うぇぶますたぁ ソリース使用率 ミレナイアム1号機 (2000年1月) |
25 Jan.2000(Tue.)雪
・昨夜は都内でピニオンギヤ肉絡ませテクニックの講習会を受講し、終了後そのまま直帰したので6時過ぎに家についてしまった。Webmaster宅は、横浜中心より東京からの方がアクセスが良いので、都内に外出したときは好都合である。
・で、夕食を済ませた後、風呂にも入らず爆睡してしまい、起きたのが深夜2時。もう充分寝てしまったので眠くない。取りあえず風呂に入って、その後はずーっとパソコンをやる事とした。
・で、近頃Librettoの具合が悪いのである。起動してもデスクトップに一切アイコンが出ないとか、青VGA画面(自動クリーニング画面PAT.PEND.)に起動した直後なってしまったりするのである。先日パワーマネジメントの設定を自分ナリに煮詰めた時からこの現象が起こっているような気がする。ヒロ氏のハナシによると、パワーマネジメントってのは結構不安定な事をしているらしい。するとやはりそれが原因か...
・結局Librettoも未だUSB FDDが使用できないproblemもあるし、ついでの意味でOS再イソストールする事とした。今度はWin98である。これだとタスクマネージャも動かせるし、USB
FDDも使えるだろうし、パソコン内の温度も解るので面白そうだ。しかし、モバイルパックと言うことで、10円メールだのNifty
managerだの、くだらないソフトがてんこ盛りなのが最大の欠点なのだが...特に、Nifty
managerに関しては、アンインストール時に“Niftyのアクセスポイントや接続アカウント等の設定ファイルを消去してよろしいですか?(y/n)”の質問ダイヤログに“いいえを強く推奨”と注釈があるのにはムカついた(笑)。こういうのがあるからインストール初期時から1.2GBも使用されているのである。しかもWin98だとIE4を強制使用されるのでこれまたいかん。IE4はファイルマネージャとブラウザが混ざっているから、グチャグチャで解りづらい。しかも、“Windowsへようこそ”では、ヘンな音楽まで流れる。ハイパフォーマンスデスクトップマシンならコレで良いが、コイツはPentium133MHzなんだから、それ相応の軽戦車にしておいて欲しい。結局mp3をダウンロードしながら、リブセットアップしていたら、新聞配達が来て薄明るくなってきた。この深夜活動するってのも、なかなか落ち着けてWebmasterには向いているかも知れない。今度は半田付けに没頭してみようと思う(何か最近特に暗いよな〜)。
20 Jan.2000(Thu.)晴 *給料日
・今日は久々に良い天気である。最近雨が多いので嬉しい限りである。
・今日は、★以後掲載予定トピックスの大精算をする事にしたい。
賃貸アパート小作戦 | 賃貸アパートには家賃がかかると言う事。これは知らなかった〜 すげーな オイ。 |
洋ゲー“Unreal”について | アンリアルって言う3Dゲームがあって、これがGLIDEで動いてVooDooである。 |
パンクの謎 | Webmasterのクルマがパンクしたが、オートバックスだと\1500で修理出来て、安いなぁと思ったこと。 |
暴走族の謎 | 暴走族っていうのは腹下直管でカワサキZ弐なんだよ。と言うこと。 |
Webmaster危機一髪・飲酒検問の怪 | 飲んで運転してて、変な路地でパーカーに捕まってしまったけど、ペロペロキャンディをあげたら許して貰えたと言うこと(嘘だけど)。 |
近頃の電化製品事情 | なんだっけな〜確か洗濯機などはMADE IN JAPANを誇張している所がユニークだと思ったんだけど。 |
ニッカド電池 | ニッケル水素電池より、ニッカド電池の方が、自己放電率が低いから、三洋の戦車デジカメにはツカえると言うこと。しかもニッカドの方が安いぞ。 |
すっぽんぽんルソペソで究極のB.S.E.云々 | 関内駅で陰部のみ布きれで隠した輩が居たこと。このモードは今後も取り入れて貰いたい。 |
18 Jan.2000(Tue.)晴&曇
・停電の謎
・高度成長化時代を経たニッポンでは、“テイデン”などと言うトラブルはめっきり少なくなったが、この日、Webmasterが帰宅した瞬間、悲劇は起こったのである。Webmaster帰宅時に、まずは玄関の照明を付けた。すると約2秒後に切れてしまった。フィラメントが切れたのだろうと認識したが、家人が何か騒ぎ始めている。居間に行ってみると真っ暗で、芯式の普通の石油ストーブだけが橙色に光っている。ここでやっと、我が家のブレーカーが落ちたのだろうと思ったが、周りの街頭も全て消えているようだ。丁度Webmaster自宅の前は開けており、周囲の家が一望できるが、みんな真っ暗である。これはまさしくピニオンギヤに肉が詰まりすぎたか、トライサルorPC
BANK軍団の陰謀に違いない。このゴーストタウン状態の風景は日頃見ることが出来ないと思ったのでデジカメにキャプチャしておけば良かったと今後悔している。
・Webmasterはこのような緊急事態でサバイバルな感じは大変気に入っている。早速マンコル(夜間行楽グッズ参照の事)を取り出し、ビガビガに光らせて周囲に自慢してやった(笑)。 このマンコルの明かりの元でルービーなぞ飲み始めて気分は益々インチキアウトドアである。
・普通、雷とかで停電になっても、数分で復帰する事が多いと思うが、今回は復帰に2時間以上掛かった。夜9時〜11時ぐらいまでである。ヤジーはビデオの予約がDisableになっただのぼやいていたが、Webmasterは何より第一に“Unreal
tournament対戦が出来ない〜”と心配してしまって、明かりが無いだの暖房が効かないだの、根本的な危機感を抱かなかったと言うのは、やはりパソコン中毒なんだろうか...
・ところで、天災などの被害も無かったのに、停電になるとは、どういう原因なのだろうか?遙か遠くに見える家では停電していなかったようなので、この付近30世帯程度が被害を受けた様子である。どこのPOWER
GRIDがイカれたのだろうか?全くアナウンスが無いと言うのもヘンなハナシである。
17 Jan.2000(Mon.)雨
・続 ワイヤレスマイク
・真のピーパーになるには、ワイヤレスマイクはやはりヘビーデューティー仕様に仕上げなくてはならない。 そこで、プラ名刺ケースの大きさ程度のジュラルミンケース(実は単なるタカチのアルミケース)に入れることにした。ECMはケース側面に瞬間接着剤で固定した。周波数調整用の穴も開けて、気分は益々ピーパーである。
・ところが、まず、ケースにECMを固定した時点で、マイクゲインが高すぎる様だ。耳でも微かに聞こえる時計の秒針の音まで聞こえてしまう。半固定抵抗で調整は出来るが、なかなかの感度である。まぁむしろこれぐらい高くしておいた方がベターかも知れない。
・しかし、ケースに入れることでシールド性が高まったハズなのに、周波数が全く安定しない。これでは仕掛けた後、どこで電波が出ているか探すのが大変である。コレに関しては、明日安いプラスチックケースを購入して、再度シールド性の悪いケースに置き換えて再チャレンジしてみよう。
13 Jan.2000(Thu.)雨
・Webamsterは幼少の頃より電子工作が好きだったが、高校3年ぐらいからめっきりハンダゴテを握らなくなった。大学4年の時は卒論ではオシレータを何十個と作ったので、半田付けは頻繁であったが。
・で、充実した余暇を過ごすために(笑)考えたのが“今更ワイヤレスマイク”の製作である。秋月電子で\1,000なJRCのモジュールIC使用のキットは、MPXミキサも付いているので、ミニFMステレオ放送局が出来る。どういうワケか、部屋をあさるとこのキットが2セット発掘された。最近は秋月キットを買うは良いが、結局作らずコヤシとなっているのが原因だろう。
・で、ローカルと無線で話しながら2時間程度で組み上げた。しかし、無変調しか出ない。消費電流も定格きっちりで、誤配線は無い模様。ECMの故障とも思ったが、さんざん迷った挙げ句、WebmasterのFATAL
ERRORが原因であった。コレについてはちぃと面倒な話しなので、後日に回したい。とりあえず、このマイクで気分はピーパーである(謎)。
・自作でワイヤレスマイクを作ったムキなら解るだろうが、LC共振回路を使った場合では周波数安定度がイマイチであるだろう。最も、FM放送帯はワイドFMなので、占有周波数帯域が40kHzもあるので、大して安定度など気づかない場合もあるが。今回製作のワイヤレスマイクも例に漏れず、FETで最終的に増幅する前の発振回路はLCである(コルピッツの変形みたいな?良くわからん)。これを今常時送信させて周波数安定度をベンチしているが、日によって50kHz程度ズレているようである。最も、普通のラジカセ等のチューナでは、チャンネルステップが100kHz単位なので、さほど問題では無いが。
・そこで、これをクリスタルな貴方に改造すべく、励振回路についてWebで調べてみたが、これといって良いモノがなかなか無い。見つかるのはアマチュア無線家の自分の作った送信機などの自慢ページばかりである。
・そこでひとつ見つけたのに、だけど 恋する部品製作所のムーホーヂーペーを発見した。ここではセラロック(R)やクリスタルのセレクションガイドや、発振(励振)回路のノウハウが書かれたPDFファイルが一通りある。トリマコンデンサ情報もあるよ。この製作所は一般には目立たない電子パーツを宣伝すべく変わった宣伝をしている。立石電気(だっけ?)のWebを仕事がらみでたまに見るが、これよりムラタの方が真面目なWeb作りをしているようだ。Webmasterの仕事では、こういうプリント基板に載せるような回路(特に高周波)の設計は全くない為、全然知識が無いが、こういう分野も面白そうだ。
12 Jan.2000(Wed.)曇
・今日もまた“ワイニケイ対策”としてひたちなか市日帰り出張であり、リブが熱い一日である。しかも今日は別途ソフト屋も呼んでいるので気が楽である。
・さて、昨日のお宝VHSビデオデッキであるが、石油ストーブでほのかに暖めつつ、成人向け映画(PAT)で2時間ものベンチを取ってみたが、何の怪しい挙動も発生しない。巻き戻し、早送りもちゃんと可能である。ひとまずこれは完動品として認定して良いだろう。 12Vで動作出来るから、トランクに設置して走るマルチメディアシアターを製作したい。
・今日のトピックは何にしようか?先週の土曜日に某ケーブルテレビへの加入を検討して、営業マンに屋内配線費用の見積り及び下調べに来てもらった。Webmasterの自宅は両親の家なので、勝手に壁に穴を開ける訳にも行かず、念のためヤジーにも立ち会ってもらった。
・ところが、この営業マン、話に全く融通が利かない。単なるケーブルテレビ会社のメッセンジャーボーイの様で教え込まれた一連の事柄しか述べず、それ以外の話を持ちかけても何にも応じてくれない。実際の屋内配線の方法を打ち合わせようとしても、技術的な(と言っても、かなり素人的なレベル)話は全く持って知らない様だ。結局、ウチとして施工してもらいたい方法を述べるが、それは出来るかどうか解らないので、後日回答しますと言っていたが、未だ回答は来ない。詳細の内容としては、CATV用の5C-FB同軸ケーブル→10BASE-T変換モデムである"TeraPro"の設置位置を押入にしたいと言ったのだが、「こんな押入に置くと熱や湿気によりTeraProの動作環境に相応しくない」等言い始めたので、こっちは「アースもまともに取っていない全自動洗濯機が10年現役で動作する製品が2万円で売られるようになったこのご時世、今日の日本の産業レベルに見合うハナシでは無い」と言ったが、結局折れず、要領を得ないハナシで終わってしまった。さっきの“回答待ち”の内容は、このTeraPro設置位置の事だけなのだが、今日で既に4日経っている。やる気が全く感じられない。配線工事の内容も決まらず、設置位置も決まらずで、何の為に来た営業マンだか解らなかった。営業とは言え、こちらとしてはもっとぶっちゃけたハナシをしたかったのだ。この程度なら、加入のパンフレットを送付してもらうか、実際施工してくれる職人と話をするほうがよっぽど効果があっただろう。
・しかし、すでにこのCATVに加入している梶井氏のシステムにて、UnrealTournamenのNETWORK対戦が出来るかチェックさせて貰ったのだが、何と動いたのである(と言っても、Webmasterは酔っぱらって床に寝ていたので実際見ていないが)。 新規加入料\20,000+配線工事費用\21,000=TOTAL
\41,000は非常に厳しい出費だが、これでアンリアルも出来るし、24時間高速web環境が手にはいるかと考えると、1年ぐらいでペイ出来ると思われる。それと、今まで加入を躊躇していた理由としては、実際イソターネットをやる人間が家族の中でWebmaster一人しか居なかったので、出張が続いてしまった場合は、回線が死んでしまいもったいなかったのである。ところが先日より姉カリ及びカリーにもそれぞれ専用のPCを用意したので、今後は利用頻度も増えてくる傾向にあるだろう。
11 Jan.2000(Tue.)曇
・今日の話題は何と言っても“HARD OFFのススメ”である。
・今日は横浜鶴見区の昭和貝印石油で、先日記載したトピックとは又別種のワイニケイ問題が発生した為、早朝より現場入りであった。この時間、交通機関があるかどうか不明であったので、仕方無しに自家用車で向かった。対策は至って簡単。c:\winnt\system32\に1つのDLLファイルを入れれば良いだけ。五秒ぐらいで終わってしまうのである。
・で、車載用VHSビデオデッキが欲しかったので、帰りに港北の知る人ぞ知る
BOOK OFFの姉妹品であるHARD OFFに行ってみた。BOOK OFFは古本屋だが、HARD
OFFはその古本屋のスタイルをハードウェアに置き換えたモノである。ジャンルは、楽器・パソコン・電化製品(冷蔵庫などのデカモノでは無く、テレビ・ワープロ・ビデオカメラ類。ヨドバシカメラなどで扱っている電化製品と思えば良い)等である。建物は2階建てであり、1階は、動作確認済みであったり、箱・取り説等一式揃った、いわゆるガヤランティ商品。2階はもはや鶴見川のほとりに捨ててあってもおかしくないぐらいのジャンキー製品が山積みである。こちらの製品は、保証は勿論、店頭での動作チェックすら不可。お宝を見つけだせるか否かは客のジャンクテクニックに依存する。無論、Webmasterは2階にしか興味は無い。傾向としてはWebmasterの趣向に合致しているものが非常に多くあり、14400bpsの正真正銘“ボカモデム”が箱に入っているのには感動であった。ウケを狙いたいならソク買いである。
・店内のモノを見ていると、Webmasterのジャンク箱とオーバーラップしてくる。で、このジャンクコーナーで一番の場所を占領しているのはやはりビデオデッキである。動的なメカニズムが搭載されている以上、故障などが多いビデオデッキは一番のコヤシになっているのだろう。値段は、\300〜\3,000円程度。別段新しいモノが高いと言う訳では無いようなので、新しいのに安いのは、やはり何らかの曰く付きなのだろう。
・で、山のように積み上げられたビデオの中には、店員による動作するか否かのコメントがかかれているモノもある。しかし、コメントとしてはかなり頼りない。「電源は入る」「チューナー動作確認」「映り悪い」程度であることが殆ど。勿論全くコメントなしのモノも多くある。さて、この中から動くモノ、或いは簡単な修理で直るモノをチョイス品ければならない。これには熟練が必要である。と言うか、電源を入れさせてもらえないのだから、殆どカンがものを言う瞬間である。ここでWebmasterが取り上げてみたのは車載可能な2way電源仕様の再生専用Hi-Fiデッキである。見た目はそこそこ新しく、ユテピル製であるが、格好悪くは無い。Hi-Fiと言うこともあり、一応レベルメータも付いている。プライスは\500であった。コメントは無し。こいつが動けばかなりおいしい新春お年玉である。これをWebmasterは「新春・見える福袋」と銘々したい。他にも動きそうなモノを探してみたが、もう既に頭はこのユピテルしか考えていない。昔懐かしオーバーヘッドローディングのVHSもレトロな感じで惹かれたが、もはやこんなジョークグッヅを見ているヒマは無い。と言うことで、この\500ユピテルに決定。 動作チェックが楽しみである。
・早速、自宅にて電源を入れてみる。別にスパークしてブレーカーが動作すると言うことは無いようだ。故障しているとすれば、恐らくテープのプーリーを回すベルトドライブ部のゴムが劣化して、トルクが掛かると滑り始めて再生が停止される現象があるのでは無いかと思われた。実際このテのトラブルはかなり多く、Webmasterの自宅にも既にこういう現象に陥ったVHSビデオがある。これは特に、長時間再生すると起こりやすい。多分熱により更にベルトが延びるのだろう。
・で、こんがらがっても良いテープを挿入。問題なくドラムにテープは巻き付けられ、再生準備完了。で、再生させてみる。すると、ちゃんと回転しているようだ。メカニズム系はこれでOKだろう。で、いよいよRCAピンプラグを差してみるが、見事綺麗に映っている。やった〜。
・今後はベルトが“熱で劣化(PAT.PEND.)”現象を考慮して、更にロングタームなベンチを取っていきたいと思う今日この頃である。
10 Jan.2000(Mon.)雨・晴
・Webmasterも含め、この週末は3連休だった方も多いだろうと思うが、皆様はどのようにしてお過ごしになっただろうか?
・Webmasterは日曜の昼から房総半島一泊二日のぶらり旅に出かけ、翌日、宿で起きてみるとなんか雨の音が激しい。元々トタン屋根の古い宿であった為かもしれないが、外を見てみるとザーザー降りである。午後からはからっと良い天候に恵まれ、房総半島の田舎っぽい景色も堪能できたが、雨上がりは海も霧がかかっており、神奈川方面も殆ど見ることは出来なかった。 前回のきまぐれ山梨ツアーに比べて、若干の敗北があった気がする今日この頃である...
7 Jan.2000(Fri.) 雨
・今日は昨日のワイニケイの事についてハナシをしてみたい。 以下の文章は
6 Jan.2000のトピックと時期が逆になるのでご了承頂きたい。
・ひたちなか市の怒濤の出張の後は、早速1月2日に親会社からの呼び出しが発生してしまった。今ハヤリの“ワイニケイ”ってヤツである。「なんか日付が1920年0/月2日になるんですけど〜」と言う事である。月の部分はスラッシュが入るのが面白い。OSはMSのWindows
NT4.0 Workstationであり、後で解ったことだが、サービスパックは1まで(これって、何も当ててないのと同じ事なんだろうか?)であり、早速1月4日に対応すべく、現場に向かった。Webmasterはネットワークで繋がっている上位サーバからのファイルが1920年になっているか、Visualbasic4.0で製作した専用ソフトの条件判別のミスでは無いかと予想していた。念のため、役に立つか解らないSP5をシステム部より拝借して持っていった。まさかこれが大きく明暗を分けるとは思いもしなかったのである。
・VisualBasicの知識がまるで無いWebmasterは、ソースなんか見ても解らない。客は怒り初めてやや緊迫した状況である。で、ダメ元で持ってきたSP5を当てて見ることにした。イソストールに約5分。もしこれで更に状況が悪化したらどうなるのか想像もできない。やがてイソストールは完了し、再起動である。すると・・・直ったのである。後で資料を調べてみると、mfc40.dllが日付変数を使用する際に不具合があると言うことが解った。恐らくVisualBasicなど、大きなお世話.dllの恩恵をかなり受けて動作しているのだろう。MSのパッチなど、何の得にもならないとずっと思っていたが、この時ばかりはMS感謝感激である。
・今日はパッチ当て後の運転立ち会いであり、それが無事完了し帰社したところ、いつもはパソコンの事など全く興味もない部長が、ヤケに気にして結果を聞いてきた。必要最低限しか報告をしないWebmasterの性分であるが、どういう訳か今回は、このワイニケイ問題が社長の耳にまで親会社から直接入ったらしいのである。Webmasterの会社でも対策委員として“y2kタスクフォース”なんて言う格好いい名前がついたウルトラ警備隊のような組織があるので、事実を知った社長はこのタスクフォースに報告を求めたが、勿論タスクフォースは何の連絡も受けていない事から、部長経由でWebmasterにやってきたワケだ。
・普段はコソピュータ等に何の興味も持たないオヂさん方であるが、ことワイニケイに関しては社会的な問題と言うこともあり、結構な興味を示すようだ。報告書も、ただ「SP5を入れました〜」だけでは格好悪いので色々尾ヒレを付けてもの凄いテクノロヂを発揮の末、解決したと言う事にしておいたが、社内ではそれなりの反響があったらしい。
6 Jan.2000(Thu.)晴&クモリ
・結局先日のワイニケイ問題は、このページの読者にとっては至って簡単な原因であった。要はピニオンギヤに肉が詰まりすぎた為に1920年と表示してしまったのである。と言うのは実は真っ赤なウソである。mfc40.dllと大きなお世話.dllが“ワイニケイ”に未対応な部分があったためであり、結局サーヴィスパック5を当てることで解決した。このトピックについては、先日通勤電車内でリブで書いていたのだが、いかんせん今日は会社にリブを置いてきてしまったので、この一連のワイニケイについては改めて掲載したい。
・ところで、この現場(昭和貝印石油)では、他にも随所にWindows NTで動いている生産管理用パソコンがあり、どうみても単なる守衛室のような小屋があり、中に案内されるとペン2のそれなりにスパスピマシンがさりげなく置かれている光景には驚いてしまった。こんな小屋には、電気ストーブと灰皿と、週刊ポストが似合う、そんな感じの部屋であり、とてもペン2部屋では無いと見受けられる。
・で、それらのパソコンはWebmasterの会社の範囲ではないのだが、勿論2000年問題に対するメンテナンスを行っていると客先は言う。で、「今あのマシンはリモートメンテナンス中だ。」と言う。リモートメンテナンスと言うと、さぞ高そうな1クライアント/ウン十万しそうな専用アプリを日本オラクル辺りから購入し、専用線でガッチリ接続された大層なモノなのだろうと思っていた。で、そのCRTを見てみると、普通のWin
NT4.0が動いており、マウスカーソルがひとりでに動いて、色々ウインドウを広げて何かやっている。リモートメンテとはこういうモノなのかと思ったが、非常に不気味な光景である。そのパソコンには一般的なアナログモデム(33600bps)が繋がっており、目下接続中の様でRD
SDがチカチカ点灯している。なんだ、普通の公衆回線を使っているだけの様である。
・で、そのパソコンの傍らに、"pcAnywhwre8.0"なる、ソフトウェアの入った黄色い箱が置いてあった。見てみると、コイツがリモートメンテのソフトであるようだ。SYMANTEC社が発売しており、これはNorton等のソフトも発売しているメーカーである。このソフトの狙いは、外出中に自宅のPCを電話で接続して操作しファイルを引き出したり、ユーザーサポートをわざわざ出向かずにリモートで行えると言うモノである。ActiveXコントロールにも対応している。 で、定価が\16,800とあった。リモートメンテと言えど、33600モデムとこんな安価なソフトだけ構築しているとは驚きである。
・しかし、このマウスの動きやファイルの受け渡しの速度を見ていても、それなりのスムースさが出ているようだ。まぁ3Dゲームが何人もで対戦できる御時世、対して驚愕する事ではないカモ知れないが。
・Webmasterとしては、このソフトが非常に気になり、早速SYMANTECのサイトにてコイツを調べてみた。30日間体験版があったのでD/Lし、早速試してみた。CRCKも見つけた(^^;。
・設定は至ってシンプルであり、ウィザードで2,3項目の入力をする事で、即使用可能。モデムの自動着信も何も気にする必要は無い様だ。自宅の1階と2階で電話回線を使って接続してみたが、ちゃんとウインドウがキャプチャされ、徐々に画面全体を表示してくる。大したモノである。
・勿論、パスワード等の保護機能は万全であり、中にコールバック機能というのがある。これは使えそうな機能である。これを使って、ネットワークとうまく接続できるのであれば、待望の逆ダイアルアップが可能であると踏んでいるのだが...
3 Jan.2000(Mon.)晴
・つひに西暦2000年を迎えてしまった。パソコンもちゃんと動く。Unrealも動く。リソース使用率もこうやってちゃんと書いている。特上うな重も食える。肝焼きも食べれる。何の不自由もない。日本は平和で豊かな国である。
・年末のひたちなか市でのハイタッチ工場では、30日の夕方より、大晦日の夜遅くまでずーっとClean
MIXの中に居る羽目になってしまった。風呂にも入らずにクリーンルーム内着用のマスクをしていると、鼻の中の臭いがリターンしてきて香ばしい香りである。 しかも、大晦日の夕方に作業が終わり、帰ろうかと思っていたら、それを引き留めるかのように工場内の設備が壊れ始めたのである。しかもこれが2回続いた。おかげで作業終了したのは深夜11時である。世の中の人間はこたつの中で紅白歌合戦を見ている時間なのであろう。この工場は死神が宿っているのではないかとつくづく痛感させられた。この調子では、2000年も良いことは無いであろう。
・で、これを書いているのは、もうすでに4日。もうすぐ会社に行かなくてはならない時間なのである。今年は過去と比べて一番正月っぽくない正月を迎えたのではないだろうか?
・で、2日はどこかジンジャーエールに行くべく、メジャー指向に川崎大師に行ってみた。Webmasterは初めて行く場所である。想像通りごった返しており、参拝するのに1時間半程度の待ち時間が必要であった。すると、行列に並んでいる最中に、携帯電話が鳴る。「*あ、もしもしXXX化工建設のXXですが〜。どうもあけましておめでとうございます...」わざわざ挨拶だけの為に電話してくる訳でもないだろう。案の定ワイツーケイ問題なのである。WindowsNTworkstation4.0とVisual
Basicを使ったシステムなのだが、日付が1920年になるらしいのである。別に1920年になったって、1920を2000だと思えばいいじゃ〜んとも思うが、そうも言えないので、明日は午後から現場に行って見てみる予定。ああ、休みたい。