源が入らなくなった。ATX電源は電源投入のトリガを一旦マザーを介しているので、最悪マザーがイカれた可能性もある。何回連打してもダメ。どこかのコネクタが抜け掛かっているのかと懸念して、モジャモジャ部分をチェックして再度チャレンジ。すると今度は立ち上がった。その時はコネクタ部分の接触不良と思っていたが、再度問題のHDDを接続してみると、また電源が入らない症候になる。これは何らかの形でIDEにあってはならない過電流が流れてしまって、マザーか電源ユニットのどちらかでフェイルセーフ機構を取っているように見える。何分か経過すると復帰するところからしてもそのセンが濃厚である。
・結論として、HDDは動かない。それどころかマザーまでに影響を及ぼす殺戮兵器なのだ。つい先日ジャンク部屋内に於けるリ・ストラクチャリングにより捨ててしまったD.E.C.pcを保存しておけばこれで思うさまこのHDDの実験が出来ただろうに、一抹の後悔が残る素晴らしい作品(謎)であった。
3 Apr.2000(Mon.)晴&曇
・2日前にも書いたとおり、この2週間は客先での仕事なので、都内の下丸子まで毎日通っている。すると、田園都市線−大井町線−目蒲線と、細かく乗り継ぎが発生するため、座れてもいまいちリブによる執筆効率が低下するのである。皮肉にも一番長く乗車する田園都市線は大抵座れない事が殆どなので、実質通常の会社(関内)よりキーボードを打っている時間は短いだろう。
・さて、★以後掲載トピックスにも結構な話題が挙がっているが、なかなか片づいていない。とりあえずcdmaOne(日立製作所製
C302H)の話題から完結させるとしよう。
・先週の週末、待望のcdmaOneが入荷され、早速取りに行った。で、LCDパネルを見る。おぉ、最近のは更にドットピッチが細かくなっている。S−JISであっても、4mm.四方ぐらいの大きさで1文字表示してしまう。で、全体的なインプレッションとしては、従来のナショナル製のPシリーズより、ボタンタッチはやや堅めの油多めである。ボタン自身は若干凸型であるが、これだと殆ど誤操作は無いぐらいだろう。で、LCDのバックライト(正確にはサイドライト?)だが、Pに比べて明るさにムラがある。しかも色は黄緑のみ。他、ボディに着色後、アクリルのようなモノをコーティングしているようで、持っていてやたら滑る。Pもツヤはあったが、手のひらが当たる背面は、若干の艶消しがあった。これはこれで手垢が蒸着されてしまって汚らしく見えるかも知れないが、やけにツルツルしているのもNGである。しかも手が汗ばむと更にヌルヌルになり状況は悪化する。結構これは重要である。外見・物質的な点はそれぐらいにしよう。
・次に機能・操作性であるが、機能は正直20%程度しか理解していない(と思う)。と言うのも、マニュアルが基本操作編とEZアクセス編2冊とIDOサービス編と、それぞれ1cm.ぐらいのマニュアルが計4冊あるのである。EZアクセスはとりあえず加入していないのでパスし、基本操作編を斜め読みしてみるが、ちょっと玄人好みな機能として、カット&ペースト機能がある。これは結構ツカえる。あと、文字入力等のマンマシンインターフェイスは結構気合いが入っており、3WAY入力である。まず、一般的なテンキーの1からア行〜9がラ行。次にポケベルカナ送信と同様なマトリクス方式(Ex:あ=1,5
う=1,3 さ=3,1)。そしてテンキーの2,4,6,8をカーソル代わりに使って、表内から該当文字を探して、5で決定と言う、ちょっと斬新な入力形式。初期設定により、いづれかの入力方法が選択できる。3通りとも使ってみたが、慣れてくると最後の2468カーソル式が、最も早く簡便に使用できると言うことが判明。 次にFEPであるが、あまり頭は良くない。MSIME程度。こう書くと、MSIMEは携帯のROM辞書並みの陳腐なFEPと言った書き方になってしまうが、現実、MSIMEって、なんでここまで変な変換の仕方が出来るのだろうと思うぐらいに笑える変換をする。これはMSのギャグであると受け取るべきカモ知れない。操作性に関してはこの辺にしておこう。
・最後に着信音。黒電話のベル音は前にも書いた。意外にもリアルな音がした。しかし、所詮φ10程度のスコーカー(推定)からでは、本物程の深みのある音は出せない。あと、裏ブットビのEnergy
Flow、YMOの雷電と、元YMOな曲が2つ入っていた。後は、流石は日立製作所、“この木何の木”も入っている。携帯電話の4和音は皆圧巻らしいが、程度としてはファミコンのSSG和音である。FM音源は無いと見た。そう考えるとYM2203以下である故、10年前のPC9801にも劣っている訳だから、大した事ではない。ただ、4和音だと、電車内等ではいかにも『着信音』していないため、周囲の人間には好印象である。但し、音量は従来の圧電ブザーより耳につかない音である為、鳴っているかどうか解りにくいかも。バイブ着信は振動具合が非常に弱く、多分これはスーツの胸ポケに入れていたら生地の厚みを通り越すに至らない程度の振動である。
・あと、やはり噂通り、cdmaOneは若干電池の消費が多いようだ。トータル的に見て、それなりに一長一短ある。音が良いのは魅力だが、通話が切れにくいかどうかは、未だベンチを取っていない。別段EZアクセスなどのイソターネットメールには特に興味もない事から、cdmaOneに切り替えた効果としては、音質が向上しただけである。果たして買い換えたメリットはあっただろうか?もう少し使用して、ジャッジしたい。
1 Apr.2000(Sat.)森・モリ・もり
・近頃Webmasterは、仕事で客先の会社内にて『森』と呼ばれる装置を監視する為に簡易言語(と言う表現が正しいかどうか解らないが)を使った監視ソフトを作成している。プラットホームはMSのWindowsNT4.0Workstationであり、元々この手のソフトなど過去に扱った経験がないので、試行錯誤の繰り返しであり、無数に増えたレジスタ(と言う表現が正しいかどうか解らないが)の管理もままならく、更に思いも寄らぬバグが続出であり、工程は大夫遅れてしまい、しかも客先での作業となるとこれまたプレッシャーもなかなかである。客先は、人員を増やせば作業ははかどるモノと判断しているが、このページの読者ならお判りだとは思うが、この手のモノは、作業人員を2倍にすると2倍早く完成するモノではない。デバッグはそれなりに役割分担が出来るとされるが、今回は他の機器との取り合いがあって初めてデバッグ出来る環境になる為、バグが出ても、自分側の問題なのか、相手側の問題なのかがなかなか把握しづらい。まぁ大抵Webmaster側に原因がある場合が殆どであるが。
・このソフト製作を始めたのが2月初め頃。もう2ヶ月が経過している。最近は土曜日は出社して開発。日曜は自宅のパソコンで...と言う具合であり、3月は2日間しか休みを取っていない事が解る。これぞまさにJGKである。
・しかし、もうこの仕事も大詰めを迎えており、4月半ばには長野でのんびり楽な仕事が出来るのである。最近はすっかり仕事に慣れてしまい、自宅に帰っても何もする事が思いつかない。これって良い傾向なんだろうか?最近は徐々に暖かくなっており、是非とも花見(以後"HNM")を開催したいモノである。ガビーヤーを筆頭に、HNMプロジェクトを是非とも実施してもらいたい。