うぇぶますたリソース使用率3DMark2000(3月号)


16 Mar.2000(Thu.)雨 過去ログ引っぱり出し品
・サンクスと言うコンビニのCFでは、モバイルな食事と言うキャッチで歩きながら気軽食する事が出来る食糧を宣伝している。これって、昔Webmasterが詠っていた“モバイルザケ”の真似であるような気がする。この世知辛い世の中、確かに食事は座ってしっかり食べなくても事は足りる気もする。酒も一緒であり、飲める時に飲んで置くと言うのが正しいスタイルである。電車と言うのは移動するが為に限られた空間に皆平等に決まった時間拘束される場所であり、プライバシーの保護が無いが、平等に与えられた時間を如何に有意義に過ごすかは各人の価値観に一存されるのである。京浜東北線でワンカップなど飲んでいると言うのはいささか異常と思われがちだが、これを是非ともグローバルスタンダードとして、世間に広めて行ってほしいモノである。モバイル食が一般化されれば、モバイル酒も同じように標準化されてもおかしくは無い。
・モバイル酒に当たっては、やはり何らかの酒のつまみが欲しくなる。しかし、鞄を持っていて、しかも座席が確保出来ずに立っているとなると、手が1本不足してしまう。ebmasterはこの不憫さがたまらない。片手に鞄、片手に酒となると、もうつまみをキープするモノは無い。仕方なくつまみを省くしか無いのだが、これはまた寂しい瞬間である。胸ポケットをドリンクホルダーに出来れば更に拡張性が高まるかと思うのだが未だ実用化出来ていない。かさばらずに、ちょっとした時に快適に酒とつまみがマルチタスクで動作する環境が手に入ればと思うのだが何か良い案は無いだろうか?

22 Mar.2000(Wed.)晴
・今回の日立那珂出張も、新手のビヂホ〜を手配した。結論からすると、双方向通信方式の有料チャンネルシステムであり、CRCKは残念ながらDisableであった...今回の宿泊先は、ユニットバスなのに、ジャグーチーがもう一つあって、そこからは何とOngTseng(温泉)が吐出されるらしいのである。ドキュメントによると、地下250mから掘り出したものらしい。湯温は確かに適切であるが、蛇口をひねると、かなりの勢いで出る。バッファタンクがあるのだろうが、何かインチキっぽい。ユニットバスでも、やっぱりシャワーだけでなくゆっくり湯舟に浸かりたいと思う時もあるので、湯をはるが、その間は体を洗うことも出来ず、体を洗った後はまた湯舟に浸かりたいが、また湯を張り直さないとNGであり、通常の入浴シークェンスにページ違反が発生してしまってエラーログが出力される結果になる。
・先週の土曜日は、出勤前にNEO横浜のピィシィデポーに行って、待望のcdmaOneを注文してきた。前にも書いたが、最近のcdmaOneではパケット通信で64kbps通信が出来る。Webmasterは昔からこれに期待をしていたが、いざサービス開始となると、この64kbpsサービスは別料金が月々\800も掛かるため、今のWebmasterのモーバイルの使用頻度としてはペイしない。しかも、パケット通信は受信容量単位で課金されるので、64kbpsでも14.4kbpsでも、通信が遅いだけで利用料金は同じになる。実際もこの64kbpsサービス加入者は少ないと見え、キャンペーンとして2月末まで、この64kbpsサービスをロハにしていたが、これも5月末まで延長した様子である。Webmasterはそれに惹かれて64kbpsサービスに加入してしまったが、これは5月で必ず解約しないとまずい。どっちにしてもcdmaOne端末用のPCカードは従来のモノとは別であり、別途購入しないとNGである。
・パケット通信だったら、接続しっぱなしでも送受信しなければ課金はされないので、BBSチャット等では有効な手段であると考えられる。料金は128bytes/0.1円。最初はこれで安いと思ったが、先日ヒロ氏と話していると、1MBで1000円になるのである。こう考えると結構高い。凡人の使い方では、多分メール1000文字送って1円と考えた値段設定だろう。Webをやるには、くだらないバナーのGIFは平均10KBぐらいあるだろうから、バナー1個につき10円である。やっぱり高いと考えるべきである。
・ところでリグの機種であるが、赤芝製か日立製作所製にしようか迷ったワケであるが、日立製作所の302Hは着信音に黒電話のベル音があると言うことから、迷わずそれに決定。モトローラ以降、Webmasterの心を揺るがすリグが無いが、この発想は結構Webmaster好みである。但し、黒電話と言っても実は600Aと602A(確かこの型式)の2種類あるのである。ベル音も明らかに違う。600Aはベルメカニズムがツインゴングダイプであり、よりレトロな音がする。新型の602Aは、鉄琴が2枚入っており、それを電磁石で叩いている。仕組みとしては鉄琴のほうがややコンパクトなので、良く見ると外見も若干小さい事が解る。音としては、ゴングタイプに比べて若干マイルドな音である。確か鉄琴式では、音量の調節も出来たはずだ。Webmasterとしては、ぜひゴングタイプの音をエミュレートしてほしいが、多分これの100%移植は、携帯の小さなスピーカーではムリだろう。
・結構どうでも良い話題ばかりだが、Webmasterとしてはここのプライオリティが高いので御了承いただきたい。

20 Mar.2000(Mon.)晴のち風(?) 春分の日
・この所、珍しく更新が途絶えたが、別に忘れている訳ではない。とにかく最近、仕事が忙しくて素敵なトピックが無いのである。くだらない事ばかり書いていても読者の方には迷惑をかけると思うので、やはりそれなりに実のある内容にしたいと言う趣旨をご理解いただきたい(どっちにしても、くだらないと言う説もある?)。
・しかし、今週末は3連休中2日仕事とは言え、かなり素敵なトピックを収穫できた。これは上記を御覧頂ければ一目瞭然である。まずは、簡単にハナシの完結するPowerMacの話題としたい。
・3連休中唯一の休みは、ガビー連中と共にサイバーシティAKBに向かう。何でも1999年製の藤痛の3.5inchHDDがジャンクでかなりのオーダー(数千個)でばらまかれていると言うハナシである。価格は1K〜2K。容量は1GB〜27GBだ。売っている場所はロビソ電子。AKB周辺に店舗は2カ所ある。コレについては今度述べることにしよう。
・で、AKBに行ったついでにMacのキーボードケーブルとマウスを入手した。ケーブルはAKBのはずれにある公園近くの正真正銘100%ジャンク店にて、段ボールから発掘。マウスはへなちょこな社外品が某所で\480だったのでそれに目を付けて置いたが、なんと戻ってみると閉店しており、焦ってハシズメビル(漢字解釈不明)でアロマオイルと共にQuickShot(懐かしい響きだ...)の2ボタンMacマウスを入手。これで拾ったMacは蘇るのだ。余談だが、ハシズメビルの2階は偉く状況が変わっており、大夫通路が広くなった。但し、陳列商品は相変わらずエスカレートするばかりで、ついには“ぶいんぶいん(マブチ式)”まで登場する始末である。まぁ電気街アキハバラだから、ヴィンヴィンの一つや二つ売っていても正当な電気製品である故、驚愕するべき事柄では無いかも知れない。
・で、自宅にてMacを使ってみる。外見上も傷一つない美品だし、キーボードにも手垢が全くない状態で、AKB某所で売られている中古Macキーボードとは比べモノにならないぐらいの水準であるため、まさか故障しているとは思えない。案の定、何事もなく普通に起動した。しかし、MacOSは殆ど使った経験が無いので、オペレーションはかなり不慣れであるが、何とかリンゴマークをクリックしたりして頑張っていると、内蔵HDDの内容からやがてこのMacの今までの経過が明らかになってきた。
・まず、このMac、推定累積動作時間は数十時間と見た。裏面のファンにも埃が殆どない。さっきも述べたが、キーボードにも手垢が無い。更にHDD内の情報により、これは裏付け出来る。入っているアプリケーションはクラリスワークス・AdobePhotoShop3.0のみ。HDDは全容量700MB程度で、内240MBが使用中。前所有者は、中身の整理も何もせずにそのまま廃棄した様子で、日記みたいなのもまだ残っていた。
・日記と言っても、たった一日だけなのだが、デスクトップに置いてあった。これらを含めて、作成されたファイルのタイムスタンプは殆どが1996年3月。普通、パソコンを買ったら最初はやっぱり面白くていろいろいじるだろう。即ち、このパソコンの購入日は1996年3月頃である。
・日記の内容はなかなかシュールなものであり、職場での上司の仕打ち、後輩の女性に対しての片想いの事など、なかなか辛い環境下にある事をひしひしと書き連ねている。まぁこれはプライベートに関することであり、このページの趣旨に添わないので、これはどうでも良いとしよう。この日記は、恐らく、購入したから取り敢えず使ってみようとして書いた感があり、後は意味不明な画像が2枚ぐらいしか無い。多分これだけいじって、飽きたのだろう。恐らく、ナナオモニタとセットで数十万はしただろうに、これしか活用していないとは、かなりバブリーなハナシである。
・処理速度はすこぶる遅い。PhotoShopが起動するのに30sec.ぐらいかかる。これでははっきり言って実用に耐えない。しかも数十分使ってみただけだが、その間に2回もハングアップである。うち、1回は爆弾マークが出たが、その後即座に強制リセットされた。Webmasterが高校生の頃、某大学のお兄さんが"MacはGUIだから、しょっちゅう落ちるんだよ"と言っていたが、それは納得できる。
・CD-ROMドライブもちゃんと動作しているようで、BMPなどが入ったCDも、ちゃんとロードできた。1分ぐらいかかるが。ドライブの速度はせいぜい倍速ぐらいだろう。結局これ以上、何もする事も無く、何もしたいことも無く、また所定の位置に戻してしまった。Impressive度としては、IBM/PCに換算すると486DX4/100MHz程度のマシンを拾ったと同じぐらいである(勿論、ナナオはのぞく)。しかし、せっかくこんな高級なモニタとセットでMacを買ったのに、これしか使わないで、しかも\700まで払って粗大ゴミにして処分するとは、キ○ノン鰍フ社員は相当待遇が良いに違いない。どちらかというと、この事実のほうがインプレシヴである。

11 Mar.2000(Sun.)曇?
・地獄のバス日帰りスキーツアーリザルトレポート
・土曜日の深夜から、日曜日の深夜にかけて、長野県北滋賀へ日帰りスキー(スノボ)ツアーに参加した。参加と言っても、旅行会社主催の本当の“ツアー”である。で、これがまたかなりの羊頭狗肉であり地獄(以下"JGK")であったので報告したい。
・行程は以下の通り。
・土曜日の夜(7:55PM)、町田駅にて集合。そこからシャトルバスに乗り、新宿へ。新宿でバスを乗り換え(9:45PM)、今度は目的の北志賀へ。北志賀着は早朝5:30AM。8:15AMよりリフト運転開始。滑る。4:25PMにバスがゲレンデ前まで迎えにくる。乗る。高速使用で新宿へ。新宿で解散(予定は9:30PM)。
・行程ではさほど辛くなさそうに思われる。まぁ前日バス車中泊と言うのがやや難ありと思う程度か?しかし、新宿を夜10:00PMに出て早朝5:30AMに到着というのはバスとは言え時間がかかりすぎであると思った。これは何と激安ゆえに途中から下道を走るのである。Webmasterは花粉症アレルギー用の薬を服用していたのですこぶる眠く、バスという狭い空間でもヨダレをたらして寝てしまったので良く覚えていないのだが、確か熊谷とか標識があった時点で既に下道を走っていた。これが到着が遅くなる最大の理由である。まぁ夜出て朝着くようにするにはこれぐらいの時間調整が必要かも知れない。トイレ休憩はおなじみの横川ヒューレットパッカートおぎのやの釜飯販売ポイント(碓氷峠のふもと)である。ここは普段はこんな時間は営業していないくせに、こういうツアー客が来るときだけは店を開ける様である。
・で、予定よりやや早く現地に到着する。起きて気づいた時は辺り一面銀世界である。まだ空も暗い。ゲレンデに降ろされたは良いが、勿論リフトは動いていない。そこで、その旅行会社と提携している施設でリフトが動くまでの間暖をとらせてもらう事になる。入浴やレンタルスキー等のサービスも全てここで面倒を見てもらう。
・当初、この施設は“XXホテル”と言う名前が付いていたので、設備はしっかりしていると予想していたが、これは大きな誤算。前回ガビーヤーと宿泊したホテルより数倍梅クラスである。休憩室は部屋と言うより物置にござを敷いた程度で、中にブルーヒーターが2台ほど置いてある。風呂は異臭のするかなり汚いもので、今回はリンゴ責めならぬアロエ責めに合う(謎)。
・当ツアーのサービス項目として他にスキーウェアからスノボ板まで、全てレンタルがロハと言う得点がある。そこでWebmasterは板のバスへの持ち込みが\1,000かかるので、レンタルを希望して置いたが、これまた八百長が仕掛けてあった。スノボレンタルは\1,000,スキー板は\500と言う保険料がかかるのである。もともとロハと言うハナシを聞いていたので、この辺りから不満が募る。レンタルロハを目当てに、WebmasterはBIG FOOTを頑張って持っていったにもかかわらず、スキーにも\500かかるのでヤメにした。
・ゲレンデそのものは、ツアーの中でも一番安い所であったので、リフトは全部で3本と、かなりシケたゲレンデであったが、連れのスキーレベルの都合上、この程度で十分すぎる程であった。ゲレンデ自体は、このようなシケた場所である事を十分に認識している様で、昼食等の料金は、スキー場にありがちなボッタクリ価格では無く、それなりに良心的な価格であった。ビールなどの酒類も、あの超梅クラスのホテルより安く販売されており、いかにあのホテルがボッタクリであると考察できる。
・結局昼2時過ぎまで滑り、その後はアロエ責め風呂に入って、発泡酒を飲みながらバスが来るのを待つ。バスは定刻より20分程遅れて到着し、一路新宿へ。他の客も皆疲れており、行き程の元気は無いようだ。Webmasterもぐっすり寝てしまい、次に気づいたのは佐久平(長野自動車道)であった。この辺は仕事の関係で良く通る場所である。帰りも横川ヒューレットパッカートの高速S.A.でトイレ休憩を取り、徐々に東京方向に進んでいく。ところが、藤岡分岐(関越道と長野道が合流する所)で、スキー客による大渋滞が発生。バス内の客はやがて新宿からの電車が危ういと心配し始める。Webmasterとて例外では無く、これは新宿or渋谷で宿泊コースかと懸念された。結局新宿に到着したのは11:30PM。何とか田園都市線には間に合ったが、やはり安いバスツアーならではのリスクがつきまとう結果となってしまった。もう\5,000出せば、ゴーヂャスな新幹線でガーラ湯沢日帰りパックがあったかと思うと、『やっぱ新幹線だったんじゃないスカ〜』と言うJRのCFのフレーズも納得が行く。ちなみに、このバススキーツアーに参加していた客層は100%学生っぽい雰囲気であり、Webmasterと連れの様な社会人風な落ち着きを持ったキャラクタは皆無であった。やっぱり社会人の端くれとしてアダルトに新幹線でワンカップ飲みながらSKI SKIしたほうが良かったかな?とひしひしと感じてしまうバスツアーであった。

9 Mar.2000(Fri.)晴
・前回のコラムでは、間違いが指摘された。日活マロンポルノのチャンネルでも、古い宇宙企画の作品は放映されていた様である。やはり制服シリーズは良い。
・今日は、現場が10:30からであったので、それまでの間に最強JAダイレクト販売まで向かって、こんにゃくと、前回好評であったおからドーナツを入手すべく、クルマを飛ばす。しかし、おからドーナッツが無い。ここで扱っている商品は、生産者の名前がフルネームで記されており、必ずしも同じ商品の入荷は保証されていない様子である。生産者個人の気分次第で幾らでも陳列する商品は変更されると言う、今日の経済他国ニッポンの物流事情からすると極めてアナログ的なお店である。結局納豆とこんにゃくを購入して終了。今日は大変良い天気であり最強JA付近は畑が続いていて喉かな風景であった。

8 Mar.2000(Wed.)晴
・昨日今日と、日中はすこぶる暖かい。そろそろ春の訪れかも。こう暖かいと、ますます仕事をするのがイヤになる。Webmasterは激しく花粉症なので、この時期は憂鬱な時期である。
・さて、今日から金曜日まで、定番の“ひたちなか”に出張となる。今回は完全にお初なビヂホーを予約した。何としてでもここひたちなか市内でCRCK可能なテレビがあるホテルをピックアップしておきたい。
・で、今これはホテルで書いているのだが、見事CRCK可能なテレビであった。しかし、長野対応のFコネ−Fコネのジャンパでは不可。壁側はFコネで良いが、テレビ側は同軸の心線と網線むき出し状態でないとNGである。仕方なく一方のFコネクタを取り外して対応したが、これはもう長野用とひたちなか用のCRCKツールを2本用意するしか無い。ひとまず、今回の出張はビーボ販売機1.5連ぐらい相当又はノベルNE2000互換程の勝利として良いだろう(謎)。
・しかし、ここはソースが余り良くない。大抵ホテルのHチャンネルは衛星放送(CS)であるが、日活株式会社の配給作品は、Webmasterの趣味のモノが少ない。Webmasterとしては宇宙企画Presentsのが好みである。長野ではDigiperoチャンネルと称して、もう古くなった宇宙企画(メディアステーション)の作品を放送しているので、葵みのりのローリーな作品が堪能できた(笑)。
・Webmasterが中学の頃導入した8mm.ビデオウォークマン(PAT.)を、CRCKビデオ録画用に再度活用してみたかったのだが、やはりソニーらしく、しっかり壊れていた。今まで買ったソニーの製品で壊れていないのは、自宅の居間の25インチトリニトロンぐらいである。ウォークマン・ディスクマン・据置CDなど、可動部分があるモノは必ずと言って良いぐらい壊れる。HARD OFFではジャンクビデオカメラも2Kぐらいで売っているので、今度はそれを狙ってポータブル録画マシーンを用意しておきたいところである。

5 Mar.2000(Sun.) K.M.R.
・本日は、某人が“スキーウェアーズ(Ski-WaReZ)”が欲しいとの事で、Webmasterのモードにて選択すべく、スキー用品第2次小売店に向かう。Webmasterがスノボーウェアーズを買ったときは、たまたま体格も同じ様な大学時代の同窓からパンツだけを格安にて譲り受けることが出来たので、それに合わせて上だけを購入したので、2万ちょいの出費で“ボーダーライン”に立ったが、今回は上下全てと言うことで、結構なお金がかかってしまった。結局"CHUR"(チュール(笑))と言うのにしたのだが、上下合わせて40K。まぁスキーに飽きずにずーっと使ってくれれば良いのだが..と切に思ってしまう.しかし、このような高額商品を毎年毎年ニューモデルとして買い換えるムキがいるかと思うと、日本の不景気と言うのは幻かも知れない。みんなもっと消費しよう。
・さて、先日田園都市線の網棚に、PC Depotのチラシが置いてあった。カバンも持たずに出勤する事が多いWebmasterは、暇つぶしに読みたかったのだが、ひょっとしたら間にチューインガムでも挟まっているかも知れないぞ。このリスクをおいつつ、暇を持て余したWebmasterは徐に手を伸ばし、チラシを開いてみる。やった。チューインガムは無いみたいだぞ...
・パソコン・デジカメ・他サプライは、コレと言って大した目玉は無かった。一つ気になるのが、IDO cdmaOneのリグ販売である。日立製作所謹製 C302H(packet one 64kbps対応)が番号載せ替えで\4,700となっていた。まだ発売して間もないのに、大層な値引きである。コレに引かれたWebmasterは、大和のPC Depot GREAT CENTERなる、激しい名前の店舗まで向かった。
・で、以下の表を見て欲しい。
機種
新規加入価格
番号載せ替え価格
ソニー (C101S)   C=x INET=x 64=x 1円 3,700円
ナショナル(C101P) C=x INET=x 64=x 1円 3,700円
日立製作所(C302H) C=o INET=o 64=o 6,700円 4,700円
ソニー(C305S) C=? INET=o 64=o 未表示 6,700円(予約待)
注) C="Cメール"と呼ばれる、各社携帯電話で提供されるクローズネットワークなメールサービス
  INET="EZ access"と呼ばれる、E-mail等の送受信、各情報が提供されるサービス(DoCoMoのi-mode的)
  64="packet one"なる、送受信バイト単位で課金されるパソコン通信用サービス 通信速度はダウンリングでmax64kbps.

※番号載せ替えの場合は、後日銀行引き落としにより、\2,000の手数料が掛かる

・ここまで表を書くまでも無いが、上の2機種はcdmaOne草分け時代の初期から発売されているモノ。世代としては1世代前となる。で、下の2機種は何と言ってもpacket one対応で、現行と呼べる機種。1世代前のモノは、もう投げ売り状態である。Webmasterはここに目をつけた。
・恐らく、新規加入1円のモノは加入後6ヶ月間不解約を前提としたいわゆる“6ヶ月縛り(PAT.)”があるだろう。もし、無いのであれば、ここで加入後、即解約。で、抜け殻になったリグをIDOプラザに持ち込んで今所有している古い携帯から番号載せ替えで\2,000払えば、合計\2,001で済む計算になる。で、ズバリ店員にこれを聞いてみた。最初は他の販売コーナー担当っぽい人間に尋ねると、“あ、IDOは6ヶ月縛りなんて無いですよ。即その場で解約しても良いです。”との事。じゃあついでに今持っている古い携帯への番号載せ替えもやってくれるか?と聞くと、そこまでは解らないとの事で、担当のスタッフを呼んでくるとの事でしばし待ち。で、担当者がやってきた。すると今度はちょっとニュアンスの違う内容。“あ、出来ますけど、基本的にそのような載せ替え目的のお客さんには販売したくないのですよね。今携帯電話各社で情報公開をしていますので、そのような事をされると、今後携帯電話に加入出来なくなる恐れもあります”(Webmasterはここで、なぜ料金未払い者の為にある“情報公開”のハナシが出てくるのか不思議であった。別にこっちは利用料金をばっくれるつもりは無い)。“じゃあ、私は番号載せ替え目的での購入はしませんから、売ってくれますか?”と皮肉っぽく聞いてみるが、“まぁ、そのへんはモラルの問題になりますね”と言う返事。どうやら、店員もこの辺の事はほじくり返して欲しくない様子。
・ここまでの経緯で解ることは、Webmasterの予想だが、旧機種であれば、\2,001で番号載せ替えは出来ると判断できる。最近はこの“6ヶ月縛り”が、法的に拘束力が無いらしく、これを破って違約金を請求することも、実は出来ないらしい。仕方なく、6ヶ月縛りはしないが、明らかにすぐ解約しそうなユーザーには売りたくないのが本音のようだ。以前、とあるWebでの携帯電話通信販売の申込書を取り寄せたが、“私は6ヶ月間解約しません”の誓約書を書く必要があった。恐らく、これを書いた場合は、法的に拘束力が発生するだろう。ただし、念書も、販売店レベルでの拘束だろう。IDOと言う大企業としては、IDO全勢力を挙げてまで、この6ヶ月縛りを遂行する事は出来ない様である。
・但し、これはcdmaOneとは言え、もう旧機種のものにしか意味が無い。64kbps対応のモノは、新規と載せ替えの値段差は\2,000であり、後日\2,000引き落とされるとなると、値段差が無いので、やってもムダである。

1 Mar.2000(Wed.)晴 Rel.2
・うるう年の件は終了した。このシステムは過去にワイニケイ(勿論今回問題のうるう年も含む)対応のパッチを当てたアプリを新規にイソストール済みであったが、古いのは庵イソストールせずにHDD内に残しておいたと言う経緯がある。結論として、スタートアップには新しいうるう年対応のアプリを設定しておいたのだが、顧客はこのアプリを終了させて、OSを再起動せずにこのアプリだけを再起動させる時、スタートメニューから古いのを立ち上げてしまい、そのまま放置していた様であった。OS自身を再起動していてくれれば、何ら問題は無かったのである。しかし、スタートメニューには古いのと新しいものが両方あったため、紛らわしいと言うことで、古いのは庵イソストールしておいた。
・で、以前は“中距離日帰り出張なら普通電車のボクシーが良い”等と書いたが、最近は仕事が忙しいため、家に居る時間が短いので、今日みたいな日は早く家に帰りたかった。床屋も行きたかったし。
・しかし、シングル日立の時間がまた都合が悪い。結局クリーム色に青線入りの普通列車で帰る事にした。すると、またしてもチバラギB.S.E.症候群(PAT.PEND.)が発生したのである。まず、電車の扉は一両あたり3つあるのだが、暖房効率の為、1個だけ開いている。まぁこの手はもう慣れた。ところが、これにより換気効率は極めて低下する。Webmasterが乗り込んだ車両は、何となく酸っぱい匂いが発生していた。車内を進んでいくとこの匂いはやがて強烈なものとなり、つひに発生源をつきとめた。この匂いのソースは“ルソペソ”がボクシー1個占領して大いびきをかいて寝ている所にある。この匂いはかなりトロピカルであり、デジカメをもってしても読者にお伝え出来ないのが残念(謎)。こういう逆境には耐えるWebmasterの性分であるが、マジ吐きそう〜 スゲェなォィ。であった。茨城人もこの匂いは辛そうであったが、隣のJKSとかは何とか耐えてペチャクチャ話している。B.S.E.は普通電車に限るのである。

1 Mar.2000(Wed.)晴
・ワイニケイ問題も、もはや“そう言えばあったっけ?”程度に、世間からは忘れ去られようとしている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?結局、マイコン草分け時代、西暦2000年になったらハマると薄々気づきながらも2桁でしか認識しなかった事実にしても、Webmasterの今回の敗北にしても、“その場さえ良ければすべて良し”の精神が祟っているのである。実は今、夢の新人看護婦フレッシュ洋子号じゃなくて、フレッシュひたち号(Series E653と言う名前が付いている。格好いい〜(^^;)の中で月に向かってバイモール中である。これはまさしくうるう年問題が原因である。
・良く工場では、ピニオンギヤの温度や、クェイク用肉の圧力の計測に、Win95/NTをプラットホームにした一般的なパソコンを24時間運用して、永遠にログを取ったり、それをグラフにして印刷したりする事がある。最近のパソコンは処理速度も速くなり、Networkを組むのも大して負荷がかからないし、何よりコストが安いので、巷ではむしろ普通のパソコンでロギングを取るのが流行らしい。で、今回対象のものも、このピニオンギヤ計測を行っているパソコンである。このパソコンではピニオンギヤの回転数を10秒毎に計測して、グラフ出力と、csv形式による帳票出力をさせている物であるが、どうやらOS(WinNT)の時計、計測アプリの時計表示もしっかり 2000/02/29になっているのだが、実際のピニオンギヤ回転数はログが取られていない。と言った現象のものだ。昨日はユーザ(客)が現場に向かってくれていたので、携帯電話でその計測値が格納されるバイナリファイルがあるかどうか、DLLのVersionは幾つかを調べてもらったが、客先はかなりWindowsを知らない為、簡単なファイル操作も指示するのに偉く苦労した。この時こそ、Symantec pcAnywhereが使えれば〜と思ってしまった瞬間である。結局はバイナリファイルは生成されておらず、代わりに2000/03/01の日付名でバイナリファイルが生成されていた様だ。(OSはちゃんと2000/02/29なので、タイムスタンプは正常)。
・コレを知った時点で、完全に当社の敗北である。結局エンドユーザはややキレ気味の様で、あと数時間で02/29も終わり、03/01からはちゃんとロギングし始め、03/01のファイルは上書きされて、動作は問題無いのだが、形式的と言うか、誠意を見せると言う意味合いも込めて、Webmasterは『もう過ぎてしまった02/29の正常動作をさせる為に今日(03/01)、現地に向かう』と言う史上最強にシュールな日帰り出張となった。こればかりは、帰りにDisableなビーボ販売機を3台ぐらい並んでいるのを発見しても明らかに敗北だろう。もしかしたら西暦3000年2月29日にまた発生するカモ知れない障害対策の為に現場に向かうと言う気持ちで行けば、少しは気が楽かも知れない。しかし、今を生きる人間は西暦3000年の事までやっぱり考えていないだろう。さっきも書いたが結局この精神は西暦ウン万年まで無限ループで生き続けるのである。人間の寿命が1万年ぐらいにならない限り(ヨーダみたい)。


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